
image credit:Facebook
戦禍に見舞われたウクライナでは、現在ペットを連れて避難する人たちが続出している。国内のシェルターに避難する人、国外への脱出を試みる人、誰もが家族同然のペットを置いてはいけない!と、一緒に避難生活を送っているのだ。今日はそんなウクライナのペットたちの様子をお伝えしようと思う。早く住み慣れた自宅での、愛する家族といっしょの生活が戻ってきますように。
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2. ペットと一緒に避難してくるウクライナ人たちのためにNGOが立ち上がった
3. 寒い中、飼い主と辛抱強く外で過ごすペットたち
4. TVニュースの画面に映った、飼い主の肩に乗って避難する猫
5. 駅も避難民たちでいっぱいだ(右スワイプで他の写真も参照)Was watching the news about #Ukraine and saw this #cat just chillin' on its owners shoulders. Even the #cats are badass there. pic.twitter.com/CjOjP5kA5Q
— MBW (@mustang_brit) February 28, 2022
6. この生活はいつまで続くのだろうか…
7. けなげに不自由に耐えるペットたち
8. 疲れちゃったよね…
9. 小さなペットも一緒に避難
10. それでも一緒に避難できて良かった
11. シェルターではなく、自宅の地下室でペットと過ごす人も
12. ペットを置いてはいけない!と、出国を見合わせた外国人居住者もいる
現在、ウクライナでは総動員令が出され、18歳から60歳までの男性の出国が禁止されているため、お年寄りや女性、子供たちと一緒に国境を越えるペットたちがやはり多い。自分たちだけでも大変なのに、ペットを連れての避難は飼い主にとっても負担の大きなものだと思う。'If my dog can't, I won't'-
— Vivek Shukla (@vidrohi_offical) February 28, 2022
Indian student in war-hit Ukraine refuses to return back home without his pet dog. His name is Kaushik. He's trying to get all paperwork and clearance. God bless uh Kaushik ♥#IndiansInUkraine #UkraineKrieg pic.twitter.com/zqKKAfgoMS
各地の支援団体を通じ、世界中から温かい手が差し伸べられていることが、暗いニュースばかりの中での救いとなっている。詳しくはカラパイアで記事にしているので、ぜひそちらも読んでほしい。
ちなみに現在、ルーマニアやポーランド、スロバキアなどの隣国では、国境を越えて避難するウクライナ人に向けた手続きの簡素化が進んでおり、ペットを連れていても問題なく入国できる措置をとっているそうだ。
現地でペットたちの支援をしている団体に、日本から直接寄付をするのは難しいが、自分にできる形でサポートができればいいなと思っているよ。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
追記:(2022/03/03)本文を一部訂正して再送します。
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コメント
1. 匿名処理班
贅沢は敵だ、という発想はまだ根強いけど、パンとサーカスの通りで娯楽というか精神安定がないと人はすぐだめになるんだ
生活保護の議論での食い違いは、この認識の差が大きい
だからペットはダメ、という単純な問題でもない
鬱になったり、老人だとボケるなどしてかえって高く付く例もあるからね
2.
3.
4. 匿名処理班
家族だからなぁ…
でも犬ならともかく自分はうちの猫連れて避難できる気がしない
ビビリだからバッグに入れるのも大変だし外で開けたら逃げそう
5. 匿名処理班
ただ人の世話にならなきゃいけないわけで、そこにペットまで面倒見てくれと言われたら受け入れ先は躊躇するのも当然だと思うな
鬱やボケ老人になるのは投げ出せない自国の民だから困るわけで、
他国民への福祉や善意なんて本当にただの善意だから強制力はないし、
面倒な負担が増えたら向こうだってパージ考えるか受入人数を規制するだろう
善意に隅から隅まで行き届くような福祉ってのは期待しちゃいけないと思う
6. 匿名処理班
避難の最中にあってペットを連れてる人は笑顔だ
どれだけ心が救われてるか解るな
7. 匿名処理班
この類の記事何回か読んでるけど、ペットたちも異常な雰囲気がわかるのか、不安げな顔で大人しくしてる画像が多い
もちろん主がそばにいさえすればどこにいても心強くはあるのだろうけど
人もペットも、もうこれ以上死なないでほしい
8. 匿名処理班
この時期にウクライナを取り上げてくれてありがとうございます🌻
9. 匿名処理班
>>5
短期の利害では君の言うとおりなんだ
でも一度受け入れれば、病気になっても知りませんは通じない
かと言って追い返したり、動物NGと強制したら問題として騒動となる
善意を政府などの権力者に決めさせないための人権よ
どこで折合いつけるか当事者次第だね
10.
11. 匿名処理班
今まで共に家族として過ごしてきた存在を捨てて人間だけ逃げる気にはならないよな
12. 匿名処理班
これ人間もなんだけどペットのトイレはどーしてんだろ
13.
14. 匿名処理班
震災のときの非難所で御布団で寝ているわんこをおもいだした
愛されているなあって
15. へそ吉
差し当たりペットを連れて脱出したものの、先が見えない現状ではその後どうなるか心配です。うまくボランティアやNGOなどが力を発揮してくれればよいが……。
1983年に伊豆諸島の三宅島が大爆発を起こし、島民全員が島から避難しましたが、その後だいぶたってから調査団が島に入った時の模様がNHKテレビで放送されました。そこで私が唖然としたのは、たくさんの猫が調査員たちの足元に寄り集まって来た事。野良猫は警戒心が強く、危機的状況でも人に近づきません。明らかにこの猫たちは島の住民が飼っていた子たちで、久しぶりに見た人間に安心感を覚えてすがって来たのですね。
確かに当時は、避難先でペットまで受け入れる余裕は無かったかも知れませんし、猫たちを手放した家族も断腸の思いだった可能性もありますが、全体として見れば、これが日本人の「しょせんペットなんて――」という非情な感性の表われなのではなかろうか?
あの猫たちは、それからどうなったのでしょうか? 続報に触れられなかったため分かりません。長文コメ失礼。
16. 匿名処理班
日本だって明日は我が身かもしれんし、備えあればかもね。
うちもチワワいるけど寒さに弱いし防寒着買っとこうかな、車やガレージもあるけど非常時に暖房が使えるとは限らんし。
ワンコいると避難所も入れなくなる可能性あるし、コロナもそうだったけど庭や戸建て持ってない都会の人ほど有事は色んなことで難儀するかもね。
17.
18.
19. 匿名処理班
多頭飼いの人は途方に暮れるな…
というか犬以下のサイズの哺乳類のペットは
ギリギリ同行できなくもないけど
鳥はピヨピヨ鳴き止まないだろうしなあ…魚類とか爬虫類系は無理ゲー
20. 匿名処理班
>>15
ペットというより、しょせん娯楽と一蹴する文化ですかね
遊ばないことが勤勉、真面目とたたえられますし
幸いかどうかはわからないけど、災害で逃げ出した犬は野良化(ノライヌ、人間のゴミなど)までですが、猫はノラネコだけでなく野生化(ノネコ、狩りで生き抜く)できる個体が多いらしいので、それなりに生き抜けてるかもしれません
21. 匿名処理班
ペットだけじゃないよ。水族館や動物園、保護された動物達のいるシェルターだってあるだろうし戦闘によって破壊される自然環境やそこにいる野生動物や昆虫だとかの多様な命。
生き物ではないけれど歴史的な建物や美術館に図書館などの人類として大切に守っていかなくてはならない文化的な物たち。全ての命も、その命たちが作ってきた物達も、、一度なくなったものは戻ってこない。世界中から戦争が一刻も早くなくなってほしい。誰もが穏やかに日々を過ごしてほしい。
22. 匿名処理班
欧州の穀倉地帯って事だから動物飼う場合も大家族になりそうだもんな
23. 匿名処理班
>>19
鳥もカイロやダンボールを駆使すればギリギリ行けるだろうが、変温動物は真冬に何日も移動するのは厳しいな
うちはヘビを数十匹飼育してるから、非常時に車で移動出来ない事態が起きたら詰み
日本の避難所ですら受け入れてくれないし
24. 匿名処理班
5番目の犬可愛いケド不安そうな表情が何とも言えない。
25. 匿名処理班
どうぞ皆様ご無事でと祈るばかりです
26. 匿名処理班
正直に言うと、昔はペットをつれて避難する人のことを「人間より動物の命優先で、おろかで周りの迷惑を考えない足手まといで愚か者」と思ってた。
自分が拾った犬を飼い、その犬がいまは老いて18才、足だって悪くて置いてけぼりにしたら確実に死んでしまう。戦争になったら、わたしも犬を担いで逃げる。犬を置いていくと想像しただけで涙が止まらない。確かにいざというときにペットなんかどうでもいいだろ、って人もいると思う。でも、例えペットでも何年も共に生きてきたら家族で、災害なんかで離ればなれになったら、身を裂かれるような辛さだろうといまはわかるんだよね…だから、一緒に逃げてきた動物たちが無事であるようにと本当に思います。わたしも人に迷惑かけないようにするから、ペットをおいださないで欲しい。
27.
28. 匿名処理班
割れた窓の奥でケージの中の鳥がきょときょとしていたウクライナでの映像が忘れられない。窓が割れてるだけで飼い主が側にいたのなら良いんだけど・・・。
きっと置いて行かれた、行かざるを得なかったパターンも少なくはないんだろう。動物園だって今は持ち堪えてるというけど攻撃や餌、ストレスやスタッフの安全・・・いつまでもつのか。
チェルノブイリ辺りは野生動物の楽園だった筈だけどそれも変わってしまっただろう。
人間の命最優先は分かってるけどそれでも考えてしまう。
29.
30. 匿名処理班
※15
あのさぁ、きれいごといって自分に酔うのやめてくれないかな?
日本は貧しくなったの!
韓国、台湾、中国以下なの!
その中で、ペットに人間向けの貴重な物資を割くわけにはいかないという良心を、
家畜にたうする非情だと切って捨てる傲慢を反省せよ!
31. 匿名処理班
犬きっかけでたまたまフォローした方がキエフ在住の方で今もご両親とキエフで犬二匹と踏ん張って暮らしててできるだけ早く停戦して安全な生活を取り戻せたら良い
32. 匿名処理班
>>30
落ち着け、お前の心のほうが貧しいぞ。
33.
34. 匿名処理班
※30
日本にもどかしさを感じてる釣りコメかな?
ホントはペット大好きだろw
35. 匿名処理班
非常時でも、いや、非常時だからこそ、ペットを残して避難なんて考えただけで心が痛む。
もし自分が同じ状況に置かれたとして、家の犬たちを置いて逃げるなんて絶対できない。
どの子も毛布にくるまれてたり服を着せてもらってたり、毛艶もよくて、愛されてる子達だね。
みんな無事でありますように。
36. 匿名処理班
こうなるとわかってて生き物飼ったわけじゃないだろうし、ペットも命あるものだからなぁ
贅沢品とか言う人はペットはモノであって命あるものだとは思ってないんだろうな
同じようにペット(元保護猫)を飼っていて立場が似ているとより自分のことのように感じられる
飼い主さんたちがペットと共に助かることを願ってやまない
37. 匿名処理班
ペットと一緒に居る人の笑顔が素敵です。
38. 匿名処理班
※15
野良でも普通によってくる子はいるし
飼い猫でも飼い主以外には一切近寄らない子もいる。
寄ってきたから元飼い猫だっていうのが、そもそも間違い。
あと、飼い猫ではないけど、
餌をもらっている子もいるから、そういう子なんでは。
お零れもらう漁村の猫とかもいるしね。
39. 匿名処理班
ある日突然国を攻撃されて日常生活を奪われ、恐怖と不安と怒りに苛まれてる中で愛するペットまで失ってしまったらそれこそ絶望してしまうよ。
家族やペットを守り抜こうと思うからこそ、爆撃の音を聞きながらでも正気でいられると思う。
40.
41. 匿名処理班
>>9
受け入れ側のリソースも考えるべき、というのは最もだと思う。
ただ、ペットを伴わせた方が難民化してしまった人々の立ち直りが早いとか何か科学的な実証や裏付けが有れば行政コストも安く済むし双方丸く収まるのじゃないかな。
42. 匿名処理班
>>11
ましてこの方々は夫や息子、父や兄弟や甥叔父を置いて逃げてきたという負い目も凄いだろうしね
43. 匿名処理班
>>14
カナダだかオーストラリアの森林火災でもペットを伴って避難してる人の報道あったなあ。有事の際のペット連れの避難の対処法が国際的に共有されても良いと思う
44. 匿名処理班
動物の毛にアレルギーがある自分としては美談に聞こえない。避難所にペット持ち込まれたら私が死ぬかも。
45. 匿名処理班
私はうさぎを飼っているんだけど、犬や猫みたいに連れ歩けないから何かあったら一緒に死のうと思ってる
46. 匿名処理班
猫って家からだいぶ離れた外に連れ出したらどっか行っちゃいそうなイメージがあるけど
飼い主にちゃんとついてくるんだろうか
47. 匿名処理班
>>44
すみわけは出きると思うんですけど
あなたもクリーンルームに暮らしてるわけではないよね?
48. 匿名処理班
>>26
そういう心情的な問題ももちろんあるけど、他にもペットを放置することで長期的にまずい問題は色々ある
野生化による危険・生態系の破壊・疫病の媒介など
だからみんながペットを連れて避難するのが本当は正しいんだ
もちろんそんな余裕も時間もなかったということは起こり得るんだけど
少なくとも「迷惑になるから連れて行ってはいけない」「動物を連れていくのは愚か」というのは事実誤認
被災した地域で暮らし続ける人達の安全やスムーズな復興のことを少しでも考えるなら同行避難は必須
なので動物を飼う時点で
「自分(と家族)の手だけで抱えて逃げられるか」
「避難のために何を準備しどんな躾をしておくべきか」
まで考えるのが飼い主の責任
49. 匿名処理班
>>44
自分も重めの猫アレルギーだけど
飼われてた動物が野生化したり疫病媒介の原因になるリスクを知った上で置いてこいなんて言えないよ
そもそも、近くにいるだけで死ぬレベルのアレルギー持ちなら、避難グッズの中にも日常遣いの鞄の中にも薬をどっさり確保しておくべき
食物アレルギーがたくさんあって避難所で配られるものを高確率で食べられない人や
1型糖尿病で低血糖起こしたら文字通り命に関わる人とかいるんだけど
そういう命に関わる何かを持ってる人ほど、避難先で不都合が多いことなんて想定の上でたくさん対策してるよ
50. 匿名処理班
侵略に抗う国民の方がより良い未来が得られるのか?
国民(非戦闘員)は逃げた方が良いのか
何十年も立たないと分らない問だろうな
51. 匿名処理班
自分だったら小鳥と一緒に逃げたいけど、もしほかのペットに捕食されたりしたらと思うと怖い…。鳥かご抱えて、周囲を威嚇しまくる避難民になってしまいそうだ。
52. 匿名処理班
※44
ウールやカシミヤやアンゴラ等のセーター着た人近くに居ればどうなる?
53. 匿名処理班
とりあえずワクチン打たないとなぁ。狂犬病とか寄生虫とか問題なるらしいし。
54. 匿名処理班
※45
避難の際は犬や猫もお散歩行くわけじゃないんだから、ウサギも同じだよ。
クレート(キャリーケース)に入れて連れて行くの。
だから今は、ペット飼ったらいざって時の為にクレートに慣れさせるってのが当たり前になってる。
災害で避難しなきゃって時に、クレートを嫌がって入らないとか暴れるんじゃ困るから。
以前はペット連れて行けなくて車で過ごす人が多くて、そうすると人間の方がエコノミー症候群で死んだりするから、最近は連れて行ける避難所が増えてきた。
でも人とは別にクレートを集めて置くようにしてて、飼い主がそこに行き世話したりボランティアが来て世話するって所が多いみたい。
自分の住んでる自治体に聞いたり調べたりして、事前に準備してなきゃ。
一緒に死ぬとかは本人は良くても、周囲やもっと生きたいペットには迷惑な話だよ。