
image credit:facebook
動物の世界では、例え種が違っていても溢れんばかりの母性で赤ちゃんを育てるというケースは度々目撃されてきた。それは母性に限った話ではない。動物たちはお互いに何かを感じ取ると、あっという間に友となり家族となってしまう。
今回オーストラリアで発見されたのは、犬とポッサムのコンビだ。
はかなくも我が子を死産してしまったメスのビーグル、モリーと、母親とはぐれてしまったらしい野生のポッサムの子は、出会ってすぐにひかれあい、仲良くなった。時にポッサムはモリーの背にしがみついては移動しているという。
広告
わが子を失ったビーグル犬のモリー
サラ・モイルさんはメスのビーグル犬モリーを飼っている。実はモリー、先日子犬を出産したものの、不運にも死産だった。それ以来、飼い主のサラさんにはモリーがふさぎ込んでいるように見えたという。
しかしある日、サラさんはモリーと小さな生き物がじゃれあっているのを目撃した。その小さな生き物とは、なんとオーストラリア特有の生き物である有袋類のポッサムだ。
ポッサムの子をおぶっている!?お互いにひかれあい仲良しに。
ポッサムはモリーとじゃれあうだけでなく、モリーの背に飛び乗りしがみついてまるで親子のように過ごしているという。サラさんたちの見立てでは、このポッサムも母親に捨てられた可能性が高いそうだ。
ポッサムは本来夜行性の生き物で日中は木に作った巣に隠れている。
なのでモリーは昼間、赤ちゃんポッサムが眠っている間は木の下でポッサムが起きるのをじっと待っているのだそうだ。
「赤ちゃんを失ってからモリーはずっと落ち込んでいました。けれどもポッサムと仲良くなってからのモリーはとてもいきいきと過ごしています。2匹がこのまま過ごしていけたらと思っています。」とサラさんはモリーの近況を語る。
モリーにとって赤ちゃんポッサムは友であり、我が子であり、家族であり悲しみを共有できる唯一の関係なのだろう。
そしてポッサムにとってもモリーは頼れる母さんであり優しい遊び相手なのだ。理解のある飼い主のもと、モリーとポッサムの異種間愛情は今後もすくすく育っていきそうだ。
References: Facebook/など / written by kokarimushi / edited by parumo
あわせて読みたい





コメント
1. 匿名処理班
ポッサムはオポッサムとは違う動物なのか。でも、
オーストラリア人ってこの動物のことオポサッムって
呼ばなかったっけ?
2. 匿名処理班
ポッサムは巣立ち(親離れ)まで母親にベッタリだから、木の上で寝ている時間があるなら「親離れ直後」だったのかもね。
1人で生きていけるけど、まだ甘えたい1人は不安な時期。
いつか完全に独り立ちする時期はくるかもしれんが、今お互いの支えになっているのは素敵だね。
3. 匿名処理班
別にカラパイアさんを責めているのではないと前置き。
毎回この手の記事で「親に捨てられた可能性が高い」と記者の主観で書かれている事が多いが、「捕食者にやられた可能性」や「事故で亡くなってしまった」可能性もあるのに、何故「捨てられた」と状況を限定して書いてしまうのだろうか?
文化の違いで、日本語の様に「生き別れになった」との表現が無いのだろうか?邪推すれば「悲惨さ、悲劇度を上げれば感動値が増す=記事の閲覧数が増える」から「捨てられた」という事にしたのだろうが、それにしてもちょっと…と言いたくなる。
いや本当にカラパイアさんが悪いのではないよ?個人的にどうしても、野生動物が子供を捨てるというのが信じられないのですよ。
野生動物が本当に捨てる時、育児放棄する時は赤子の内から見捨てる。ここまで育てたものを捨てるかい?って話さね。
ちなみに犬種によるだろうけど、別に子供を失った母犬でなくとも、自分が前に飼っていた、世間一般ではバ〇犬とされるハスキー(雄)でも他種の子にやさしいかったよ?これもなにか邪推しちゃうけど…止めておこうww
4. 匿名処理班
一瞬ビーグルのしっぽがポッサムのしっぽに見えた。
ポッサムご機嫌だなと思っちゃった。
5. 匿名処理班
動画見る限りだとビーグルさんは、気にしてはいるけど嫌がっているようには見えないしお互いに良い関係なのかもしれないね
ただ何となくオポッサムさんは恵体なのでビーグルさんの背骨に負担がないのかだけ心配だわ
6. 匿名処理班
フィット感がすごい
7.
8.
9. 匿名処理班
だ、だっこちゃん…
10.
11. 匿名処理班
ポッサム(フクロネズミ)はそこそこ大きくなるので少々心配。
オスなら体長55cm、体重4.5kg程度までにはなる。
12. 匿名処理班
※4 同じく、ビーグルが嬉しそうに尻尾ぶんぶんしてる部分にポッサムがしがみついてて
ポッサムまで楽しそうに見えてめちゃくちゃ可愛いねw
13. 匿名処理班
>>1
オポッサムとポッサムは別ですよ
元オーストラリア在住より
14. 匿名処理班
なんでこうも異種の仲の良い姿は微笑ましいのだろう
倍増ですわ!!
15. 匿名処理班
※3
まあ第一にカラパイアは自前で取材して記事を書くわけじゃなくて、基本海外サイトからの翻訳、要約なんで…
でFBの元記事からさらリンクを辿った元々記事に単に母親に捨てられたって書いてある。それの裏付けはまったくないので、信用していいかどうか分からんっていうのはおっしゃる通りだと思うけど、カラパイアに言っても意味ないわけですよ
16. 匿名処理班
※1
ニュージーランドではオポッサムって言ってた
17. 匿名処理班
ホームセンターの園芸コーナーで
苗をタダ食いしてましたな
メッチャ可愛いかったけど❗️
18. 匿名処理班
※3 コメ15さんの言う通りで、あえて配慮するなら
(何のかの理由で)はぐれた、っていうのが妥当かな。
子育ての実際は、分からない事が多いと思うよ。
ある母豹は子供たちを隠している場所にライオンが行ったら、
助けず立ち去った。(ライオンは猫科の動物を捕食する)
識者いわく「子供はまだ産めるから勝ち目のない戦いを
避けた」。
また野良猫の観察で、足の不自由な子猫だけ邪険にする
母猫の動画が某所にある。
ポッサムは一度に8〜10匹くらい産み、猫の平均5〜6匹を
上回る。それだけ成獣になれる確率が低いということ。
全員背中に乗せて移動するから、落ちちゃう子もいるだろうし、
置いてかれる子もいるだろう。
どこまでが「見捨てた」になるか。。。自分も自信ないよ。
かなり大きな赤ちゃんだから、コメ2さんの言う通り
親離れしたところかもね。
19. 匿名処理班
>>3
人の感じ方はそれぞれだと思うけど、子犬を死産した母犬が元気になりつつある。という事は大きい事じゃないのかな。
それに《捨てられた》じゃなくて、《はぐれた》って書いてないかな。
可能性がある。という書き方なら他の状況はあり得ないという断定した判断の書き方ではないと思いますよ。
皆、自分の主観が往々にして入る訳だしね。
20. 匿名処理班
幸せそうなだからええやん
21. 匿名処理班
>>3
冒頭の文章には「はぐれた」って書いてあるよ。
ポッサムに詳しくないからわからんけど、ポッサムがたくさんいる地域の人から見たら、巣立つにはちょっと早すぎる様に見えたりしたんじゃないかな。
あと、このビーグル犬はたまたま死産した後の話題だったが、カラパイアに採用されてるのはそれだけじゃないけどね
22. 匿名処理班
>>3
もしかしてタイトルだけ読んでる?
冒頭二行を読んでどうして子供を失った母親「のみ」が他種へ愛情を向けると勘違いできるんだ。
しかも邪推ってなんだよwwwまさか母性神話だの犬種の優劣などをアピールする裏でもあるといいたいのか?まさかね?
バッチリ母性に限らずと書いてあるさね。
23. 匿名処理班
>>18
別に学術研究の発表サイトじゃない、ただの一般人の身の回りで起きた出来事の記事の言い回しに、※3は何がそんなに気になるんだろうね?
野生で自然の中で生きている生き物なんだから、なんでも起こるだろうに。
24. 匿名処理班
>>1
アメリカ大陸にいるのがオポッサム。
オーストラリア大陸にいるのがポッサム。
別の生き物で見た目も違うけどザックリ見分ける時にはこれが結構役にたつよw
25. 匿名処理班
※3
あなたの主観っつーか思い込みじゃん
26. 匿名処理班
※23
>なんでも起こるだろうに
だからこその※3なんじゃないかな。
他も、記事を読んで気分をよくしたところで※3に腐された気がしたのか
突っかかりすぎと思う。