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ドバイの政府機関が世界初の完全ペーパーレス化を達成

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 日本の官公庁や警察関係、医療現場ではまだまだFAXに頼らなければならないのが現状だが、アラブ首長国連邦のドバイ首長国は、世界初の完全ペーパーレス政府機関になったことを宣言した。

 ドバイでは、今後50年間で、より高度なデジタルライフ計画を進めている。ペーパーレス化は2018年より進められており、今年その目標が達成されたという。

 政府機関での紙の利用が完全になくなったことで、紙の消費量が大幅に削減されただけでなく、経費削減や労働時間の節約に繋がったという。

Dubai government becomes first in world to turn 100% paperless | Latest World English News | WION

世界初の完全ペーパーレス化を実現したドバイ首長国

 12月11日、アラブ首長国連邦ドバイのシェイク・ハムダン・ビン・モハメッド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム皇太子は、ドバイ政府機関が完全ペーパーレス化となったことを宣言した。

 ハムダン皇太子は声明文の中でこのように述べている。

ドバイのこうした新たなるデジタル化への歩みは、全ての住民のスマートシティ体験を豊かにし、彼らの期待に応える政府の繁栄や持続可能な開発、そして幸福のための新たな機会を提供することを可能にする力となります。

この成果はまた、世界をリードするデジタル資本としてのドバイの地位と、顧客の幸福を高める政府の運営、そしてサービスを設計する際のロールモデルとしての地位を強化することに繋がるでしょう。

完全ペーパーレス化により労働時間と経費が大幅に節減

 2018年に開始したドバイの「ペーパーレス戦略」は、5段階の過程を経て、首長国の45の政府機関全てに実施されてきた。

 現在、内外部の取引とその手順が完全デジタル化されているドバイ政府では、1,800を超えるデジタルサービスと10,500を超える主要な取引を提供し、包括的なデジタル政府サービスプラットフォームにより、顧客に提供されるプロセスとサービスの自動化が可能になった。

 100%ペーパーレス達成によって、紙の消費量が3億3600万紙以上削減され、13億ディルハム(約400億円)の経費削減と、業務の効率化で1400万の労働時間が節約されたという。

 ドバイに続くように、アメリカやカナダ、イギリスを含むヨーロッパ諸国でも、政府の手続きや活動をより大規模にデジタル化する計画を表明している。

 だが、サイバー攻撃に対する脆弱性を主張する懐疑論者も少なくないという。

 日本でも河野太郎行政・規制改革担当相が、6月末までに省庁などでFAXの使用廃止の方針を示したものの、1カ月も経たずして、政府はその撤廃方針を断念した。

 その背景には、各省庁から400件ほどの反論が寄せられ、警察などから「機密性の高い情報」を扱うためにFAXは不可欠だという声があがったという。

 また、医療関係も、業務で使うパソコンやデバイスは、セキュリティの問題で、個人情報などが漏洩するリスクがあることから、基本的にインターネットなどにはつながらないようにシステムが作られており、FAX撤廃よりも、先に安全なデジタル化の推進が課題となりそうだ。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 38件

コメントを書く

    1. ※1 あまり断片的で偏った知識を言い切るのは恥ずかしいよ。大人になってからコメント書こうね

      • -2
  1. 事務職の机の上はどんな感じになたんだろ。

    • +1
  2. 理想としては「どっちでもOK」にして欲しい。
    無駄金かもしれんが、逆に言えば物理と電子の両方があるとそのぶん雇用創出になるし、デジタルモニターではキツい視覚障害者もいる。

    何より、日本では「災害」が怖すぎる。
    少し前に、電子決済が使えなくて右往左往したなんてニュースもあったし。

    • +22
  3. サーバやデータベースを自国に設置できるからやれた感じだな。

    日本だと、何故かサーバを敵対的な隣国に設置したりデータベースが何故か日本は敵国だと公の場で議員が発言しちゃうような隣国に設置したりと、最初から電子化やる気ないだろと言うような事をしてるのが不思議でならない

    • +18
  4. 電磁パルス攻撃で壊滅的に成らん?大丈夫??

    • -4
  5. 機密性高いFAXってオイオイ
    以前無線で送る消防現場のファックスを厨房が受信し問題になっただろw
    今はデジタル化で高度な上級マニア以外不可能
    それにレス化はあかんし、同じく軍事衛星が嫌がらせでハックされたり
    日本でも某鉄道会社にセキュリティーホール作り、多大な被害を
    受けた事件もある

    • +4
    1. >>7
      FAXにはビジネス文書用の暗号化通信技術が使えるんだけど、知らないんだ

      消防のやつは、使う側が暗号化して送信してなかっただけだろ
      電子化しても生データをそのままやり取りしてれば同じじゃないかな

      • -1
  6. サイバーテロに対しての脆弱性は大丈夫なんだろうか?

    • -2
  7. ホント日本でもやってほしい
    未だにウチの職場(役所)はどーでもいい文書まで紙で回覧してるわ
    アホくさ

    • +7
  8. タイル画でQRコードを作って永久保存するのかな。

    • 評価
  9. 書類を回覧して承認印をもらう工程が、まだ仕事の中に残ってる。承認者がテレワークの日は回覧が進まない。同じ様な事になってる人は多いんじゃないかなあ。
    ムダな待ち時間を減らして楽するために、紙の仕事はもっと減らそうよ。

    • +9
    1. >>11
      ついでに無駄な承認も減らそう。大勢の決裁承認を必要とするのも時間の浪費になるし。

      • +3
      1. >>22
        市役所とかで提案者と市長の直結決裁システムができたら良いよな
        市長が決裁するだけで何ヶ月も待たされるレベルで時間が掛かりそうだけど

        • 評価
    2. ※11
      あの…承認印自体はデジタル化しても変わらないと思いますし
      承認されないまま指令や許可が出てしまうのは大問題なんでそこは変わらないんで絶対やるはずです
      「承認して欲しい書類を送る」&「承認された書類が届く」移送時間のタイムラグは減らせるけど「閲覧してもらうためのタイムラグ」は減らないので(送ってもすぐ閲覧してくれるとは限らない)
      そこまで劇的には変化しないと思います

      • -1
      1. ※26
        その“移送時間のタイムラグ”がかなり大きいですね。
        私の出勤が月・火、次の承認者の出勤が木・金だと、水曜日が丸々タイムラグになる感じで。私の後に承認者が二人いて、その後に私の所へ戻って来るとなると・・・
        コロナ前は2日くらいで終わっていたのが、今は一週間近く、と言うか出勤日が変動するので日数が読めない状態ですね。しかもギリギリに書類を出す人が多いし(ありがち)。

        • 評価
        1. ※32
          流石にそれはそもそもまともに業務が出来てると言えない水準なような…
          なんでそんな奇妙な業務形態になったんです?
          まず普通の企業や業種だとありえないようにしか見えないしとても一般的な例と思えません
          役所だってそこまでレスポンス遅くないです
          相当に少人数で回しているような部署なのでしょうか?
          というよりそれ移送時間じゃなくて閲覧までの時間じゃないですか?「書類」の現物は会社にあって、担当者が出勤した時に閲覧できるようになってるわけで
          書類そのものを物理的に配送する時間がかかってるわけではないですよね
          なんだか例えが合ってないような気がする部分が気になります

          • +2
  10. お金持ちでない私は
    ペーペーれーすかー?

    • 評価
    1. ※15
      公務員の仕事って書類仕事だけじゃなく色んな雑務も含みますからね…
      だから人手は絶対必要です
      特に災害時…停電し電話回線(つまりネットも)も寸断し携帯電話も集中してパンクしたあの東日本大震災で市役所職員や消防、警察、自衛隊は「直接」走って情報収集と伝達に奔走しましたし
      被災者の支援にも人手はいくらあっても足りませんでした
      しかも公務員も被災しないわけじゃないですから、連絡がとれず「居ない」人や避難を呼びかけに出たっきり「戻って来ない」人も出る=さらに減るわけで…
      そこらへんだけは、業務がいくら効率的になっても絶対減らしちゃいけない部分だとあの当時実感しました

      • +2
  11. 日常的かつ一時的な物、失っても頑張れば何とか成る文書はデジタル化
    何とかならない物はアナログと両立で行くのが理想かな
    災害の事考えない訳には行かんし

    • +7
  12. ペーパーレス化が進んでいるけど問題がね・・・
    先人の残しているデータ類を全然閲覧しないのよね
    ちゃんと残しているのに何の前情報も無いのと同レベルの低レベル仕事をやっちゃう人が多数
    情報の共有化ができないと単にかさばらなくなっただけで小学一年生なお仕事をする羽目に

    • +2
  13. 日本のお役所のIT機器は、紙の書類を作るためにあります。

    • +4
  14. まず日本場合、請負企業が何故かサーバを隣の国に置いたりしているので、セキュリティを考えると無理って判るよね

    • +3
  15. 日本の医療現場でFAX使ってる理由は「現場としてはそれが一番便利」かつデータ統計にする作業の段階にとっても「デジタル化しても特に作業が楽になったりはしない」からだそうな
    ていうかまず忙しい現場ではパソコンにキーボードで打ち込むより紙に書いたほうが早いし、統計データを作る段階の作業では現場のデータをそのまま統計データや報告書に変換できるわけじゃなく、そのデータを元に報告のためのデータをやグラフを「集計作業して作成」しなきゃならんので結局デジタルでもアナログでも作業の効率性に差が無いのよ…
    送られてきたデータを自動的にグラフに反映して勝手に統計データを作ってくれるソフトでも無いなら大して意味は無いし、しかも最近は手書きの文章やデータをカメラで撮影してAIがデジタルデータに読み込んでくれる技術まである
    FAXからデジタルに移行したら効率的なんてのはただの幻想に過ぎない上に今だと少し周回遅れってところなのかもね

    • -3
    1. >>25
      中規模以上の病院では回診の段階で看護師もタブレット使ってるよ
      紙に書いて電子カルテに打ち込むの二度手間だから
      医療は専門職だからデジタル化に抵抗しても許されてきたけど、
      政府が本気でデジタルに誘導し始めたので変わりつつある
      コロナもあって講習や学会も一部zoomになった

      • +2
      1. ※27
        ※33
        というか「日本の医療現場ではFAXや紙の情報使っている」というのは遅れた認識になって居ると思います
        会社の書類決裁も、もともと社内のローカルネットサーバー使ってメールでやり取りするのは2010年以降は大幅に普及しましたし、それ以前にもFAXで書類を送信して印刷された書類に承認印を押し、それをFAXで返送するなんてやり取りすら90年代以降活用されてます
        (ただし「原本」が必要なため承認印のコピーではダメという場合はこの限りでない)
        なので本当に未だに紙で直接やり取りしているのか?という疑問が大きいです
        全ての人のそういう証言を嘘や創作だと決め付けるつもりはありませんが、一部の企業などで未だに残っているという例をまるで全体の大多数がそうであるかのように誇張したイメージを作り上げてるのではないか?とも思います

        • +1
  16. ドバイつうか砂漠の国は羊皮紙文化で『紙は輸入の高価なもの』って概念の上にあるから
    ペーパーレスを受け入れる土壌がある
    日本は木と水はタダって考えだから紙の便利さと安さから足抜けできないし国それぞれだな

    • +1
  17. 何でこんな日本は遅れてるのか?
    FAXだと機密性が高いのか?同じ通信だからむしろ危ないだろ。

    • +3
    1. >>30
      最先端行ってるぞw
      何を基準にそんなくだらない判断をしてしまったんだ

      • +2
  18. FAXが機密性高いと思ってるアホが機密情報扱ってるんだ
    そりゃ日本政府がLINEとマイナンバー提携とか強行するわけだよ

    • 評価

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