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その不倫、終わらせます。1年間で800組を別れさせたプロの「終わらせ屋」

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(著) (編集)

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 不倫相手の女性と関係を切りたいと願う男性、または夫と不倫相手を別れさせたいと悩む妻。しかし実際にはずるずると愛人関係が続き、誰も幸せにならないという結末になることも多い。

 だが中国には、愛人を説得して平和的に別れさせるプロが存在する。

 最近、中国メディアで注目を集めた「別れさせ屋」の女性は、1年間に800人の愛人を説得し、不倫関係を終わらせ、壊れかけていた夫婦関係を修復したという。

1年間で800人の愛人に不倫関係を終わらせた「別れさせ屋」

 中国には、不倫関係を終わらせるための専門家が2タイプ存在するそうだ。

 1つは、「ミストレス(愛人)キラー」と呼ばれるプロで、夫の不貞を暴いた妻が、愛人に復讐するのを手助けする。

 もう1つは「別れさせ屋」だ。河南省洛陽に住むワン・ヂェンシィーさんは、1年間で800組の不倫関係を終わらせた経験がある一流の別れさせ屋で、各メディアで取り上げられ、注目を集めた。

 ワンさんが、この仕事を選んだのは自身の経験からだ。

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image credit:The Paper

 子供の頃、ワンさんの父親は不倫をし、母を泣かせていた。また、ワンさん自身も結婚後、夫の不貞に悩まされ、最終的に離婚した。

 メディアの取材でワンさんが語った話は、次のようなものだった。

元夫は、自分の両親を喜ばせるためだけに私と結婚したことが、後になってわかったんです。

元夫は、元カノにずっと思いを寄せていて、私と結婚式を挙げた直後から元カノとの関係を復活させました。離婚までの間、私は元カノと夫への対処を強いられました。

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image credit:The Paper

モットーは平和的に愛人を男性と別れさせること

 自らの経験を活かし、不倫の別れさせ屋という専門家になろうと決心したワンさんは、公の場で屈辱を与えたり、愛人を殴ったりすることさえあると言われる「ミストレスキラー」とは異なり、平和的に愛人を不倫相手と別れさせることをモットーとしている。

 依頼人(たいていは不倫する夫を持つ妻)から連絡を受けた後、愛人を特定し近付くことがワンさんの仕事の最初のステップだ。

 それには通常、一定期間の監視と尾行を必要とするが、やがて愛人と仲良くなることが次のステップとなる。

 愛人にとって、自身が中途半端な存在であることは不快な状況であり、ほとんどの場合は親身になってくれる人には心を開く傾向がある、とワンさんは言う。

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image credit:The Paper

 愛人からいろいろ話を聞きだし、愛人の状況、パートナーとの間に子供がいるかどうか、またはどのくらいの期間不倫をしていたかを把握する。

 愛人と信頼関係を築いた上で、その誤りを理解させ、平和的かつ言葉巧みに関係を終わらせるよう導き、それぞれの生活を続けるよう説得するという。

 更には、愛人が他の男性と交際することができる精神的余裕を持てるよう手助けもし、誰かの「2番目」になる以外の選択肢があることに気付かせる。

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image credit:The Paper

 しかし、不倫関係を後腐れなく終わらせるよう愛人を説得するのは、たとえ専門家であっても簡単なことではない。

 ワンさんが仕事を遂行する際に心に留めている重要な概念は、「恋は人を盲目にする。愛人もその例外ではない」ということだ。

 解決が予想以上に困難な場合、ワンさんは時に愛人の家族や友人に近付いて彼らの関係を明らかにし、愛人に関係を終わらせるよう説得するのを手伝ってもらうこともあるそうだ。

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image credit:The Paper

 最近特に多忙だった時期は、コロナのロックダウンによるパンデミックの最中とその後で、依頼が殺到したワンさんは絶えず主要都市間を行き来していたようだ。

 ちなみに、別れさせることの成功率が 60% 未満と判断した場合、ワンさんは依頼人に返金している。

 ワンさんは、「お金を稼ぐことに加えて、私はより多くの人々が幸せな家庭に戻るのを助けています。それが、この仕事の一番のやりがいです」と話している。

References:China’s “Mistress Persuading Master” Specializes in Convincing Mistresses to End Their Affairs/ written by Scarlet / edited by / parumo

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この記事へのコメント 37件

コメントを書く

  1. いい人だなぁ。このワンさんの別れさせ屋の話し、映画かドラマ化して欲しい。

    • +17
  2. すごいな
    倫理に外れた行為にハマってる人を穏便に説得するのって、手間かかるし神経も使うし理不尽な反応もされるし本当に大変だよ…
    どうしても手に負えないと判断したら意地張って深追いせず返金して手を引くというのもプロだね
    この人のドキュメンタリー見てみたい

    • +24
  3. 85歳までは自分磨きと貯蓄、
    婚活はそれからで充分。

    • +1
  4. 訴訟で破滅させるのが一番だけどなあ、不倫する奴とその相棒なんて。

    • -4
    1. ※5
      わかってねえな。嫁さんが復縁望んでる状態なんだよ

      • +5
    2. >>5
      まあ実際はその方が簡単なんだろうけどね
      不倫なんぞやってる連中は、双方の家族の事も考えない、自分に甘過ぎる考えを持った連中だし
      でも平和的に解決出来ればそっちの方が良いだろうね

      • +3
      1. ※16
        簡単ってのも確かにあるが前提として君の言うように「不倫等をやる奴は自分に甘くてまた同じように繰り返す」のが最大の問題だろう
        何度も繰り返し最終的に修羅場だの托卵だのって事態になったら結局は被害にあった相方が大ダメージ受ける事になる
        傷が浅い内にキッチリ清算して新しく人生やり直させてやる方がされた側には余程良いだろ

        • +2
    3. ※5
      どこの国もが日本と同じ法律って訳ではない。
      結婚・離婚関係は特に。
      (欧米なんかだと、不倫相手へ慰謝料請求する
      って発想の制度は無い国が多かったり。
      妻や夫は配偶者の所有物ではないから、「盗った」とかでなく
      単なる「新しい恋」扱いだったりするとか何とか。)

      中国だと、20年ぐらい前までは
      離婚に際しても慰謝料という概念自体が無かったそうだし、
      法改正で慰謝料が創設されて以降も
      「本妻そっちのけで妾の家に入り浸り同居している」
      ってレベルじゃないと、なかなか対象にならない
      というような話も聞いたことがある。

      • +4
  5. すごい
    ライバルいなさそうだし会社にしたら相当稼げそう

    • +3
    1. >>6
      この方稼ぐことをモットーにしてるわけじゃないし
      この精神性はこの方だからこそ備わってるだろうし…難しいかと思う

      • +6
    2. ※6
      日本にもあるよ。商売として。

      そういえば「別れさせ屋」はTVドラマやってたね

      • 評価
    3. >>6
      問答無用で別れさせたり一方的に正論攻めにしたりするやり方ならいいかもしれないけど、個別の案件ごとにきちんと話を聞いて周囲に根回ししたり愛人の心のケアまでするとなるとマニュアル化もしにくいし、お金のことを考えたらむしろ効率悪いと思う

      • +6
  6. 正しくプロだわ…
    この人の生き様がなんかすごいわ

    • +11
  7. ほんとにこんなことできるならすごい。周りの不倫してる子たちはもう何言ってもダメ状態だけどな。

    • +1
    1. >>8
      ダメって言われても聞く耳もてないのよ
      本人もおかしいなあ、大事にされてないんじゃないかなあ、って疑念があるから否定の言葉に敏感
      肯定的に話を聞いていくことで初めて相手のおかしな点に気づけるんだと思う

      • +1
  8. 凄いな…
    ご自身の経験から不倫真っ只中 の人なんて反吐が出る程の嫌悪感でもおかしくないのに、あくまでも平和的解決を目指すなんて本当に凄い

    • +9
  9. タイトルから想像したのと全然違う良い話だった(後ろめたいニンゲンでごめんなさい…)

    • +3
  10. 夫の不倫はそれでいいとして、妻の不倫の場合はどうなるんだろう。相手の男を説得するのか、それとも妻の側を諭すのか。気苦労が多いだろうな。

    • +3
  11. 愛人を特定し近付き、一定期間の監視と尾行し、やがて愛人と仲良くなり、説得するのが1年で800人だと?

    中国人が数を盛るのは治らんな

    経済指標とか全く信用できんわ

    • 評価
    1. >>18
      日本の探偵がやってるのは特定をら裁判等で使える確たる証拠だから説得だけなら難易度低いかも?

      • 評価
  12. 平和が好きなんだね
    まとめの見出しなんて戦争するために結婚したような家ばかりだし

    • +1
  13. すごいな
    仲のいい友達や同僚だって説得して不倫やめさせるのムリなのに
    どんな風にやってるのかドキュメンタリーで見てみたい

    • +3
  14. もともと不倫なんてほうっておいてもそのうち終わるもんだけどこの終わらせやさんが説得しても別れさせるのが無理なパターンもあるのか。

    • 評価
  15. 因みに中国語の「愛人」は「恋人」の意味であって、不倫関係を示す言葉ではない
    日本語の意味に業を感じる

    • 評価
    1. ※27
      中国語は「奥さん」じゃない?
      「恋人」は韓国語だったと思う。

      • 評価
      1. >>29
        マジか
        中国語の先生に騙されたかもしれん

        • 評価
        1. >>30
          クライングフリーマンで『恋人』の事を『愛人(アイレン)』って呼んでた記憶がある

          • 評価
          1. ※31
            辞書だと、第一義に載ってるのが
            「(自分の)家内、主人」「(相手の)奥さん、旦那さん」、
            第二義にポツンと一言だけ「恋人」と載ってる。

            文脈なしの自動翻訳にかけると、「配偶者」と出る社のが多い。

            クライングフリーマンのどの場面か分からんけど、
            ヤクザの話だから、正式な婚姻関係かどうかはさておき
            ステディーの情夫・情婦関係なら 実質夫婦みたいなもんでは?
            あと、共産党の大陸では、旧来の「太太(=奥様)」の語は
            上流階級っぽくて身分差別的ということで廃されて
            「愛人」の用法が広まってたけど(ただし近年は太太に回帰ぎみ)、
            香港や台湾では「太太」が健在だったから
            「愛人」が「恋人」の用法へ回りがちってのはあるのかも?

            • +2
  16. 他の人を好きになったら手放してやればいいんじゃないの?仕事とはいえ工作してまで別れさせるってちょっと怖いけど。。いい話ってみんな思うんだな。

    • -3
    1. >>28
      不倫が全部不倫相手をまともに好きとは限らないし

      バレて離婚を突き付けられたら嫌がるような奴も多い

      そもそも、配偶者以外を好きになったなら配偶者を裏切って蔑ろにするようなことはせず、ちゃんと別れてからその相手と付き合えばいいんじゃないの?
      不倫された側が執念深いのが悪いとでも言いたげなあなたの発想の方が怖い

      • +2
    2. ※28
      出会いは不倫でも
      本気で愛人に乗り換えて一緒になる気があるなら、
      浮気した側から とっとと離婚調停を起こすなり
      内縁状態でそっちと同居するなりしてるだろ。

      それをしないってことは、今の妻との家庭を維持したまま
      蔭で美味しいアバンチュールだけつまみ食い
      って程度の火遊びで、逆に妻から離婚を切り出されたら
      「あれは本気じゃない!伴侶はお前だけだ!」と
      うろたえて縋るタイプなんだろう。

      愛人側も、うすうす自分が「都合の良い女」だと気付いているから
      将来の不安定さとか若さの浪費をつついて揺さぶりをかけられると
      (しかも、直接の身内や友人から諭されたら 逆に反発しがちでも
      微妙な距離感の知人だと案外すんなり第三者の意見で聞けたり)、
      背中を押されて足を洗う気になるんだろう。

      • +4
  17. すごい。ご両親や元夫の事知ると、聖人かと思ってしまう

    しかし不倫って、愛人よりも既婚者側の方がタチが悪い気がするんだが…
    家族との時間があるのに平気でパートナーや子供を裏切れるって考えられない
    夫が不倫してるとして、例え愛人の女性を説得しても旦那はまた似たような女に手を出すんじゃないのか?
    そういう場合は奥さんの方からすっぱり別れ話切り出すのかな

    • +1

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