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新たなスタンダードとなるか?軽量で携帯しやすい空気で膨らむヘルメット

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(著) (編集)

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image credit:inflabi
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 自転車用ヘルメットといえば、日本では今年4月から全年齢の着用が努力義務になり周知活動が行われている最中だが、かさばるヘルメットの持ち運びや保管場所に正直悩むとの声もちらほら。

 そんな悩みを解決しそうなヘルメットが近ごろ話題になっている。ドイツの工科大学出身者が開発したサイクリスト用ヘルメット「 Inflabi(インフラビー)」だ。

  Inflabi は空気で膨らませるタイプで折りたたんで持ち運びできる。またヘルメットとしても優れており、その安全性は従来型のものより高いという。

 先月末にお披露目されたばかりという最新の自転車用ヘルメットをみてみよう。

Inflabi – der aufblasbare Fahrradhelm

空気で膨らんで小さくたためる自転車用ヘルメット「Inflabi」

 Inflabi(インフラビー)は都市部のサイクリスト向けに開発されたインフレータブル(空気注入型)の自転車用ヘルメットだ。

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 開発チームのヨナス・エンゲルハルトさんが解説する動画によると、使用前の Inflabiは、たたむとこんなにコンパクト。

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 使う時は付属のポンプでバルブから空気を入れて膨らませる。

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 適切に膨らませたInflabiは、従来のヘルメットと同様に被るだけで走行中のサイクリストの頭部を安全に保ってくれる。

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 使い終わって空気を抜けばまた小さくなる。浮き輪のように膨らませるひと手間はあるものの、一般的なヘルメットよりかさばらず場所もとらないのはありがたい。

空気を抜けば小さくなって手軽に携帯

 先にも述べたがこのヘルメットの利点の一つが、持ち運びやすさだ。

 Inflabi はポケットに収納できるほど小さくたためるので気軽に携帯できる。折りたたみ傘と同じくらいかな?

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image credit:inflabi

 この付属のポンプとバルブシステムについては再設計を予定しており、さらにスリム化し、ユーザーに必要な空気圧に達したことを表示するゲージを組み込む予定だという。

 そのため、最終的な総重量はわからないが、先月発表した試作品の総重量は140g だったそう。

 一般的な自転車用ヘルメットは200~300gほどで、200g以下は軽量になるというから相当軽いんじゃなかろうか。

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image credit:Jack Luke

従来のヘルメットより最大4倍も安全

 空気室(空気で満たされた袋状の構造)をもつ Inflabi のヘルメットは、従来のかっちりしたフォームヘルメットよりも優れた衝撃吸収性を提供する。

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image credit:inflabi

  このユニークな技術は、サイクリストに最高レベルの安全性をもたらすために設計された。公式サイトによると、従来の自転車用ヘルメットより安全だという。

 一般的なEPSフォーム(発泡スチロール)ヘルメットは、衝突時にフォームが圧縮もしくは割れることで衝撃を分散する。

 一方 Inflabi はエアバッグのように空気室の圧縮により衝撃を分散する。これにより従来の自転車用ヘルメットと比べ、最大4倍もの安全性を見込めるという。

 なお生地は選定中で、生産までに耐摩耗性が高くリサイクルも可能なものを模索中とのこと。

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image credit:Jack Luke

国際見本市で発表。価格は2万3600円ほど

 ドイツのダルムシュタット工科大学出身のチームが開発したこのヘルメットは、今年6月末にドイツで開催された自転車業界の最大の国際見本市、ユーロバイク2023で発表されたばかり。

 そのため価格は現時点では未定だが、メディアによると約150ユーロ(約2万3600円)ほどになるもよう。なおサイズは4種類で、8月には300個限定で先行販売を予定している。

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image credit:inflabi

新たなヘルメットのスタンダートとなるか?

 ヘルメットは走行中に起こりうる交通事故から大切な頭部を守ってくれる心強い味方だ。

 その効果をわかっていても使用をためらう人々からは、かさばるので持ち運びも置き場にも困るという声が多い。

 あとは重さで髪型が崩れるとか夏は蒸れるとか服装とちぐはぐになるからちょっと…なんて声もあるそうだ。

 でもこれくらいコンパクトなら手に取りやすく持ち歩きもしやすい。楽に携帯できれば万一の事故に備えてつける人も増えるだろう。

 販売前でカラー展開などは不明だが、ドイツらしいスタイリッシュなデザインでおしゃれなんじゃないかな。

 2023年7月の法改正 で電動キックボードが免許不要になったので、携帯に便利なこのヘルメットなら、キックボードに乗る際の身の安全も守れるんじゃないかな?ヘルメットの着用は努力義務ということだから。

References:newatlas / inflabi / bikeradarなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 36件

コメントを書く

  1. エアバッグを頭に被ってるみたいなもので
    たしかに保護効果はありそう

    使おうとしたらパンクしてたなんて事にならないよう
    日頃の点検は忘れないようにしないとだけど

    • +9
  2. 努力義務化に成って買わんとアカンと思てたけど、もうちょつと待と

    • +2
  3. 自転車のヘルメットは独特過ぎて主流のママチャリには
    全く合わない。
    なので自分は帽子型を愛用してるけど、今回の場合は旧
    東側の戦車ヘルメットかと思うくらい更に目立ち度アップ
    自転車の場合目立ってなんぼなので安全性ではいいものだけど
    これを愛用するにはかなり悩むぜ

    • +1
  4. これ!こういうのを探してた
    でも手に入るのは相当先になりそうだな

    • +2
  5. 2万円強なら高級なスポーツ用ヘルメットくらい。ヘルメット用のボンベが携行できるかな?ロードバイク用の小型手動ポンプで代用できれば何とかなるかも。

    • +1
  6. 乗り物用ヘルメットは瞬間の衝撃だけじゃなくて
    地面を滑っていくときの摩擦ダメージからも守れなきゃ
    いけないんだけど、これ100mの摩擦を耐えられるのかな。
    全く何もないよりはるかにマシってレベルかな。
    バイクで事故った人って頭まで数ミリまで削れたヘルメットを
    記念品に持ってたりするから耐摩耗性も大事なんだよね。

    • +14
    1. >>6
      この人自転車で転んで100メートル滑るのかな

      • -1
      1. >>27
        交通事故で100m程度引きずられるくらいは珍しい事じゃないと思う

        • +1
  7. チャリ乗りの自分はデザイン性と軽さで今のヘルメット選んで結構気に入ってるけど
    唯一かさばるのがネックだった。
    こっちは折り畳めるならカバンに入れておけるので災害時にも活躍しそうだな。
    値段に関してはもっと普及すれば下がるだろうからあとはデザインかなあ…
    ただ柔らかいからコレだったら帽子っぽいおしゃれなデザインにもできそうではあるから今後に期待したいな。

    • 評価
  8. >使う時は付属のポンプでバルブから空気を入れて膨らませる。

    めんどくさ

    こういうのは流行らない

    • +4
    1. >>8
      ポンプも携帯することになるなら普通のメットで良いやってなるよね
      タバコの箱くらいのサイズで空気を抜く機能もあればなあ

      • 評価
      1. >>15
        今はモバイルバッテリーよりも小さな
        手のひらに収まるサイズの自転車用電動ポンプも市販されていますよ

        • 評価
  9. ママチャリくらいの速度ならまぁギリギリアリかな?って所だけど、競技用の自転車やバイクは無理だな

    • +5
  10. 慥かに持ち歩き易さは重要かも
    後は…スポーツ目的じゃない人にも使い易いデザイン性かな

    • +2
  11. 日本製でこれの改良版が出て、折りたたみ安いのが出たら…
    で、アマゾンに「これは日本製です」なんて買いてあるメイドインチャイナのパチもんが売られて死亡事故までがテンプレ
    あ、俺チャリンコ乗らねーや

    • -3
    1. >>11
      適切に使用されていなかった
      までがテンプレやな
      amazonとチャイナのコンビを甘くみたらいかんよ

      • 評価
  12. 2重防止出来ればいいが空気だけでは守れない

    • +2
  13. 今の自転車用部屋は、2000円から5000円の範囲が売れ筋、2万5000円程度で売り出すってのは、それを気軽に買える階層の所得者向けという事で、多くの一般庶民には今のところ関係ない話だよね。

    • +1
  14. ちょっと高いと思うけどこの値段で命が救われる可能性があれば安い物か
    コンパクトになるし持ち運び簡単だし

    • 評価
  15. 自転車の空気入れで入れられそうね

    • 評価
  16. これをかぶるぐらいだったら
    ラグビーのキャップでいいや。

    • 評価
  17. 災害用にも良さそう量販されれば価格も下がるだろうし

    • 評価
  18. 興味深いけど、見た目と価格に難があるな。街乗り向けのヘルメットが何個も買える。

    • 評価
  19. 携帯する場面が思い浮かばないんだけどヘルメットってそんな持ち運ぶもんなの?
    自転車と一緒に置いとくイメージなんだけど。

    • 評価
  20. これ洗濯機にポイっと入れて洗えて長持ちするならアリだと思う。
    ただ毎回膨らますの面倒くさそうでそこが結構ネックだと思う。

    っていうかヘルメット嫌なら皆さんカスクとかどうですか?
    あれ普通の帽子に合わせやすいですよ。

    私はヘルメット択一ですね。スポーツモデルは驚くほど快適なので。
    自転車のって風受けてる限りあれほど快適なかぶりものは他にない。
    ガンガン空気吸い込んでヘルメットと髪の毛の間をきれいに気流が流れて後ろに抜けるから
    本当に涼しい。太陽光も直接頭皮を照らさないから熱も篭らず本当にいい。

    • +1
  21. 登山用に最適だと思う
    動画の空気入れは重そうだけど
    軽い製品もあるだろうし

    • 評価
  22. 色によっては脳のように見えてギョッとしそう。

    • 評価
  23. 値段設定がおかしい。5千円でも高い。
    そしてこの手の材質で空気入れて膨らますやつなんか半年もしないうちに空気漏れる。
    アマゾンのレビューが三日で空気漏れた!とかで埋め尽くされそう。
    空気抜いて折りたためる便利!コンパクト!って毎回空気入れる・抜く手間暇考えたら大したメリットにはならん。
    帽子タイプのハード素材のヘルメットの方が簡便で安心安全。

    • -1
  24. 自転車はともかく、災害時によさそう。

    • 評価
  25. 折り畳みの自転車用ヘルメットは普通に2万とかするんだよね。
    工事現場でつかうようなヘルメットの折り畳み版も売っててそっちは数千円からあるんだけど。そういうメーカーが自転車用出してくれないかなあ。
    今回のもいいけど高いよね。

    • 評価
    1. >>32

      そんなにしない。スポーツモデルのエントリーモデルだって安くて9000円台。

      そもそも「折り畳み自転車用ヘルメット」って何ですか?

      私はそんなニッチでぼったくりもの見たこと無いんですが。ホームセンターの怪しげな商品か何かですか?

      • 評価
    2. >>32
      通常の自転車用ヘルメット2000円代からあるのに、ぼったくられてない?

      • 評価
  26. もうちょい安くて撥水加工しておけば自転車に置いとけそう。
    あと、色によっては脳みそっぽく面白い感じになりそう。

    • 評価
  27. 外殻部分に亀甲型の強化プラで パネル状に配置して、小型バイクぐらいなら使えるようなヘルメットもほしいね。シートの下にしのばせておけば緊急のタンデムにも対応できる。

    • 評価

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