この画像を大きなサイズで見るかつて日本の南からニュージーランドにかけての地域に、太平洋の4分の1をおおうほど巨大なプレートが存在したことが判明したという。
オランダ、ユトレヒト大学博士課程の学生が、日本・ボルネオ・フィリピン・ニュージーランドなどの山地帯を綿密に調査し、11年前に予言されていたそのプレートの存在を明らかにした。
ジュラ紀までさかのぼれるそのプレートは、「ポントゥス(Pontus)」と呼ばれている。
地球の表面を覆う岩盤の「プレート」
プレートとは、地殻とマントルの最上部を合わせたもので、地球の表面を覆う岩盤のことだ。大陸プレートと海洋プレートがあり、海洋プレートは大陸プレートよりも強固で密度が高い。
プレートの動きは、大昔の地形や気候に大きな影響を与えており、この惑星の歴史をひも解く重要な手がかりとなる。
それだけではなく、レアメタルのような貴重な資源が眠っている場所を探し出すヒントにもなる。
だが1つ厄介なのは、プレートは移動しながら他のプレートの下に沈み込んでしまう場合があることだ。そしてそのままマントルへと消えていってしまう。
そうしたプレートは地表からほとんど見えなくなるが、その名残を今でも見ることができる。
ときおりその上にあるプレート同士が離れ、スキマから噴出した溶岩によって海嶺が作られることがある。そうした中に、太古のプレートの姿を今に伝えるカケラが残されているのだ。
そうした場所の1つがフィリピンだ。
オランダ、ユトレヒト大学博士課程の学生スザンナ・ファン・デ・ラゲマット氏は、この地域について次のように説明する。
フィリピンは異なるプレートが複雑に組み合わさる接合点に位置しています。この地域はほぼ全体が海洋プレートで構成されていますが、海面から隆起している部分もあり、岩石の年代はまったく違っています
ジュラ紀にさかのぼる巨大海洋プレート「ポントゥス」を発見
今回の研究でラゲマット氏らは、日本・ボルネオ・フィリピン・ニュージーランド・ニューギニアの地質学的データから、日本とニュージーランドに挟まれた地域のプレートの動きを再現してみることにした。
すると、そこにはジュラ紀(約2億~1億4400万年前)までさかのぼる巨大な海洋プレートがあっただろうことが判明したのだ。それは太平洋の4分の1をおおうほど巨大なものだったという。
決め手になったのは、ボルネオ北部のフィールドワークで採取された岩石サンプルだ。当初この岩石は、すでに知られているプレートの残骸だと考えられていた。
ところが詳しく分析してみると、その岩石はもともとボルネオよりもずっと北にあっただろうことが明らかになったのだ。
このことから、このプレートがこれまで知られていなかったものであることが判明した。
この画像を大きなサイズで見るプレートの存在は11年前に予言されていた
じつはこのプレートの存在自体は、11年前に予言されていた。
ある研究チームがこの地域の地震データを調べたところ、地震波になにやら乱れがあることがわかったからだ。
それは地震波が沈み込んだプレートを通過するときに生じるもので、現在の太平洋西部には大きな沈み込み帯があるだろうと推測されていた。
今回「ポントゥス」と名付けられたその海洋プレートは、1億5000万年以上の間、日本南部からニュージーランドにかけてをおおっていた。
その名残は、ボルネオだけでなく、フィリピン西部のパラワン島や南シナ海でも見つかっているそうだ。
この研究は『Gondwana Research』(2023年9月29日付)に掲載された。
References:Plate tectonic surprise: Utrecht geologist unexpectedly finds remnants of a lost mega-plate – News – Utrecht University / Plate tectonic surprise: Utrecht geologist un | EurekAlert! / written by hiroching / edited by / parumo














壮大な話過ぎてこえええ
遥か未来、日本も海の底に沈んだりするんだろうか
現在の太平洋プレートは太平洋の大部分を覆ってるから
このプレートはそこまで巨大でもないような。
今ある14~15枚のプレートの中じゃ中堅相当だと思う。
つまり、どういうことだってばよ?
ほぼフィリピンプレート含む位置な気がするけど別物になったって事か?
図の通りだとフィリピンプレート自体は遥か南に下がっちゃってるね
>>4
フィリピン海プレートは形成時期が約5000万年前と、プレートの中では割と新参者なのよ。結構新しい。
海洋プレートって中央海嶺からほぼ2つに別れてると思ってたわ
もっと複雑なのね