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大学の卒業写真はワニとキス。幼いころから野生動物保護活動を行っていた女性が記念撮影

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 大学の卒業を記念し、ワニにキスをした女写真を撮影した女性が全米のニュースで話題になっている。

 米テキサス州のワニ保護施設「ゲーター・カントリー」で働くキャット・デイリーさん(22歳)は、マクニース州立大学の卒業を記念して全長約4.3mのアメリカアリゲーターと一緒に撮影した。

 7歳のころから動物が大好きで、野生動物保護施設に関わり続けてきた彼女ならではの、型破りな卒業記念写真だ。

大学の卒業記念にワニと記念撮影

 テキサス州ボーモントのワニ保護施設「ゲーター・カントリー(Gator Country)」で働くキャット・デイリーさん(22歳)が、ルイジアナ州レイクチャールズにあるマクニース州立大学の卒業を記念して、ワニと一緒に撮影を行った。

 友情出演してくれたのは、施設の看板ワニ、アメリカアリゲーターのビッグ・アルだ。

 アメリカアリゲーターはワニ目アリゲーター科に属する種で、口を閉じると下あごの歯が隠れる、幅広く丸みを帯びた口先が特徴だ。

 口先がとがり、口を閉じても歯が見えるクロコダイルとは別の科に属する。

 フロリダ州やルイジアナ州などアメリカ南東部の淡水湿地に広く生息し、その地域の食物連鎖の頂点に立つ捕食者でもある。

 ビッグ・アルは推定年齢100歳超、全長約4.3m、体重約450kgの大型個体で、施設を代表するアリゲーターだ。

 地元フォトグラファーのローラ・オグルスビーさんが、紺色のガウン姿でビッグ・アルに体を寄せるシーン、学士帽をビッグ・アルの鼻の上に乗せてタッセルがワニの口の中に垂れ下がるシーン、膝まで水につかりながらワニに向かって歩くシーンなどを撮影した。

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 中でも最も注目を集めたのは、大きく開いたビッグ・アルの口に顔を近づけ、鼻先にキスをする1枚で、その写真は全米のニュースで取り上げられた。

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7歳から野生動物に興味を持ち、保護活動に携わる

 デイリーさんは幼い時から動物が大好きだった。

 7歳のときにワイルドライフ・リハビリ(野生動物を保護・治療し、自然復帰を支援する活動)の現場に携わり始め、以来15年以上にわたって動物たちと向き合い続けてきた。

 大学在学中もゲーター・カントリーでフルタイム勤務を続けながら、一般学・自然科学集中コースの学士号を取得した。

 現在は婚約者のエディとともに施設の運営を担っている。

 デイリーさんは「爬虫類はメディアで必要以上に悪魔化されている。特にワニはそうだ。人間が干渉しなければ、ワニも干渉してこない」と語る。

 卒業写真でワニとともに写ることを選んだのも、そうした誤解を少しでも解きたいという思いからだった。

 「毎日この動物たちとどう向き合っているか、そしてこの動物たちが自分にとってどれだけ大切な存在かを、写真で伝えたかった」とデイリーさんは言う。

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知識と訓練により実現した撮影

 この撮影が成立した背景には、長年にわたるワニの訓練と、デイリーさんとワニの間に築かれた深い信頼関係がある。

 撮影に使われたのはビッグ・アルともう1頭の「ビッグ・テックス」という、長期間にわたって訓練を受けた特定の2頭のみだ。

 フォトグラファーのオグルスビーさんは「訓練されたワニだけが対象で、無作為に選んだワニではない」と明言している。

 施設のワニたちと日常的に接し続けてきたデイリーさん自身も、撮影中に恐怖は感じなかったと述べている。

 オグルスビーさんの夫はかつてゲーター・カントリーでワニと格闘するショーを行っていた人物だ。

 野生のワニは非常に危険な動物だ。

 今回の撮影はあくまで、長年の訓練と専門知識を持つプロの管理下で行われたものであり、一般の人が野生のアリゲーターに不用意に近づくことは絶対に避けなければならない。

これが彼女の歩む道

 ゲーター・カントリーはヒューストンから東へ約130km(80マイル)に位置する約6万㎡(15エーカー)の施設で、常時450頭以上のアメリカアリゲーターを収容し、年間約250頭を受け入れるテキサス州最大のアリゲーター捕獲・保護施設だ。

 野生では生きていけないワニを保護し、できる限り良い環境で生涯を全うさせることを使命としている。

 かつて乱獲により絶滅の危機に瀕したアメリカアリゲーターは、州・連邦政府による保護活動が実を結び、現在の野生個体数は100万匹以上に回復している。

 ゲーター・カントリーのような民間の保護施設が担う救護と教育の活動も、アメリカアリゲーターの個体数回復を支える力のひとつだ。

 デイリーさんは「保護の側面も好きだが、教育の側面も同じくらい好きだ。人々がこの動物たちを実際に見て触れることで、そんなに怖い生き物じゃないとわかってもらえる」と語る。

 卒業後の進路についても、デイリーさんの気持ちは揺るがない。「正直、もうすでに夢の仕事に就いている。だからここに残って、これからどこへ連れて行ってくれるか見届けるつもりだ」。

References: Glamorous coed takes insane graduation pics of her kissing 14-foot alligator / She spent her college years caring for gators, then featured them in her Texas graduation photo shoot

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