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銀行の窓口に車椅子で遺体を運び、融資を受けようとした女が捕まる

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(著) (編集)

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 ブラジルのリオデジャネイロで信じられないような事件が起こった。車椅子に男性の遺体を乗せた女が銀行の窓口を訪れ、男性の名義で融資を受けようとしたのだ。

 様子がおかしいことに気づいた銀行員が通報し、女は身柄を拘束された。防犯カメラの映像には、動かない男性に無理やりサインさせようとする女の姿がとらえられていた。

車椅子に「叔父」を乗せて銀行窓口に来た女

 事件が起こったのはリオデジャネイロにあるイタウ銀行の支店である。2024年416日、車椅子を押して窓口を訪れたエリカ・デ・ソウザ・ヴィエイラ・ヌネス容疑者(42)は、担当者に向かい、男性の名義で融資を受けたいと申し出た。

 希望する融資額は17,000レアル(約50万円)。話を聞くと、男性はエリカ容疑者の叔父にあたるパウロ・ロベルト・ブラガさん(68)とのこと。融資の理由は、家の改築とテレビの購入だそうだ。

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動かない男性を不審に思った職員が通報

 だがどう見てもパウロさんの様子がおかしい。エリカ容疑者はなんとかパウロさんにペンを持たせようとするのだが、パウロさんはペンを持つどころか、頭をまっすぐに保つこともできないように見える。

 エリカ容疑者はグラグラするパウロさんの頭を支え、何とかしてその手にペンを持たせようとする。

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image credit:X

実は男性は既に死亡していた!

 銀行の職員が「具合が悪いのでは?」と声をかけるが、エリカ容疑者は「いつもこうなの」と取り合わず、パウロさんに話しかけ続ける。

おじさん、聞いているの?
ここにサインするのよ!
ほら、ちゃんとペンを持って!
具合が悪いの?
病院に行きましょうね。

 だが、パウロさんは何の反応も示さない上に、その顔色は真っ青だ。不審に思った銀行職員は、この様子を記録するために撮影を開始。同時に救急隊を呼び、到着した医師がパウロさんの死亡を確認した。

 すぐに警察にも通報され、エリカ容疑者は詐欺と窃盗未遂、および遺体冒涜の容疑で逮捕された。

 調べによると、パウロさんは少なくとも銀行に到着する2時間前には死亡していたと見られている。死因は逆流性誤嚥による心不全と判明した。

 だがエリカ容疑者側は、「まだ生きていた」と主張。この時点では、単なる言い逃れだと思われていた。

実は家を出たときにはまだ生きていた可能性も?

 ところが18日になって、男性が実は生きていた可能性があるとの調査結果が、警察から発表された。

 その発表によると、エリカ容疑者とパウロさんを銀行まで乗せた配車アプリの運転手が、車に乗った時にはまだ息があったと証言しているそうだ。

 銀行には車で乗り入れることができなかったため、運転手は近くのショッピングセンターまで二人を送り届けた。到着した際、パウロさんはまだ生きており、自分で車のドアを押さえたという。

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image credit:CNN Brazil

 さらにショッピングセンターの防犯カメラには、車椅子を押しながらウインドウショッピングを楽しんだり、カフェで寛いだりしているエリカ容疑者の様子がとらえられていた。とても遺体を乗せている様子ではなかったようだ。

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image credit:CNN Brazil

 ただし、ショッピングセンターの従業員の中にも、その時点でパウロさんが「確実に亡くなっていた」と証言する者も。その従業員がエリカ容疑者に話しかけると、怯えたようにうつむいていたそうだ。

真相究明のための捜査は継続中

 この事件の捜査を担当しているファビオ・ルイス警部は、次のように語っている。

多分、ショッピングセンターに到着したときは、パウロさんはまだ息があったのかもしれない。

 だが、そこの防犯カメラでも、既に頭がずり落ちてしまう様子が記録されていた。少なくともパウロさんはその日、外出できる状態ではなかったはずだ。

 また、エリカ容疑者はほかの銀行も訪れ、少なくとも3回、パウロさん名義での融資を試みていたらしい。

 この事件の調査はまだ継続中だが、死んだ後も利用される事態になってしまったパウロさんのためにも、真相が明らかになることを祈りたい。

 銀行窓口で撮影された実際の映像はこちら。モザイクがかかってはいるものの、ショッキングな映像なので、閲覧する場合は注意してほしい。

References:Brazilian woman brazenly wheels elderly man’s corpse into bank to co-sign a loan for her: ‘Uncle, are you listening?’ /Bizarre: Woman brings corpse to bank to co-sign, trying to fool banker into giving her $3,000 (video) / Cadaver levado a banco quase caiu da cadeira de rodas, diz testemunha他 / written by ruichan/ edited by parumo

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この記事へのコメント 27件

コメントを書く

  1. こんなのの相手させられた銀行員がかわいそう

    • +11
  2. 鐘の為なら親類の命を冒涜できるとか世も末だな。
    だいたいこのおっさんが融資を受けたとして誰がどうやって返済するつもりやったんや。

    • +7
  3. ペン持たせようとしてたんなら脈があるか無いかわかる筈。死んでるのに気づかないわけない。以前も似たような記事あった気がする。年金受け取ろうと、爺さんの遺体連れてきたやつ。

    • +5
    1. >>6
      ペン持たせる時にいちいち脈の有無なんて確認するか?
      まぁ問題はそこじゃないとは分かってるが

      • +7
  4. さすがに家を出る前から亡くなってたならもう少し何か細工をしそうだしウインドウショッピングなんかしないだろう。てゆーかオジサン死んだ→生きてる芝居をしたら銀行融資を受けられるかもとか支離滅裂でサイコパスですらない

    • +9
    1. >>10
      叔父さんが死にそう→息があるうちに融資受けさせないと、で外出中に亡くなったのか
      外出中に叔父さんが死んだ→死亡証明出てないうちに叔父の名前で融資受けないと

      のどっちだろうね
      いずれにしても不気味すぎる

      • +2
  5. 仮に生きてたとしても、ここまで動かない体で銀行に来るのか?
    生きようがあぼーんしていても有罪だ

    • +6
    1. >>12
      カンカンノウを踊らせるんですね。

      • +2
  6. ジョナサン・ジョースターに抱きしめられたディオ・ブランドーの気分です。

    • 評価
  7. 死んだ人間なんて触ったことないからワイなら気付かんかも

    • +1
  8. 容疑者のほうはモラルだけじゃなく知的にも問題あるんじゃなかろうか

    • +5
  9. 『天才バカボン』あたりに有りそうな話でゾッとした
    現実はマンガよりも非情だ

    • +2
  10. 「ちょっと顔色が悪くて脈がないだけなのに融資が受けられないってどういうことよ!」

    • +4
  11. ニュースで見たけどこれすげーサイコ案件だよな
    死体のこと人形みたいに扱ってるし
    来るまでの道のりとか、知らずに同席してる周りの人のこととか考えると無気味すぎる

    • +5
  12. 見た感じ、死後硬直が始まって間もないのかなと。
    死後硬直は死後二時間くらいで始まって、八時間くらいで全身が硬直するらしいです。

    • 評価
  13. 逆流性誤嚥による心不全ってことだと、誤嚥性肺炎じゃなくてそれが窒息の原因となっていて普通むせるはずだと思うが…

    確かに死後のお金下ろすの手間だけどさぁ…

    • 評価
  14. 3件も銀行回り…
    この男性が生きていたとしても
    普通に考えて
    意識が鮮明でない人を理由して
    お金を騙し取ろうとしてるのバレバレ

    • +6
  15. 死後硬直とか腐臭はまだしてないみたいだから直前まで生きてたのは本当なのかな

    • +4

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