この画像を大きなサイズで見るオーストラリアの動物園が実施しているライオンを身近に感じることができる宿泊体験でハプニングが起きた。5頭のライオンが囲いから脱走し、宿泊エリアに侵入してきたのだ。
テントにいた訪問者たちは、動物園の「すぐに逃げて」という緊急アナウンスを聞いて、大急ぎで避難。
その後、5頭は囲いに戻されたが、訪問者たちは、予想外のオプションに、これ以上ないぐらい刺激的な恐怖体験を味わったようだ。
5頭のライオンが囲いを乗り越え脱走
オーストラリア、シドニーにあるタロンガ動物園では、ライオンを身近に感じてもらえる宿泊体験「うなり声といびき(Roar and Snore)」を開催している。
11月2日、この宿泊体験には海外からの訪問客や、ニューサウスウェールズ州の公立学校からの生徒、家族連れなど20人ほどが参加していた。
宿泊施設となるエリアは、ライオンのいるエリアと隣接しており、その間には、高さ1.8m以上の二重の柵が設けられている。
この画像を大きなサイズで見るしかしこの日の早朝、囲いにいた1頭のオスライオンと、子ライオン4頭が柵を乗り越えて脱走するという緊急事態が起きた。
緊急アナウンスで訪問者ら避難
午前6時半頃、2人の子供と妻と一緒にプログラムに参加していたマグヌス・ペリさんは、動物園スタッフの緊急アナウンスが大音量で施設エリアに響き、驚かされた。
そのアナウンスは、「テントから持ち物を置いてすぐに逃げるように」という指示だった。
訪問者全員が宿泊施設から職員がいる建物まで、100メートルほどの距離を急いで走った。
園のスタッフは全員が安全に避難したことを確認すると、囲いエリアから5頭のライオンが脱走したことを伝えたという。
宿泊施設の方を見ると、何かが動くのが見えたので、「あれは何ですか?」とスタッフに聞いたんです。そしたら「ライオンです」と言われ、「こわ~!!」と思ってしまいました。(マグヌスさん)
この画像を大きなサイズで見るライオンの脱走を知って、完全な緊急対策を取るまでに10分もかからなかったスタッフたちは、囲いから脱走したのが7 頭のアフリカライオンのうちの 5 頭、父親のアトと、子供のカリ、ルズコ、マリケ、ズリであることをすぐに特定した。
午前7時過ぎには警察に通報がなされ、動物園のサイモン・ダフィー事務局長を中心に、5頭を囲いに戻す作業が行われた。
子ライオンの1頭には、獣医によって麻酔銃が撃たれたが、残り4頭は問題なく囲いに戻すことに成功したようだ。
この画像を大きなサイズで見る確かにライオンを身近に感じられたけど、とんだ恐怖体験に
タロンガ動物園では、こうした動物の脱走はめったにないという。
同動物園の元飼育員テリー・ボイランさんは、2011年に動物雑誌の取材に応じ、「ほとんどの動物は、安全な囲いから離れることを非常に嫌がる」と興味深い事実を語っている。
また、今回のように万が一の場合が起こっても、飼育員は安全捕獲のための行動計画に余念がなく、麻酔銃も準備している。
5頭ものライオンが脱走したという事実は、最初こそ訪問客らに大きな恐怖を与えたが、スタッフらは的確かつ確実に訪問客を安全に避難させ、捕獲行動をしたおかげで、訪問客やスタッフに怪我はなかった。
この画像を大きなサイズで見るマグヌスさんは、後の取材でこのように話している。
いつも、頭の片隅ではあのライオンたちが、私たちのところに来ていたらどうなっていただろうかと考えてしまいます。多分、私たちは殺されていただろうなと。でも、スタッフの迅速な指示と誘導は素晴らしく、そのおかげで私たちは守られていると感じました。
子供たちなんて、まるでジュラシック・パークか何かのように興奮していましたよ(笑)
この画像を大きなサイズで見るライオンは屋内保管エリアに滞在中
緊急事態が発生したものの、迅速にライオンたちを囲いの中に戻すことができた動物園は、通常通り開園したそうだ。
タロンガ動物園は、「全ての動物は厳重に監視されている展示に置かれている」と述べたうえで、現在、ライオンたちは屋内保管エリアに留まっていて、検査で100%安全であることを確認されるまでの間、展示は中止されることを発表した。
飼育下にある動物が囲いから脱走をはかるという事例は、他の動物園でも発生しているが、今回のニュースを知った人からは、「ライオンなどの大型野生動物は、そもそも動物園で飼うべきではない」「動物は囲われずに自由に暮らさせるべきだ」といった声が寄せられている。
References:Guests told to ‘run’ after five lions break free at Taronga Zoo/ written by Scarlet / edited by / parumo
















動物園のライオンは定期的にうまい餌くれるし
あえてメンドイ人間をやられるのを覚悟で食う必要も
ないので、目の前に出ても逆にこえーよと逃げる
可能性多いと思う
>>1
サファリパークとかで事故あったよね
>>6
首をひと噛みしてたよね。
※1
それは単に貴方の感想ですよね?
客の安全に関して全く保障できてない。
※1
普段とちがう環境に興奮して
あの体格で猫みたいに「じゃれつかれる」だけでも、
人間にどんな被害が出ないとも予測不可能かと。
凶暴な動物閉じ込めて楽しみのためにその中に入って柵が壊れたら逃げてスタッフに守られて感謝して
人間てなにやってるんだかなあ…
①持ち物を置いて逃げる
②あとで原因を伝える
完璧な指示です
咄嗟にできることではない
※3
事態を想定した具体的な訓練って、やっぱり大事だな。
🦁いらっしゃ~い
記事の見出しだけで笑えました
ありがとうカラパイア
笑い話ですんでよかったけど、そもそもライオンはどうやって脱走したんだろね
高さ1.8m以上の柵て、ライオンを閉じ込めるには低すぎでは?
まあ「以上」だから2mなのか3mなのか分からんけども、
>ほとんどの動物は、安全な囲いから離れることを非常に嫌がる
これだとその気になれば出られるということだよな。
ヤギとかならまだしもライオンでこの考え方はいかんだろ。
おはようからおやすみまで暮らしをみつめるライオン!
それ含めてのアトラクションだったら楽しい
訓練の賜物
脱走中の動画も見たい。カブ達ももう少しちいさかったらかわいいけどこのサイズは複数で来られたら怖いね…
聞いてないよ~ 56す気かっ!
『ライオンを身近に感じられる』
嘘は言ってない。
身近に感じられる(おなかの中)
これは重大インシデントに相当する大事故。
今までの動物園側の安全基準が全く通用していなかったという証拠。
たまたま今までライオンの気分で逃走されなかっただけという恐ろしい事実。
安全が確認されたというがそれが100%信用されるとはもう思えない。
たいていにせぇよ
※18
ジャングルの
「逃げてください」って言われても、
自分なら「おー、こういうサプライズイベントも込みなのか、迫力があるな~」って
思っちゃいそう(汗)
問題は檻の設計ミス辺りになるのかね?
体重そうに見えても猫科なんだから矢っ張り縦の運動能力は甘く見ちゃ駄目だね
zooは動物の減刑なしの無期懲役監獄。ライオン曰く俺は無実だ
子ライオン4頭だけだったら近づきたいかも(危険思想)
そんな動物虐待でしかないプログラムやめろ
へ?
数日前に目撃された、北海道の熊出没注意の看板がある無料キャンプ場でキャンプのほうが怖いと思うよ
カサカサって音がすると、マジで熊が来た!ってビクっとする
お酒のんでも酔わないからww
>>27
熊出没地域でキャンプ。自然と一体になるってこういう事なんだなぁ(ー ー;)
めったにないんなら良いか
ライオン「暮らしを見守ります。」
近すぎちゃってどうしよう
アニマルパニック映画の導入じゃん