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刑務所から息子を脱獄させるため、手作業で地下トンネルを掘った母親の母性愛(ウクライナ)

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(著) (編集)

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息子を脱獄させるため地下トンネルを掘った母親 image credit:Ukrainian police
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 90年代のハリウッド映画『ショーシャンクの空に』を観た人なら覚えているかもしれない。冤罪で投獄された男性が、刑務所から外へ通じる穴を掘り続け、最終的に脱獄に成功したことを。

 このほど、ウクライナでその“逆バージョン”が起こった。しかも、投獄されているのは殺人罪で有罪となった息子だ。

 しかし母親は、息子を愛するあまり刑務所の外から穴を掘り続け、なんとか息子を脱獄させようと試みていたという。

Підготовка втечі: мати копала підземний хід під в`язницю, аби витягти сина із-за ґрат

手作業で刑務所までの穴掘りを続けた母

 ウクライナの二コラエフに住んでいた51歳の母親(名は非公表)は、殺人罪で終身刑を言い渡され、ザポリージャにあるセキュリティの厳しい刑務所へ収監された息子を、なんとしてでも脱獄させたいと思い切った手段に出た。

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image credit: youtube

 母親は、刑務所近くに家を借り、夜になると毎晩無声の電動スクーターで刑務所近くに向かい、近くの野原で穴を掘り続けた。

 シャベルやツルハシなど、穴掘りに初歩的な道具のみを使い、母親は手作業で地下3メートルの深さの穴を掘ると、刑務所へ向かう10メートルほどの長さの穴を3週間にわたり掘っていた。

 掘り出した土は、発掘現場近くの廃棄されたガレージに運んでいたそうだ。3週間の間で、母親がガレージに運んだ土はなんと3トンにもなっていたという。

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image credit:Ukrainian police

息子を脱獄させたい一心で掘っていた母親の愛と執念

 やがてそれが発見され、母親は逮捕となった。

 昼間、人目に付くのを避けるためほとんど外出していなかった母親の写真を警察が近所住民に見せても、誰一人母親の顔を認識する者はいなかったそうだ。

 何より、警察や住民らを驚かせたのは、逮捕時には母親が掘り続けた穴がほぼ刑務所の壁に達していたということだ。母親が掘った穴を確認した警察は、あまりの力仕事っぷりに驚きを隠せなかったようだ。

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image credit:Ukrainian police

 母親が借りていた部屋からは堀り道具が発見されており、母親は罪を認めているようだが、「息子を脱獄させたい一心でやった」と供述している。

 現在、勾留中であり、刑務所行きになる可能性もあるというこの母親について、ウクライナでは一部の人たちから「これぞ母の愛」といった称賛とも取れる声や、「手作業でここまでするなんてすごい」という驚嘆の声があがっているという。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 30件

コメントを書く

  1. 息子が他人の命を奪うのは良くても息子の自由が奪われるのは我慢ならないってか

    • +25
    1. ※2
      息子「違う、俺は本当にやってないんだ! 信じてくれ、母さん……」

      とかいう一幕があったのかもしれない。

      • +12
    2. ※2
      そりゃそうだろ
      他人と息子の人生なら息子の人生のほうが大事に決まってる
      誰だってそうだろ

      • +8
      1. ※25
        ほんとに愛してるなら「人を傷つけてはいけない」って教えるべきだったね

        • +10
  2. 間違った方向に発揮された愛とはいえすごいな。穴を掘るのって本当に大変よ

    • +25
  3. 母の愛に免じて、息子と一緒の監房に入れればいいんじゃね?

    • +7
  4. するってーとおっかさん、墓穴を掘っちまったのかい?

    • +25
  5. 努力は評価されるべきであるが犯罪者を助けるのは評価できない

    • +7
  6. うーん、息子のためにここまで出来るのは確かにすごいけど、殺人犯の息子を脱獄させるのはイカンでしょ。

    • +9
  7. なんか・・・

    お母さんがこういう性格だから

    息子さん犯罪犯したのかもね

    そういう人格になったと・・・・

    • 評価
  8. 何をしても母親だけは味方だったりするもんな

    • +11
  9. まあでも、世界全てが敵になったとしても母親だけは味方であって欲しい。という幻想はある。

    • +14
  10. 穴ほり技術すごくない?
    崩れない固さの土を掘りぬいて3トンの土を運ぶ
    普通の人なら筋肉痛でのたうって母の愛どころじゃないような

    • +12
    1. ※16
      技術すごいと思う。
      労働量もさることながら、人一人通るぎりぎりの幅の穴をこんなにまっすぐ掘れるのってそこから普通じゃないと思うんだけど、どうなんだろう。
      穴が通じそうになっていたのは、息子のいる房だったんだろうか。だとすると測量の技術とかも持ち合わせてた?
      …お母さん、その技術と情熱を真っ当な場所で活かせばよかったのにね…

      • +11
  11. すげえけどこの母親の仕事はまず息子が殺人犯にならないよう育てることだったのでは…

    • +9
  12. 悪いのはわかるけどこれはこれで素晴らしいな

    • +9
  13. 自分の親が子供が人を殺してしまったら
    証拠隠滅や逃亡を助けるだろうなと思うから、母親の気持ちがわかる

    • +7
  14. 技術と執念は普通にすごいけど、これを母の愛と賞賛するらしき人がいるのはどうなのって思ってしまう。
    いや母の愛には違いないんだけどさ。
    冤罪なのかなんなのかは分からないけど、どっちにしても逃げたら更に罪を負うことになるのに。

    • 評価
  15. ♪母さんが、夜なべ~をして、トンネ~ル掘ってくれたぁ~♪

    • +7
  16. ゆとり世代の怖い所は被害者より加害者に共感するところって大学の先生が言ってた

    • -9
  17. 母は強し(物理)
    母の愛はこれほどまでに深い(物理)

    • +6
  18. >ゆとり世代の怖い所は被害者より
    >加害者に共感するところって大学の先生が言ってた

    あーわかる 

    • -3
    1. >>32
      ゆとりはもう、違う惑星から来た異星人としか思えない。ゆとり星人だ。

      • -4
  19. こんだけ自分のために必死になってくれる母親がいたのに
    なんで殺人犯なんかになっちまったんだい

    • +2
  20. これ3週間じゃなくて3年だったような

    • 評価

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