この画像を大きなサイズで見る動物の柄のように、一見してはわからないが、実は人間にも皮膚に模様があるという。肉眼で見えないのは、皮膚の形成方法がちょっと特殊なためだ。
模様のある動物たちは、1個体の中で毛の色を分ける遺伝子メカニズムをもっているが、人間は体の中で皮膚や毛の色を分けるようなシステムにはなっていない。
とはいえ、私たちが、自身の体にトラのように美しい縞模様や、ウシのようなかわいらしいブチを見つけることはできないからといって、それが存在しないというわけではなく、誰もが生まれつき持っている。
この人間の模様は「ブラシュコ線」と呼ばれており、こうした縞模様や斑点は、湿疹や白斑といったさまざまな皮膚の状態として現れることがあるという。
人間の体にある見えない模様「ブラシュコ線」
20世紀始め、ドイツの皮膚科医アルフレッド・ブラシュコ氏が、150人以上の患者の皮膚を研究した。
体じゅうに現れるほくろや母斑、その他の皮膚状態のパターンに注目し、それらがどうやら、一定のラインに沿って発生しているように見えることを発見した。
こうしたラインは、どうやら生まれたときから存在していたと思われ、血管や神経など、すでに知られている体のシステムとは関係がなく、胸に曲線、背中に山型、臀部に渦巻のような模様が作り出されている。
ブラシュコ氏の名にちなんで、こうした人間の模様は、ブラシュコ線と呼ばれている。
この画像を大きなサイズで見るそれから100年後、医師のルドルフ・ハップル氏が、さらに頭皮のつむじや、うなじの巻き毛などのパターンをブラシュコ線の例として追加した。
ブラシュコ線はなぜできるのか?
ブラシュコ線がなぜできるのか。
これは、胚が発達する際に、細胞が分裂して皮膚になるまでの道のりをたどったものだと現在では考えられている。
具体的には、主要な表皮細胞であるケラチノサイトと、皮膚の色素を担う表皮奥の細胞、メラニンを生む「メラノサイト」の経路によって、形成される。
メラノサイトは、私たちがまだ、数百個の細胞の塊にすぎないときに、胚の神経冠で作られる。
私たちの皮膚細胞を生み出す胚細胞の中には、父親のX染色体を持つものもあれば、母親のX染色体をもつものもある。
これら初期細胞から分裂したすべての細胞は、同じエピジェネティック(後成の)X染色体の設定を維持する。
つまり、ブラシュコ線全体が、そのDNAバージョンをシェアすることになるが、その隣の線は同じかもしれないし、もう一方のX染色体をもっているかもしれない。
このため、パターン模様の一部が線になったり、大きな斑点として現れたりする。
こうした遺伝子が作るパターンのパッチワークは、モザイク現象と言われ、X染色体に関連する特質だけでなく、発達の初期の段階で起こる突然変異でも発生する可能性がある。
人間の色素は、X染色体上の遺伝子だけで決まるわけではないため、通常、人間ではその影響は見ることはできない。
しかし、ほかの動物では、毛色の遺伝子は、もっぱらX染色体と関係している。こうして三毛猫のようなパターン模様が生まれる。
この画像を大きなサイズで見る色のついたブチは、ふたつの異なるタイプの細胞がある場所をそれぞれマークする。ひとつのグループは母親の、もうひとつは父親のX染色体をもつ。
条件によってはブラシュコ線が見える人も
通常では肉眼で見ることはできないブラシュコ線だが、条件によっては、体にブラシュコ線が現れる場合もある。
特定の皮膚疾患(色素異常症や一部の遺伝性疾患など)がある場合だ。
この画像を大きなサイズで見る色生成細胞に関わる突然変異は、ブラシュコ線に沿ってより大きく、パッチワークのような、縞模様や渦巻き模様として現れる、「モザイク現象」を引き起こすことがある。
下の画像のタイプ1aと1bは、もっともよく見られるモザイク現象のパターンだが、ほかの例はほとんど見られない。
この画像を大きなサイズで見るまれではあるが、人間に見られるモザイク現象の極端な例はキメラ現象だ。
キメラ現象とは、ふたつの異なる受精卵が融合して、ひとつの個体を形成することだ。
遺伝的に異なるふたつの皮膚タイプが、ランダムに組み合わされて、市松模様のモザイク(タイプ2)として出てくることがよくある。
ブラシュコ線が発疹の広がりと関連している可能性
こうしたブラシュコ線は、ウルシが原因の皮膚炎のような発疹の広がり方を説明しているのではないかと考えている研究者もいる。
湿疹や乾癬などの一般的な皮膚疾患も、同様のパターン模様になる可能性がある。
自分がどんなユニークなブラシュコ線をもっているのか、想像するのは楽しいことだが、特に皮膚疾患や症状がない場合、皮膚科に行ってブラシュコ線のパターンを調べることはおそらく不可能だろう。
もし皮膚に特異的なパターンや変色が見られたら、それはブラシュコ線に関連している可能性もあり、こうした皮膚のパターン模様を理解することは、医師が皮膚の状態を診断するのに役にたつという。
References:Humans Actually Have Secret Stripes And Other Strange Markings : ScienceAlert / written by konohazuku / edited by / parumo














CSIだったかキメラ現象のブラシュコ線が手掛かりになるエピがあったな
お酒飲むとまだらに赤くなる
状態1かな
モザイク狀に白斑が出た黒人モデルがいたなあ
ブラシュコ線に沿っていたのか
マーブルケーキ食いたくなった。
ラブ注入❤️
爺さんのシミとかコレが原因だったりするんだろうか
>>7
シミの模様パターンには関係するけど、シミの発生そのものは関係しない。
と読み取れるかな。
おいらの顔のほくろ群がまさしく図の通りに連なってる
アレ?ひょっとして蒙古斑ってこれの一種だったりする?
ひょっとしたら見たことあるかも?
友達と一緒に健康ランドに行ったら、彼女の肩から背中にかけて大きなアザがあって、
そのアザが、確かに線状になっていて、一部渦を巻いていた
あれだ、竹の節
面白いな
遺体の確認とかにも使えそうだし、
どっかで調べてもらえるようになればいいのに
「虎よ、虎よ!」
ありゃ刺青か…
太ももとかふくらはぎに模様っぽいのが赤く出ちゃう子はいたかな
ただ赤いんじゃなくて模様になってる感じ
皮膚が薄い程度に思ってたけど案外これかしら
>>14
出来たての肉割れ線は赤いけどそれかな?
背中の弛みとかもろにタイプ1a
帯状疱疹とかこれに添ったりする?
>>16
血管や神経とは関係なくあると書いてあるから違うみたい
>>25
そうなんです???ガンのリンパ転移みたいなのと関係あるのかと思ったのに…
蚊に刺された跡ってよく細長くなるけど多分このブラシュコ線に沿って伸びてるね
まるで人間版ステガノグラフィみたいでビックリ!
胸毛 腹毛 背毛 腰毛 肩毛 等、俺の身体はブラシュコ線がはっきり分かる。
そうか‥ワテの全身乾癬の模様はこれか
個人差が明確なら指紋みたいに利用できるかも。特殊な波長で読み取って、変装したスパイに「お見通しだ!」とかね。
俺にもあるぞ
帯状発疹
>>私たちの皮膚細胞を生み出す胚細胞の中には、父親のX染色体を持つものもあれば、母親のX染色体をもつものもある。
訳おかしいで。
原文の中の重要な部分、”女性においては”が抜けてるから後の部分が科学的に意味不明な文になってる。
染色体の構成は、女性がXX、男性がXYで、女性は母由来のX染色体と父由来のX染色体の両方を細胞内にもっていて、肺細胞の初期段階において、それぞれの細胞内でどちらのX染色体の情報を使うかランダムに決定する。(もう片方も機能を停止されるだけでなくなるわけではない)
これによって、初期に発生した皮膚の元となる細胞には2種が存在し、それぞれが分裂して複製しながら人体を形作っていくから、その過程がライン上になって模様を作るってこと。
ほんじゃ男はどうやねん、って思ったけど、パッと読んだ形では特に言及はしてなくて、人の肌の色はX染色体だけでは決まらないとか、キメラの場合もある、とか書いてるだけで、なんかモヤっとしたまま終わった。
これ他の動物には見えるのかな
どんなに犬や猫が好きでも懐いてもらえない人とか妙に好かれる人って、存外この模様が関係してたりとか…
妹は子供の頃からずっと両耳の後ろに
斜め一列に数本の白髪が生えている
他は黒々とした髪なのにそこだけ縞模様みたいになってる
こういうのも皮膚のパターンと関係しているのかな?
>>27
自分もしっかり黒髪なのに両こめかみから耳の上まで指2本分くらいの幅で栗色の髪が生えてくる
皮膚のパターンを視覚化できたら面白そう
抜骨法ね
お腹の右側だけ少し赤くて、子供の頃からきっとこれは宝の地図だと思ってたんだけど、名前のあるものだったんだ。
>>29
宝の地図という発想が好き
ウルトラマンとか人修羅みたいな
西洋人で胸毛のうず巻いている奴はこれかぁ。
キャプテンネルソンの宝の地図か
散らせるものなら散らせてみやがれ!( ー`дー´)キリッ
プリズンブレイクかな
オレは二の腕の両端を胸経由で鳥が翼広げた見たいな感じになってて皮膚の色が上下に分かれてて境界線の真ん中が白いけどコレか?8年くらい前に気付いたがずっとある
原初のトライバルタトゥーのデザインのおこりがこのブラシュコ線だったりしてね。
私、お酒飲むと皮膚が斑に赤くなるからびっくりされる。
この線に沿って赤くなってるのかも?
ファー…ブラシュコ…ファー…
私も両脚の内側にある。くっきりと濃いめの肌とそうでない肌と分かれている。この分かれ目は何なのかとヤフー知恵袋で質問している人もいたが、質問の内容自体が理解されていなかった。
身の回りに同じ脚の人はいないし、自分も大人になって結論に辿り着くまで毛穴の向きが人より分かりやすいせいかと思っていた
私にも全く同じ物がある。場所も同じ。両側性にこのような色の境界が著名になる例は実は多いんじゃないかと思ってる。同じ境遇の人を見つけて嬉しい。
ブラシュコ腺と関係しないかもだけど、帯状疱疹も不思議な出方するよね