メインコンテンツにスキップ

犬のふさ毛の中に小動物!ひっついて家についてきてしまったポッサムの赤ちゃん

記事の本文にスキップ

24件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 飼い主が散歩から帰って来た犬をよく見ると、そのふさふさな胸の毛に異物が混入していることに気が付いた。

 なんとそれはポッサムの赤ちゃん!オーストラリアは野生動物との距離が近いことで知られているが、近すぎるにもほどがある。 

飼い犬の毛にしがみついていたポッサムの赤ちゃん

 オーストラリアに住む女性は、チャウチャウ犬の「デューク」が散歩から帰って来た時、胸に何やら黒いものがついていることに気付いた。

 「何をつけているの?」と尋ねて見てみると、なんとポッサムの赤ちゃんがデュークの胸元の毛に埋もれるようにしてぶら下がっていたのだ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:dukeofhawthorn/TikTok

 猫も飼っている女性は、「猫はよくネズミをお持ち帰りしてくるけれど、犬はもっとすごいものを持ち帰って来たは!」とびっくり。

 しかもデュークは、赤ちゃんがひっついているのにまったく気にしていない。むしろ気に入っているふしすらある。

 しかし、とにかく野生生物をこのままにはしておけないと、女性はデュークの胸元からタオルで包むようにやさしくポッサムを引き離した。

 すると、デュークは鼻を近づけて、自分にしがみついていた小さな生き物に興味を示した。もうすでに愛着が湧いちゃったのかもしれない。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:dukeofhawthorn/TikTok

 飼い主はその後、ポッサムを木のフェンスに乗せると、どこかへ去って行った。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:dukeofhawthorn/TikTok

赤ちゃんの安全に懸念の声も

 この動画がTikTokでシェアされると、ユーザーからは「さすがオーストラリア!」といったコメント以外に、「ポッサムは母親のいない赤ちゃんのようだけど、そのまま放しちゃってよかったのかな?」といった懸念の声が寄せられた。

 これに対し女性は、「あの時はすぐに野生に帰してあげなければと思ったのでそうしたけれど、野生生物局にでも連絡して保護してもらえばよかったのかも」「うちの猫の近くにいさせるより、野生に戻した方が安全かと思った」「すぐに野生に帰しても大丈夫な年齢に達していると思った」と返している。

TikTokで開く

 ちなみに、オーストラリアやニュージーランドではポッサムの個体数が増加しており、害獣扱いされることも少なくないため、ポッサムキャッチャー(ポッサム駆除職員)によって母親が捕らえられ、赤ちゃんが孤児になってしまうというケースもあるようだ。

 このポッサムの赤ちゃんの母親がどこにいってしまったのか気になるところだが、女性は「無事に生き延びてくれていることを願う」と締めくくっている。

written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 24件

コメントを書く

  1. これちゃうちゃう?
    ちゃうちゃう。
    え、ちゃうちゃうちゃうんちゃうん!?
    ちゃうちゃうちゃう。
    ほなら何やねん!!?
    ・・・チベタンマスチフや!
    ~ギャー~~~~~!!!

    • 評価
  2. 害獣指定されてるなら届けたら処分されただろうし飼うわけにもいかない。自然に任せて正解だったと思うな。

    • +20
  3. 犬「ねえ、この子ひとりぼっちだったの!飼ってもいいでしょう?ちゃんと世話するから!」

    • +4
  4. ポッサムの赤ちゃんも全然気にしてないデュークさんも可愛い

    • +1
  5. ポッサムとオポッサムがいつも混ざっちゃうOrz

    • +6
  6. カンガルー、コアラ、ポッサムと勝手に害獣認定するんだなオーストラリアは

    • 評価
  7. 保健所に連絡しても駆除されるだろうし
    飼えないし まだ幼いけど 逃がすのはしょいうが無いよ

    • +1
  8. 増水で流されたカイツブリやら巣から落ちたフクロウやらを保護したことがあって野生動物保護関係の団体や役所に連絡したことがあるけど、
    「たとえ幼くとも本能的に自前で生きていく能力は充分にあるからすぐに野に放ちなさい」
    って答えしか返ってこないよ。だからそのまま放すのは正解。
    ただスズメに巣をぶっ壊されたツバメはさすがに可哀そうだったから、ヒナを保護してプラ鉢ですぐ近くに仮巣を作ってやった。しばらくして全ヒナ無事旅立っていった。

    • +12
    1. ※18
      場所によるかも
      弱った鳩とか雀とか複数回保護したことあるけど、近所の野鳥保護園に連絡したら「すぐ連れて来てください」だったよ
      元気になったら野生に帰してくれる

      • +1
  9. 50匹に1匹の割合で草食動物に感染させる結核菌をもってるそうだから、牧畜を収入源にしてる人が多いオーストラリアでは肩身が狭いだろうね。しかも大食らいの雑食で絶滅危惧種の鳥の雛や卵も食べまくるらしく、キウイなどの飛べない鳥なども襲われて絶滅寸前だとか。

    • 評価
  10. 可哀想、か。
    各々が何を思い行動するかは自由だと思う。
    思想の違い。
    文化の違い。
    価値観の違い。
    色んな違いがあるものね。
    個人的には人間に不利益なら消えて貰って構わないけど、何を思ったところで結局は人のエゴだよねー

    • -3
  11. 野生動物は、危険なダニや寄生虫が付着している可能性が非常に高いから、素手で触るのは危険すぎる

    • 評価
  12. オーストラリアの身勝手な保護したり駆除したりがどうしても他の国より酷いように思う

    • 評価
    1. ※23
      あの山火事も元をただせば白人たちによる人災だもんな
      アボリジニが伝統的に行ってたユーカリの間引きを
      森林破壊と決めつけてやめさせたせいで
      ユーカリが大繁殖して山火事が起こりやすくなったからな

      • +1
    2. ※23
      野生の猫が増え過ぎて、絶滅危惧種を餌にしてしまうから大量に毒殺するとか
      動物愛護も結局は人間の都合次第でモヤっとする

      • +1
  13. そりゃとっさに近くに離しちゃうよね。
    なかなか母親が近くにいないとかまで考えられないよ。
    にしても自然豊かだなぁ

    • +1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。