この画像を大きなサイズで見るとても奇妙な気象現象が起きた町がある。1994年8月、警官のデヴィッド・レーシーが、米ワシントン州オークヴィルの町をパトロールしていたとき、雨が振り始め、フロントガラスをたたきつけてきた。
年間275日も雨にみまわれるこの町では、とくに珍しいいことではないが、この嵐はどこか違っていた。
レーシーはワイパーを作動させたが、どういうわけか雨のしずくをふき取ることができない。なぜか、この雨はまるでスライムのように半透明でドロドロしていてたのだ。
ここからこの町に異変が起きる。
空から雨と共に降って来たドロドロの謎の物体
「なんだこりゃ」警官のレーシーは、同乗していた相棒に言った。「こんなもの、いったいどこから来たんだ」
ガソリンスタンドに車を止め、レーシーは、手袋をはめて窓ガラスについたものに触ってみた。それは粘り気があって、かなりベトベトしていた。
オークヴィルの上空から、なぜかこんな不可解な謎が降ってきたのだ。
レーシーは困惑していたが、とくに心配してはいなかった。だが、すぐに深刻な体調不良に陥ることになる。
この画像を大きなサイズで見る数週間で何度も降り続いた奇妙な雨
こんな奇妙な事件がなければ、オークヴィルの町が注目されることはほとんどなかったかもしれない。
かつて林業で栄えたこの町は、ワシントン州に唯一自生するオークの木にちなんでオークヴィルと名づけられた。
1905年に町となり、現在は700人の住人がいる。ここでは、過去を大切にしながらも、ゆったりとした生活が営まれている。
馬に乗ったならず者に襲われた最後の銀行だという建物も残っていて、地元の人がロデオショーに押し寄せる。
そんなのどかな町に、1994年8月7日、奇妙な”雨”が降り注いだ。これを目撃したのは、レーシーだけではなかった。
ある女性は外へ出たとき、半透明のドロドロしたものが地面に点々を落ちているのを見つけた。大きさは米粒の半分くらいだったが、3週間のうち6回ほど、この奇妙な雨が降った。
この画像を大きなサイズで見るこの物体は、柔らかくゼリーのような感触で、スライムのようだったと、レーシーは語った。
指でつぶせるくらいの柔らかさですが、これまで見たことがないものでした。こんなことは初めてですから。なにかがおかしい、異常だと、頭の中で警報が鳴り響きました
奇妙な雨の後、町に病が蔓延
そして、雨の後、病が蔓延し始めた。
レーシーは、倦怠感と吐き気に襲われた。住民のベバリー・ロバーツは、この謎の物体に興味を持ち、家に持ち帰って詳しく調べようと集めようとした。
ところが、一日もしないうちに、めまいなどの奇妙な症状に襲われるようになり、医者に駆け込んだ。
ほかの住民も、この妙なスライムが現れたのと同じタイミングで、呼吸器や内耳系の不調を訴え始めた。
「町の全員が、謎の病で寝込んでしまったのです」ロバーツは言う。
サニー・バークリフトは、29エーカーあるの自分の農園の黒いアスファルトの屋根に、このスライムが点々とついているのに気づいたのが最初だった。
この画像を大きなサイズで見るまもなく、彼女の母親のドティ・ハーンが、めまいと吐き気を訴えた。サニー自身は、スライムに触った後で倦怠感に襲われた。
このスライムは人間には有害なだけだったが、動物には致命的だったようだ。
ロバーツによると、スライムが現れてから、周辺の動物12匹が死んだという。
スライムのサンプルを集めようとしたところ、少し離れたところでカエルやカラスが死んでいるのに気づいた。
農園でも、ドティやサニーが飼っていた子猫が死んだ。
スライムの成分調査が行われるも完全には解明に至らず
不調を訴えたハーンを診た医師デヴィッド・リトルは、原因はスライムの出現とは無関係の内耳の問題だと考えた。だが、いちおうスライムを病院で調べてみることにした。
すると、スライムの中に人間の白血球が見つかったという。
スライムのサンプルは、ワシントン州の保健局でも収集された。ここでは、シュードモナス・フルオレッセンスとエンテロバクター・クロアカという、ふたつのバクテリアが見つかった。
このバクテリアが、オークヴィルの住民の体調不良を引き起こしたのかは議論があるところだが、自然界に存在し、エンテロバクター属の真性細菌の一種であるするE.クロアカは、潜在的に病原体になりえる。
この画像を大きなサイズで見るところが、さらに詳しく研究を進める前に、保健局の微生物学者、マイク・マクダウェルが、サンプルが研究室から消えてしまったと報告した。
サンプルには、さまざまなサイズのたくさんの細胞が含まれていて、それらはかつて生きていた生物のものであることが判明した。
病院で分析されたものとは違って、保健局のサンプルには人間の白血球は観察されなかった。人間の細胞内で見つかるはずの核がまったくなかったのだ。
この画像を大きなサイズで見る浮上する様々な説
研究室での分析では決定的な決着はつかず、様々な説が浮上した。
なんらかの自然現象説、人為的なものによってクラゲが空に巻き上げられ、それが破裂して散らばった説、空軍が太平洋上で爆撃訓練を行い、クラゲが水中から吹き上げられて、それがオークヴィルまで飛んできたなどといった説が浮上した。
生物兵器実験なのではという物騒な説もあった。空軍は、第354戦闘飛行隊による爆撃訓練は確認したが、行われた場所は、オークヴィルから64~80キロも離れた場所だった。
医師のリトルは、スライムは航空機が廃棄した排泄物なのではないかと仮説をたてた。
人間の白血球があったこと、触れた者に体調不良を引き起こしたこと、動物が死んだ事実などから、不凍液を利用する航空機の排泄物処理システムのせいではないかというのだ。
だが、連邦航空局は、使用されている化学薬品は、廃棄物の色をブルーにすることから、航空機が原因とする仮説を否定した。
もっとも有力な説は、このスライムの正体は、実は「スターゼリー」だという説明だ。
「スターゼリー」とは、ゼラチン状の物体のことで、粘菌の一種などという説もある。
カササギが食べ過ぎて吐き出した、カエルの卵のことをさすこともある。古く14世紀には、隕石が持ち運んだものだと考えられていたこともあった。
とはいえ、これでは空から降ってきたスライムの説明にはならない。
どれぐらい多くの人々スライムが空から降ってくるところを目撃したのか、それとも、ただ雨が伴ってきたものだったのか、正確なところははっきりしない。
スターゼリーのような自然現象に、なんらかの病原体が伴っていて、因果関係もないのに、誰かが互いに関係があるように作りあげた可能性は十分ある。
もっとも衝撃的な「スライムは空から降ってきた」、「そのサンプルが消えてしまった」という証言の裏づけをとるのは難しい。
レーシーとマイク・マクダウェルは、Unsolved MysteriesというTV番組に出演した以外は、その後、このスライムについてほとんど語ることはなかった。
いまだ原因は特定できず
このスライムとその起源についての具体的な答えは、いまだ見つかっていないが、その後、スライムが降ってくることは二度となかった。
そしてオークヴィルだけがこのような異様な出来事を体験したわけではなかった。
1876年、ケンタッキー州オリンピアン・スプリングで、空から肉が降ってきたという出来事があった。
これは、飛んでいた猛禽類が上空から獲物を落としたのではないかとされている。カエルが嵐の勢いで巻き上げられて、空から落下することは知られている。
また、ジムとキャシー・ベランガー夫妻による別の手がかりがある。
彼らはちょうどスライムが報告された時期に、ワシントンの海岸で死んだカニを見たと言っている。
近くには透明のゼリーのようなものが点在していて、キャシーと飼い犬がそれに触れたら、両者とも翌日に具合が悪くなったという。
References:The Mystery of the ‘Oakville Blobs’ / written by konohazuku / edited by / parumo
















チェルノブイリ原発事故で人工雨を降らせて市街地への放射能の被害を小さくしようとした事件を思い出した
人工雨の降った地域には原発事故や人工雨作戦について知らされなかったらしい
スライム雨もそういう部類のものかもしれないね
※1
アメリカも極秘で都心に細菌兵器ばらまいて実験したり
わけわからんことをしたがる国なので何やっても不思議
ではないが、どの自称大国もホント意味わからん実験が
大好きだよな
※3
バレているならば極秘でも何でもねーなw
オカルト話が人をひきつけるのはなんかわかるけど
どうしてオカルト話を信じてしまう人を生み出すのか…
あのドロドロに触ると死ぬぞ!
四つ下の記事に関連あるんじゃないの?
10年くらい前に日本でもオタマジャクシが降ってくるニュースがあったな
ゾンビか!?ついに世界にゾンビがあふれるのか!!
1994年って割と最近の事件なんだな
科学的に解明できないと言うより解明しちゃいけなかった説が出て来るのも頷ける
これ航空機の燃料なんじゃないかな
・近年、燃料の取り扱いを安全にするためにゲル化剤に燃料を含ませてスライム状にするという研究がされている
・また、住民に見られる症状はジェット燃料によく使われるケロシンの作用であるめまいや呼吸器への健康被害とよく一致している
・オークヴィルから20キロほどの位置にオリンピア・リージョナル空港がある
・航空機は着陸重量が定められていて、それを超えていると着陸できないため空中で燃料を廃棄する
以上の状況証拠から、
オリンピア・リージョナル空港から軍用機が飛び立つも何らかのトラブルで帰還することになった→
そのままでは着陸重量過多のため、空中で燃料を廃棄した→
不運にも燃料の落ちた先がオークヴィルで、健康被害をもたらした→
研究中の燃料のため、公式に調査結果を発表できず
というストーリーを考えてみた
>>9
航空燃料なら揮発しちゃうだろうから、サンプルをフタのないビーカーなんかに入れてたら消えてなくなっちゃうね
まずスライムが本当に空から降ってきたのかが不明、本文にも
>どれぐらい多くの人々スライムが空から降ってくるところを目撃したのか、それとも、ただ雨が伴ってきたものだったのか、正確なところははっきりしない。 とある
スライムが本当に降ったとしても住民の体調不良とは関連がないかもしれない
気になるのは
>レーシーとマイク・マクダウェルは、Unsolved MysteriesというTV番組に出演した以外は、その後、このスライムについてほとんど語ることはなかった。
この点、なぜそれ以上語らないのか?
何かから圧力があったのか?それとも注目を集める為の虚偽だったのか?
1994年ならば>町の全員が、謎の病で寝込んでしまったのです
の状態が本当なら大問題になっているはずだし、医療記録も残っているはずだから事後調査は可能
それで政府機関の調査がないのが不自然
小さなウソが大騒動に発展してる可能性も高いと感じてしまう
スカリーとモルダーに知らせなくちゃ!
冒頭見た瞬間、サルパが嵐で巻き上げられて降り注いだのか、と思いながら読んだ
パニック・ホラー映画みたいだ
X-FILESのテーマソングが聞こえてきた!!
うちの芝生には大量の黒っぽいゼリー状物質が生えている
※16
イシクラゲかな?
エイリアンの侵略が遂に来たか
始まるよ
エイリアンとの闘いが
またウェザー・リポートのバリエーションが増えたな
>>19
ウェザーリポートに言及してるコメントを見に来た。
おかげで失望せずに済んだ。
ぼんやりしたお話ばい…
もう地球上の生き物滅亡へのカウンドダウンは始まってるんだ。
もう何もかも遅いんだよ‥‥‥
すまない
俺が発電した結果が空から降ってきたようだ
>>23
だから雲に寝転んでの自家発電はやめろと、あれ程‥‥‥
ホラー映画みたいだけど、
粘菌の広がる方法だったりしたら面白いだろうなーっと思った。
わしゃ神様じゃ!ぶえーっくしょい💦
すまん すまん
深海のYrrか
ファーイーストリサーチ社の出番だな
>>30
懐かしいwww
ベーダー一族の侵略が始まったのじゃ!!
このままでは、デンジ星の二の舞いに・・・!!
これ紙おむつの高分子吸水体が空に巻き上げられて、雨をパンパンに吸って
地上に落下したものでしょ
今時誰かスマホで動画も写真も撮って拡散できるだろうにそれが無いんはおかしいんじゃないか?
※34
これ、1994年の事件なんですよ
ドローンで給水ポリマーの粒をまいたとか‥
水モドキみたいやな
今年7月までマンションの管理人をしていて、6月の雨上がりに二日つづけてゼリー状のかたまりを見つけて不思議に思ってました。この記事をみつけ同じもののように思いました。触るのも気持ち悪く写真を撮って通路部分は洗い流し、駐車中の車両の屋根にもすこしありましたので上空から落下があきらかなので電力会社に確認してもらいましたが電柱の付属品ではないとはっきり答えられました。それ以降、雨も強く降ることがなく、おさまったようです。その後1ヶ月ほどで退職したのでわかりません。
>年間275日も雨にみまわれるこの町
雨降り過ぎ
オーストラリアにあるマッコーリー島は年間307日が一番