この画像を大きなサイズで見るアメリカの国防高等研究計画局「DARPA」が、月面での鉄道開発に向けて軍需企業ノースロップ・グラマン社と開発契約を交わしたそうだ。
これは月建築能力に関する10ヵ年研究「10 Year Lunar Architecture Capability Study」の一環として行われたもので、月面の恒久的有人コロニー建設を見すえた野心的なプロジェクトだ。
コロニーを見据えて月面鉄道による輸送ネットワーク
月面鉄道には、どこかしらロマンを感じさせる響きがあるが、その印象よりずっと合理的なものだ。
地球の4分の1の直径をもつ月は、アフリカ大陸に匹敵する面積がある。このような広大な土地で人類が生きていくには、さまざまな拠点をつなぐ輸送システムが必要になる。
その物流的な意味合いもさることながら、鉄道は厄介な月の塵にうまく対応するためのものでもある。
月の塵は非常に細かい粒子だ。湿気がほとんどない月では、静電気の作用でのこれが宇宙服や機材に付着し、ただ汚すだけでなく、ヤスリのように摩耗させてしまう。
だから月面の移動を鉄道で行い、できるだけ人間や機材に付着することを防ぐのは大切なことだ。
鉄道は環境的にも優れているだろう。もちろん鉄道ではなく、月面バギーで移動することはできるし、それはこれまでもこれからも使用されるだろう。
だが、それでは月面に二度と消えない車輪の跡がついてしまう。
地球でなら、大地にタイヤの跡がついても、雨や浸食の作用ですぐに消える。ところが雨が降らない月面では、何十億年もの間それが残る。
だから、たとえ見た目上のことだったとしても、できる限り月を綺麗に保つ努力は必要だろう。
この画像を大きなサイズで見る今後10年で進んでいく月の利用
次の10年で、月の利用は大きな転換点を迎えるだろと言われている。
そこでDARPAは今後10年間をめどに、月のインフラを整えるべく、革新的な技術的アプローチをを行っていく。このプロジェクトは「10 Year Lunar Architecture Capability Study(LunA-10)」と名付けられ、今回の月面鉄道の開発計画もこの1つにあたる。
DARPAが契約を交わしたノースロップ・グラマン社の任務は、月の鉄道網に必要となるインターフェースやリソースを整理し、コストを見積もり、技術・物流上のリスクの検証し、デザインやアーキテクチャーのプロトタイプを考案するなど、月面鉄道に必要となる諸々をまとめることだ。
ほかにもロボットで鉄道を建設する方法や、メンテナンスを行う方法なども検討される。
この画像を大きなサイズで見るノースロップ・グラマン社戦略的宇宙システムの副社長兼ジェネラル・マネージャーであるクリス・アダムス氏は、この未来的かつ野心的なプロジェクトについてプレスリリースで次のように語る。
この重要な開発研究への投資は、当社の技術を次世代ソリューションの最前線に立たせるものです。
複雑なシステムの統合や商業自動サービスの分野で裏打ちされた経験により、私たちはこれからも持続可能な宇宙エコシステム構築へ向けて変化を創造し続けます
References:DARPA and Northrop Grumman’s railway on the Moon / Northrop Grumman to Develop Concept for Lunar Railroad | Northrop Grumman / A Framework for Optimized, Integrated Lunar Infrastructure / written by hiroching / edited by / parumo
















1000年後でも実現してない気がする
月面鉄道かっこいいけどちょっとイモムシみたいwメタリックイモムシ
重力1/6だっけ?
イラストの鉄路はカーブですっ飛ぶ気がする。
リニアは浮遊したレゴリスの鉄分を考えるとチューブで包む必要があるし、できるとしたらモノレールかな?
真面目な話、こういうのって科学的考察も工夫もなしに「無理だ」って言っちゃう人が多くてなんだかなあと毎回思う。理工学部の学生でもそういう学生が増えてる気がするしね。
要は、月面基地間の効率的で安全な交通網の計画だろ?100年後のためでも今から基礎的な考察・研究は必要だと思うし、それは地球上での科学技術貼っての一環になると思うよ。
>>5
>>6
真空だから振動で巻き上げれない限り月の砂「レゴリス」は構造体に付着しないと思うぞ。
静電気の問題等あるけど…
ヒトは大人しく地球で過ごそうね
宇宙空間に工場を作り、そこから持っていく手なら土地代は
タダゆえ10年でも可能だが、工員の居住スペースとか
肝心な工場もねえし、後100年でもきついぜ
月面鉄道999が開業したら夢がありますね
松本零士先生もきっと喜ぶでしょう
それこそハイパーループにワンチャンあるのでは?
月震は大丈夫なの?
地上から宇宙に遅れる質量は、地球の全資源を使ってエベレスト一個分だそうだ
よほど高価なもの以外はビジネスにならんと思う
途中で頓挫しているに一票
現実的なのはモノレールの機構でしょ
文明の進化の過程としては、次は恒星を覆うダイソン球の建設に行くことになるだろうけど、あまりにハードルが高いからその足がかりとして、母星の惑星を覆う規模のエネルギー機構の建設が必要。
それでも十分にハードルが高いけど、地球は幸運なことというか必然なのか、直径が母星の4分の1もある巨大な衛星があるから、かなり恵まれていると思う。だからこのまま文明が進化していくなら月への進出は自然なんじゃないかな。いつになるかは別にしても。
モノレールみたいにレールをガッツリ掴んでないと飛んでくよなw
「無理」だとか。いまだに知識や意識が50年前の人が多いな
ただこれ以上遅延させないためにもスペースXは”スーパーヘビー”をさっさと完成させてくれ
>>16
乗務員室よりオイルタンクのほうが遥かにデカい現状の宇宙船ではコストに見合わないんだよ
荷台と荷物なんてまだまだ
>>21
基本的には再利用可能宇宙船での運用が主流になるのでコストはかなり下がるよ
構想では一回の打ち上げ費用が1000万ドル(11億円)程度になる予定
250トンをLEOに上げられるロケットなのを考えると破格なお値段
過去に月に行ったサターンVがその半分程度のペイロードで一回の費用が24~35億ドル(wikiより2007年度換算)だったのを考えると現実的
ちなみに「LEOに250トン」は50回以上の打ち上げを要し、400トン近い重量のあるISSがわずか二回の打ち上げで完成する程度の容量です
ただ今回の月面開発の前提に「”スーパーヘビー”が完成すれば」があるので、完成しない限りは計画はどんどん遅延していくのだけどね
ロマンあるなあ
「月には価値が無いからもう二度と行かない」って
アメリカ政府は言うてたけど…
月面計画系を見ると日本の規模が足りなかったせいでアルテミス計画はかなりの国家に分業することになったことが悔やまれる。技術はあるのに政府が軽視してきたせいで取り逃した獲物が大きすぎるなぁ
所で月って誰(国)の物なんだろう?
将来的に揉めないのかな
>>23
一応、誰の物でもない
ただまぁ、早い者勝ちで揉め始めたとこでそれまでの分は固定だろうな
>>23
月については紛争を抑止する目的での国際的な取り決めがある。(月その他の天体における国家活動を律する協定)
この取り決めをSF小説的に解釈すると“科学探査”と言う建前があれば、商業施設でも占有が可能。地球外知的生命の探査してればOK。具体的にはパラボラアンテナに有意信号を解析する機械をつければいい。(小説「第六大陸」)
一旦占有したら建前さえ残せば恒久的な支配地域に難癖をつけるのは難しい。
ただし、これは古い理屈なので月開発が始まったら変わると思う。
具体的には、月の水資源(飲料、酸素水素に分解すれば燃料になる、畑、畜産、工業に必須)をめぐる紛争や、月による地球からの独立運動(小説「月は無慈悲な夜の女王」)が起きたら変わる。
月面鉄道666
なんでノースロップ?
救済措置か何かかな?
松本零士が絡んでる?
「汽車は~光の海へ~♪」もいいけど
「冒険が始まる~ドキドキが始まる~♪」かな~
スペースXの成功で古い技術でも大規模プロジェクトを推進する力になると改めて宇宙開発に着目したんだ
何事も基礎があって今があるから技術のスピンオフには夢を実現に導くフロンティアスピリットを生み出すと
ガンマ線バーストがぶち当って、生命絶たれますよ!!
何なの、月では早い者勝ちで好き勝手していいわけ?なんだかな~
取り敢えず、アメリカさんは自国の高速鉄道を何とかしてから大気圏外に鉄道進出したらいいと思うの。