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海藻にしか見えない!擬態上手な魚「ゴールデンウィードフィッシュ」

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(著)

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 この中に魚がいます。さて、どこにいるかわかるかな?

 とにかく薄っぺらい体をひらひらさせて海藻の中を泳ぐ魚は、ちゃんと海藻の色や形を模していて、海藻の一部にしか見えない。

 この魚はオーストラリアに生息するゴールデンウィードフィッシュだ。そのヒラヒラ感と、うすっぺらさをお楽しみください。

Golden Weedfish, Shelly Beach, March 2018

海藻そっくりに擬態する魚

 ゴールデンウィードフィッシュは、オーストラリア南部の潮間帯の低水域から深さ約30mの、海藻が豊富な場所に生息する海水魚で体長は18cmほど。

 非常に珍しい魚だそうで、体色は個体によって変化に富んでいる。黄金色や茶色、緑、斑紋、縞模など、海藻の色に溶け込みやすい色になっているようだ。

 背ビレは2基あり、背びれとしりびれには枯葉をのような穴がある。まるで海藻になるために生まれてきた魚だ。

 この擬態が捕食は天敵から身を守るために役立つのだろうけど、ほんと海には人間の予想をはるかに超えて来る生物たちがたくさんいるね。

written by / parumo

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この記事へのコメント 18件

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  1. 周囲に擬態する種ってどうやって
    そのように進化が出来たのだろう。
    わたしにも出来るなら
    「テクマクマヤコン、JKになぁーれっ!」

    • -4
  2. うまく隠れないとダメって事は
    もしかして大変旨いんじゃないかって疑惑がある。
    問題は人間にとって旨いかどうかだ。

    • +2
  3. ペラッペラだ
    リーフィーシードラゴンは割と有名だけどこれは初めて見た
    海中写真に写っていても、事前に知らされていなければ絶対に見つけられないだろうな

    • +8
  4. 泳ぎ方もプロだ
    良くもまぁこんな転がる様な泳ぎ方する様に成ったもんだ

    • +6
    1. ※6
      泳ぎがうまいのか、
      下手過ぎて水の動きに翻弄されているのか
      ・・・どっちだろ?

      • +4
  5. オーストラリアってほんと不思議ないきもの多いな

    • +3
  6. 自分の体色に合った色の海藻が分かるって凄い

    • +3
  7. 記事を開く前、海藻に擬態する魚、はいはいタツノオトシゴの仲間でしょ
    違った・・・(; ・`д・´) まだまだ知らない生物もいるんだなー

    • +3
  8. どうやらギンポの仲間みたいだね。

    アサヒギンポ科 Clinidae の中に含まれるみたい。

    • +1
  9. すげぇ…どうやってここまでのデザインになったんだろう?もう魚というより海の妖精みたいだ。

    • 評価
  10. こういうの見る進化は偶然の産物っていうの疑いたくなる。
    「俺は海藻に化けるんだ!」って強く思ってると、遺伝子もそれに影響されるんじゃないかって。

    • +1
  11. 背びれ第1棘が長く伸びて繋がっていないからテンスの仲間かな。

    • 評価
  12. 海草と間違えて食われたりしないのかな。

    • +1
  13. 逆に考えてみれば、海藻みたいな見た目の魚ではなくって、魚みたいに泳いで飯食って成長する海藻なんじゃないかと。
    ないか。

    • +2

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