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臨死状態をVRで体験できる「デス シミュレーター」、あまりの恐怖に現実に引き戻される参加者も

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(著) (編集)

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image credit:f21d4y/instagram
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 「それまでの人生が一気にフラッシュバックして見えた」「薄暗いトンネルの中にいた」「横たわる自分自身を見下ろしていた」などの臨死体験の告白には共通したものがあったりする。

 死の淵から蘇った人のみが知る謎めいた経験の数々。それをヘッドセットをつけ、VR(バーチャル・リアリティ)で疑似体験できるというイベントが話題を呼んでいる。

 オーストラリアで開催中のイベント展示「デス シミュレーター」はバーチャル空間で生死の境をさまようというもの。

 架空の病院に横たわり、心肺停止から脳死まで。一部の参加者から不安の声が上がるほどリアルな体験ができたようだ。

VRで臨死体験、「デス・シミュレーター」

 このイベントは、オーストラリアのメルボルンで開催中のカルチャーフェスティバル「Melbourne Now」の一環としておこなわれたものだ。

 地元アーティストのショーン・グラッドウェル氏が作り上げた、VR臨死体験エキシビジョン「Passing Electrical Storms」では、近未来風の室内で専用のVR シミュレーターをつけ、死を体験することができる。

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image credit:@croom12/tiktok

 いわゆる「バーチャルデス」体験は一人ひとりにどんな感覚をもたらすのか?

強い恐怖と不安を引き起こし、現実に戻される人も

私は死者に服を着せます。死者にふさわしい服装の相談にも乗ります。

 そう語るのはこの展示を行うアーティストのショーン・グラッドウェル氏だ。

 このシミュレーションは強い不安や恐怖を引き起こすことがあり、様子がおかしい参加者は、スタッフが現実に引き戻すこともあるという。

VR臨死体験について語るショーン・グラッドウェル氏

 このイベントに出展中のアーティストの一人で、VR臨死体験に参加したマーカス・クルック氏はTikTokでこう語る。

不安になったりパニックになりそうだという人の気持ちがよくわかります。始める前に私の指に心拍数モニターをつけたスタッフが「やめたい!と思ったら手を挙げてください」と言ってました。

横になっていると、ベッドが揺れてフラットライン(脳波が平らになる状態)が発生し、医師が自分の体の上に乗ってきます。

VRゴーグルで自分の姿が見えるのですが蘇生はうまくいきません。そして視界は医師を越え宇宙へと浮き上がり、その状態が続きます。

マーカス・クルック(@croom12)さんの投稿より

@croom12

Its Actually pretty hectic. Doctors trying to revive you, vibrating bed and floating into space.

♬ original sound – Marcus Crook
TikTokで開く

臨死体験とはどのようなものなのか?

 心臓が止まると人はどのような経験をするのだろう?

 もちろん個人差はあるだろうが、死から生還した人の話でよく聞くものといえば、マーカスさんのように肉体を離れ上空から自分を見たとか、草原で目覚めたという体験談だ。

 アメリカメディアでも臨死体験はたびたび話題になっている。たとえば昨年手術で命を落としかけた2人の女性が語った死後の世界はこんなものだった。

婦人科の手術後に内出血で臨死体験をしたジェシー・ソーヤーさん

まばゆい光が見えて、それが自分の死だと気づきました。私の死で夫や子供が悲しみに打ちひしがれても後で良い生活を送るのもわかりました。私は神を信じてませんが今は死も怖くないです。

 短時間の死亡中に亡くなった親友に会うなど、さまざまなものを見た彼女は死を恐れなくなった。彼女によるとその体験はほんのわずかで、その後自分が自分の体に戻るところまで見たという。その時は痛みがあったという。

病院で子宮摘出手術後に臨死体験をしたベティ・イーディさん

術後の回復室で、突然自分の精神が急速に抜けていゆくのを感じました。気づけば自分がベッドに横たわっているのを見下ろしてました。「ああ、自分は死んでしまった!」と思いました。

 その後彼女は古代人らしい3人の男性から死んだと告げられたが、家族が恋しくなり自宅に飛び、まだ何も知らない夫や子供たちのそばに立つと、その将来まで見通すことができたそうだ。

 彼らの未来が良いものとわかったところで病院のベッドに戻り、今度は暗く快適なトンネルへ。その先で神に会い「あなたは戻るべきだ」といわれ自分の体に戻ったという。

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photo by iStock

死なずに済むなら一度経験してみたい?VR臨死体験は8月まで

 人類がいまだ解明できない謎の一つでもある臨死感覚。

 このVR体験の再現レベルがどの程度かも気になるが、実際に死なずに済むなら一度経験してみたいという人も確かに多そう。

 まああれだ。もとから心配性な人や心臓が弱い人とかにはおすすめできないやつだけども。ちなみにこのVR体験は「Melbourne Now」の期間中8月20日まで開催されてるそうだよ。

References:mirror / dailystar / instagram / tiktokなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 25件

コメントを書く

  1. 自分が死んだときはこんな感じじゃなかったよ

    • +8
  2. 死ぬ時強い快感を得る。それが本当なら生きているうちに体験してみたいな。

    • -3
    1. >>2
      サウナ+冷水欲で「整った~」てのがそれっぽいらしいよ
      普通ではありえない高温のあと急激に体が冷える
      脳が「あ、俺ってもしか今死にかけてる?」と誤解するに十分

      • +5
  3. 臨死体験、夢だと思う。
    全身麻酔で脳の活動も落とした状態が本当の死に近いと思う。
    本当に寝落ちした瞬間にモニターやカテーテルついた状態で目が覚めて、時間の感覚がなくて無だった。

    • +8
  4. 俺脳卒中やった事あるが、
    気づいたら病院にいた感じ。
    あのまま死んだら死んだ事、
    気づかなかったと思う。
    痛くも苦しくもない、おすすめだ。

    • +5
    1. >>5
      死んだ自覚がないと地縛霊コースの可能性も…

      • -3
      1. >>7
        せっかくだから色々旅してみたいので浮遊霊希望。

        • 評価
  5. 自分の位牌の前で両親が泣いてる夢を見たな
    普段仲が良くない両親が肩を寄せあって真っ暗な家で泣いてて、それを見てるしかできないのが凄く悲しかった

    • +5
  6. 怖いけど体験してみたいな、死を味わってみたい

    • 評価
  7. 例えば寝ている時に尿意があるときトイレの夢を見たり、精神が不安な時は怖い夢を見たりする。脳がその時の状態に関連させた様々な夢を見させることは誰でも知っている。それと何が違いがあるのか全く分からない。

    • +5
  8. 飲み会のたびに臨死体験してるかも(@_@)

    • -4
  9. 脳の活動が停止していない時点で本当の使徒は程遠い気がする。

    • +6
  10. 立花隆の本にあるけど、脳の特定の部位を電気で刺激すると臨死体験をしてしまうらしい。
    ただ、そもそもなぜそんな機能を脳が持っているのかは謎。

    • +6
  11. じゃ、自分が体験したことを書いとくよ
    事故で頚椎をゴキンとやった
    これはやばいと思った後にものすごい量の発汗、手の先足の先からチリチリとした痺れるような感覚がじわじわと登って来る
    痺れた感覚が通過した先の手足の間隔は消えてくる
    目が見えなくなってきてどんどん暗くなり、真っ暗になる
    心臓の鼓動を感じなくなり、もうダメなんだなと実感

    死んだらそのままおしまいだったんだろうけど、生き延びたよ、今は超元気!

    • +11
  12. 臨死体験というか、死にかけたことならあるなぁ。
    この体験はどこまで出来るのだろう?

    冬山で遭難した2日目の晩、寒くて震えてたのに、ふわっと気持ちよくなる瞬間がやってきて眠りそうになったんだよね。

    その時昔見た漫画かドラマの「寝るな!寝たら死んでしまう!」がなぜか脳内に再現され、朝まで筋トレして過ごしたんだ。

    後に登山家の外科医から、あれが死の入り口だったと聞いて、改めて寝ないで良かったと。

    霊になって肉体から離れたら、家族や葬式を見ることになるんだろうね。この2人の例みたいにみんなが幸せになる姿が見えたら満足なのかな?

    私は戦争を止めたいよ。

    そう願う霊が今もいっぱい彷徨ってるのかなあ…

    • +6
  13. 三途の川の手前まで行く夢はよく見るが
    無味乾燥なあの世待合室とか帰省ラッシュの新幹線とか夜の長良川の河川敷とかあの世行き電車(とてもJR車両)が進むにつれドヤ街になっていくとか
    このシミュレーションで同じ状況になるのだろうか

    • +1
  14. 全身麻酔でいいじゃん
    臨死体験のひとつなんだろうけど麻酔から醒める時の闇の中の光はなんなんだろうね

    • 評価
  15. 臨死体験から想像で作った妄想世界でしかないのでは

    • 評価
  16. ホラー系のアトラクションじゃないのは解った。

    • 評価
  17. 臨死体験は逝く間際の爆発的な脳の活動によるものでガンマ波が関与してるらしい。これが本当なら人間にあの世は無いだろうし、幽霊にもなれないんだろうなと思った。自分という個体はそれで終わり。先はない。まぁ何人か転生したみたいな人もいるしああいう話が事実ならもしかしたらあの世はあるかもしれないし幽霊もいるのかもしれない。結局のところ逝ってみないとわからないけど、とりあえず今の人生は楽しく過ごした方がいいなと思った。

    • 評価

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