
逢い引き用地下トンネルを作った男 mage credit:Cronica de Xalapa/Facebook
世界には一夫多妻制を認めた国もあるが、結婚していながらパートナー以外と性的関係を持つことは、不貞行為として社会的かつ道徳的に認められていない国も多い。しかし、禁じられた恋だからこそ燃え上がったりするものなのかもしれない。メキシコで、男性が浮気相手の女性宅へ繋がる地下トンネルを掘って情事を重ねていたことが発覚した。『cronicadexalapa.com』などが伝えている。
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石工職人、不倫相手の家に地下トンネルを掘る
メキシコといえば、麻薬カルテルが違法なあれこれを運ぶために、秘密の地下トンネルをネットワークとして使用することで知られているが、不倫の逢引き用として作られた地下トンネルも存在したようだ。バハ・カリフォルニア州北部ティファナに住む石工職人アントニオは、同地域に住む既婚女性パメラと許されない関係を続けていた。
自らも既婚者のアントニオは、2人の秘密の情事を誰にも気付かれないようにと石工職人としての腕を活かして、パメラ宅に繋がる地下トンネルを作成。
タイトではあるが、耐久性に優れた「逢い引きトンネル」を完成させたアントニオは、パメラの夫ホルヘが仕事で外出する度にトンネルを通ってパメラに会いに来ていたという。

Foundry/pixabay
パメラの夫に不倫がバレる
しかし、そんな2人の情事も終わりを告げる日がやって来た。ある日、ホルヘが予定よりも早く帰宅したのだ。この時、アントニオとパメラはまさに情事の最中で、驚いたアントニオは慌ててパメラ宅の寝室のベッドの下に設置したトンネルへと姿を隠した。
ホルヘは、どうやら妻の浮気に以前から気付いており、この日は現場をおさえようと早く帰宅したようだ。
怒るホルヘは、家の隅々まで浮気相手の男を見つけるべく探し回り、ついにベッド下のトンネルに気付き、そのトンネルを通ってアントニオの自宅に辿り着いた。
浮気相手の夫に不倫がバレてしまったアントニオは、この期に及んで「隣の部屋で妻が眠っている。静かにしてくれ」とホルヘに懇願した。
更に激怒したホルヘは、アントニオを殴りつけた。その騒動で目覚めたアントニオの妻は、自宅で見知らぬ男が夫を殴っている姿にショックを受け、すぐに警察へ通報。結局、アントニオは不貞を告白しなければならない羽目になった。
地元メキシコでは、“ラブトンネル”のニュースが報じられるとたちまちSNSで拡散し話題になった。不倫男アントニオは、多くのメディアで麻薬王エルチャポと比較され、おもしろおかしく伝えられたという。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1.
2.
3. 匿名処理班
刑務所入っても穴掘って出てきそうだな
4.
5. 匿名処理班
情熱がリアルすぎて何か笑えないレベル。
6. 匿名処理班
石工職人の禁じられた恋の相手が、奥さんじゃなくて夫の方だったら
穴を掘るために穴を掘ったと言う笑い話?に出来たかもしれない
いや笑えないかw
7. 匿名処理班
※3
腕をあげてどうするんだよ…
8. 匿名処理班
記事と関係ないけど平仮名であいびきと書くとハンバーグが思い浮かぶ
9.
10. 匿名処理班
腕の良い職人であるのは解った。そのうち麻薬カルテルからスカウトが来るぞ。
11. 匿名処理班
映画「ショーシャンクの空に」のような状況だったら感動するのだが
これは悪い例だと思う。
12. 匿名処理班
こういう人が何万人もいればピラミッドとか作れるんだろうか
13. 匿名処理班
>>3
何かそういう映画あったな。