この画像を大きなサイズで見る2019年から近代史上最悪の金融崩壊危機に陥り、貨幣価値が90%以上も失われているレバノンでは、銀行へのアクセスに厳しい制限が設けられている。その為、国民の多くが自分の預金さえ引き出せない状態が続いている。
そんな中、1人の男性が銀行強盗を働いた。彼は、他人のお金ではなく、自分の預金を引き出すのを銀行側に許可させるため、銃とガソリン缶で脅し、強硬手段に出たのだ。
包囲中、多くの人々が銀行に抗議の声をあげ、最終的に男性はお金を引き出すことが許可された。彼の劇的な行動は、非難されるどころか国民の英雄として称賛されたという。
彼は父親の治療費を支払うためにどうしても自分のお金が必要だったのだ。
自分のお金を引き出すため銀行強盗をした男性
8月11日、レバノンのベイルートにある銀行に、強盗が押し入った。
犯人は、バサム・アル・シャイフ・フセイン(42歳)で、彼は散弾銃とガソリンの入った缶を持って銀行に入り、職員に「自分の預金を引き出すことを許可しなければ、ここに火を放ち職員全員を殺し、自分にも火をつける」と脅迫した。
そして、数発の警告射撃を行うと、フセインは複数の人質を取り、6時間の包囲を引き起こした。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、フセインがデニムのショートパンツとサンダル姿で銀行の周りを神経質に歩き回り、人質が彼を説得しようとしている様子が映っていた。
父親の医療費を支払うため、預金を引き出す必要があった
フセインの口座には、21万ドル(約2800万円)の預金があり、父親の手術費用に1万ドル(約130万円)のお金を引き出す必要があったようだ。
しかし、多くの顧客同様フセインの口座は銀行によって凍結されていた。
フセインは、「時間がないんだ!自分のお金を返してくれ!!」と銃を振り回し、「お金を兄弟に渡してくれたら、自分は警察に自首するから!」とも叫んでいたという。
多くの人が彼を応援、国民的英雄と称賛する声も
銀行内で時間が刻々と過ぎると、外の通りにはフセインを応援するために多くの人々が集まり始め、政府と銀行への非難の声を上げ始めた。
フセインにたいする同情と共感の声は高まり、ソーシャルメディアへの投稿では彼を国民的英雄と称賛する声まで寄せられた。
最終的に、フセインは預金の一部である3万ドル(約400万円)を引き出すことを許可され、その後すぐに包囲を解いた。
幸いにも、怪我人を出すことなく全ての人質は無事に解放されたという。
銀行を出たフセインは、国民の絶望の深さを強調するこの出来事を、熱心に見守りながら一緒に抗議の声をあげてサポートしてくれた人々に手を振り、その後警察に自首した。
壊滅的な経済危機で崩壊するレバノン
レバノンは、2019 年10月から壊滅的な経済危機に陥り、近代史上最悪の金融崩壊が続いている。
フセインは、レバノンにいる数百万人の被害者のうちの1人に過ぎない。
今も続いているインフラは、燃料、パン、水の不足に加えて、20 時間以上にわたる停電を引き起こし、都市を荒廃状態にしているようだ。
また、銀行側が人々に貯蓄へのアクセスを拒否したことによって、その状況がより一層悪化したとも報じられている。
銀行が、人々に発行する現金が不足しているという理由で、顧客が引き出せる金額に厳しい制限を設けていることから、何百万人もの人々が立ち往生し、自分の預金にアクセスできなくなる事態が発生しているからだ。
現在人口の80%以上が、極度の貧困に陥っており、その苦境は3 年前の約 30% から更に増加しているといわれている。
今回、銀行の外に集まった抗議者の群れの中には、擁護団体である預金者組合の弁護士ディナ・アボウ・ゾルさんがおり、次のように話している。
私たちをこのような状況に導いたのは、この経済危機を解決できなかった州と、銀行の対応措置が原因です。
今では、レバノンの人々は毎週の小遣いのように自分のお金の一部しか回収できなくなりました。
だから、人々は自分たちの手で問題を解決するようになったのです。
事実、フセインのような銀行強盗事件は、レバノンでは初めてのことではない。
今年1 月には、コーヒーショップの経営者が、銀行員を人質に取って多額の預金を引き出すことに成功した。
なお、フセインが銀行から強奪した自分の預金について起訴されるか、自分のお金をそのまま保持することを許可されるかどうかは、まだ分からないということだ。
References:Man Becomes Public Hero After Holding Up Bank to Withdraw His Own Money/ written by Scarlet / edited by / parumo
















どこも大変だよね
生きるって戦いだ
人質に取られてるのはそれこそ預金者のお金だろw
>2019年から近代史上最悪の金融崩壊危機に陥り、貨幣価値が90%以上も失われているレバノン
どこが近代史上最悪の金融崩壊危機?
たかが10倍のインフレなんて全然大したことない
ユーゴスラビア・・・1993年には116兆パーセントの超ハイパーインフレーション
他にもいっぱいある
もうちょっと調べてから記事書けないかな
>>6
レバノンの近代史上じゃないの?
ああ、何かに似ていると思ったら映画のジョンQだもっともこっちは医療費だが
疫病神でもいるんじゃないの
日本の物価上昇なんて欧米や中東からすれば笑い話なんだろうな
国民の預金を人質にとる銀行を人質にとって自分の預金を引き出す強盗犯
字面だけでもカオスだな
Mr.ビーンに似たおじさんが金をいっぱい持ってるぞ。箱に隠れるのが得意なので箱の中を調べるのも忘れずに。
レバノンのベイルートで(民衆の不満が)大爆発
無罪って訳にはいかないだろうけど、強盗じゃなくて脅迫くらいの扱いにして欲しい
>>13
執行猶予も付けて欲しい。自分の父親の手術費用の為なんだもの。
対岸の火事ではない
無罪でいいやろ。自分の金引き出しただけやぞ。
レバノンの金融危機って、2年前の大爆発の時によく耳にしたけど、ここまで深刻化してるのにはビックリ。
100円程度の手数料払えば銀行いかずともコンビニで預金おろせる日本て恵まれてんだな
笑い事じゃないけど、なんだか微笑ましい。
無事にお父さんが完治するよう祈ってる。それと彼の罪が早く許されますように。
それにしてもレバノンがこれほど酷い状況にあるとは…
強盗してるのは銀行の方だった
しかし、金融制限を解除して取り付け騒ぎが起こり、国家が破産したら、とんでもない数の社会弱者が危機的な状態になるわけで、金融制限をかけているレバノン政府を批判するのも難しいんだよなぁ。
現在レバノンでは石油備蓄が枯渇し、軍人にも教師にも給料が払えない。
YouTubeの「越境3.0チャンネル」でレバノンの状況を詳しく解説している。
楽器の箱送り返せば日本もちょっとぐらい支援するんじゃないの?
回数・上限額に制限を加えながら引き出し手数料は変わらず
そりゃブチ切れられるわ
「自分のお金をそのまま保持することを許可されるかどうか」これは認められてほしいなあ
人質を取った事は本人も償う意思があるだろうけど(短期の禁固刑とかが妥当な気がする)
お父さんは手術後もお金がいるだろうし、この預金はこの人の真っ当な財産だ
しかし涙を飲んであきらめた人もいるんだろうな…やりきれない
ちゃんと自首してるしええわ
かわいそうだけどレバノンにはゴーンがいるから
情勢不安定過ぎる
中東だからと言えばなんとなく納得なんだけど
人質と職員を殺すつもりだった人間をさすがに英雄視はできんわな
預金封鎖は日本でもあったが、当時の人はみんな恨んでるからな
今やったらどんなことになるか想像もつかない
強盗くらいじゃすまないだろう
預金を下ろせないならクレジットで払えばいいじゃない
この人に同情的な人が圧倒的に多いのは、政府が自由財産権を侵害してるからなんだろうな
苦しいからって国民の権利を侵害したらこうなるって一例だね
これがエスカレート(というか政府が無策)していくとスリランカみたいになっていく
レバノンはもう先行きに赤信号が点っている
悲しすぎるわ
銀行が仕事してないからこうなる
ババンババンバンバンハァー…
裁くべき罪人はこんな状態にした政府と銀行だ。
>銀行から強奪した自分の預金
この一文を矛盾していると笑えない社会はヤバい
こんなとこにゴーンおるん?
日本も戦後まもなく預金封鎖されたよ
国家の変動・栄枯盛衰に10年もかからない
大正浪漫・モダンボーイ・ボダンガールから
一気に、丸刈りモンペ、欲しがりません勝つまでは・・だからね
えー、レバノンって今そこまでやばいことになってんの
知らなかった・・・なんかショック
スーツケースに入って逃げた奴の資産を接収すりゃ払えるんじゃねーの?