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この画像を大きなサイズで見る『はらぺこあおむし』で有名なアメリカの絵本作家、エリック・カール氏が5月23日、91歳でこの世を去った。色紙を切抜き、貼りつけていくコラージュ手法の色彩感覚あふれる絵とほのぼのとしたストーリーは世界中の人々に愛され続けている。
91年の生涯の中で彼は70作以上の子どもの本を書いたと言われている。そんなエリック氏の心温まるエピソードがFacebookにシェアされ、多くの人々の心を打った。
エリック氏はある日近所で迷子猫のチラシを見た。見知らぬ人の猫だ。猫好きな彼は心配になり飼い主に電話を入れ、見つかるまで毎日探し回ってくれたのだという。一切自分の身分を明かすことなく。
見知らぬ人の猫を心配し、見つかるまで熱心に探し続けてくれた男性
エリック・カール氏の心温まるエピソードをFacebookで共有してくれたのは、ライターのララ・B・シャープさんだ。ララさんとエリック氏はこれまで接点は一切ない。共通点があるとすれば同じニューヨークに住んでいるということだけだ。
エリック氏は、ある日近所で迷子猫のチラシを見つける。そのチラシはララさんが愛猫がいなくなった時に近所中に貼りまくったものだ。
ララさんはFacebookで次のように語っている。
エリック・カール。この類まれな児童文学作家が亡くなった…
ずいぶん前のことだけど、私の飼い猫ジュリアン(私は彼のことを”シュムー”と呼んでいた)が、アパートからいなくなってしまって、すっかり気が動転してしまった。
アパートはニューヨークのブルックリン、ウィリアムズバーグにあって、家賃は安定していたけれど、大家は無責任な人だった。私の猫を逃がしてしまったのだ。
シュムーの写真を何枚かつけて「私の猫を見ませんでしたか?」というチラシを自分で作って、かなりの謝礼も出すと書き添えて、近所じゅうに貼りまくった。
チラシを拡散してすぐに、一本の電話を受けた。その男性はまるで自分のことのようにとても心配してくれて、私の猫を探しに行ってくれるという。
それから5日間、毎日朝も夜も、その見知らぬ男性は電話をくれて、猫は見つかったかと訊ね、自分で調べたことを報告してくれた。
男性は信じられないくらい親切だったので、私は思わず涙が出て、電話に向かって自分のことを含め、いろんなことを堰を切ったように話していた。
私には教育も、キャリアも、家族も、ボーイフレンドも、友だちもいなくて、捨て猫だったシュムーだけ、あの子が私のすべてだと。男性はじっとそれを聞いてくれた。
ララさんの飼い猫、ジュリアン(シュムー)
迷子の猫をついに発見!猫に会いにやってきたその男性は!
そしてついに、おデブのシュムーが戻ってきた。1ブロック離れたイタリアンレストランのキッチンにずっと居座っていて、ラビオリやミートボールをたらふくもらっていたらしい。
2キロ近くも体重が増えて、炒めたガーリックと煮込んだトマトのにおいにまみれている以外は、いたって元気だった。
わたしが最初にこの吉報を伝えた相手は、もちろん、心配していち早く電話をくれた親切なあの男性だった。
彼も、シュムーが戻ってきたことをとても喜んでくれた。そして、シュムーに会えるかどうかと訊かれた。
この見ず知らずの男性は、とても親切で、父親を知らない私の本当の父親のように支えになってくれた。だから、私もぜひ彼に会いたかったし、シュムーにも会わせたかった。
その男性と会う日、彼のことなどほとんど知らないのに、すぐにこの人だとわかった。大の猫好きであることがわかったから。
感謝の気持ちを表わしたくて、FAOシュヴァルツ(アメリカのおもちゃブランド)の巨大な猫のぬいぐるみをプレゼントした。シュムーに会った後、男性が帰るとき、薄い封筒を渡された。
中には、『ぼくのねこをみなかった?』というタイトルの美しい本が入っていて、エリック・カールという名の著者のサインがしてあった。
エリック・カール氏の絵本「ぼくのねこ みなかった?」 感性が豊かで、自分より他人のことを考え、一日に2回も電話をくれて、私の泣き言に何日も耳を傾けてくれた。
私の猫のために実際に足を運んで、ウィリアムズバーク界隈を探し回ってくれたその人こそ、あの有名な絵本作家のエリック・カールだったのだ!
この出来事に私はびっくり仰天して、あまりに恥ずかしくて、二度と彼に電話できなかった。
あんな有名な人が、父親を知らない私に、まるで自分の娘のように接してくれて、私の大切な猫のことを親身になって心配してくれた。このことは、私にとって当時、言葉にできないほどの意味があった。
訃報を受け、大切に心にしまっておいたエピソードをシェア
何年たっても、このことはずっと心に大きく残っていた。もうずいぶん時がたって、シュムーが虹の橋を渡ったとき、私はエリック・カール氏の『はらぺこあおむし』の絵葉書と一緒に、彼を荼毘に付した。
これまで、このことは誰にも話したことはなかった。私の心の中に大切にしまっておいた尊い体験だったから。
でも、今日、この話をシェアしたいと思う。だって、彼への思慕の念があまりに大きいから。これからも、この気持ちを忘れないし、彼のことを考えない日はないだろう。決して、決して彼を忘れることはない。
5日間だけだったけれど、私は世界一の父親をもったのだから。
“私のエリック・カールを見なかった?”
ララさんのこの話を知った人はみな心打たれた。子どもの本を通してしか知らなかった作者のプライベートな人柄が垣間見えたからだ。そして大の猫好きなことも。
絵本を通して、数えきれないくらいたくさんの家族の人生に喜びをもたらしただけでなく、助けを必要としている見ず知らずの者のために、自分の時間を割いて温かな手を差し伸べる、こんなすばらしい愛すべき作家への最高の賛辞なのだ。
エリック・カール氏よ、どうか、安らかに。あなたがこの世にいてくれた間、世界中を明るくしてくれました。そしてあなたが旅立った後も、あなたが残してくれた作品が、世界を照らしてくれることでしょう。心から感謝します。

















死後、こういうエピソードが出てくるって
やはり素晴らしい人だったんだな
視界がにじんできました
優しい人だったんだね
ご冥福をお祈りします
猫好きだから捜索のお手伝いしたいけど、電話かけてまでやる積極性に欠ける
突然手伝いますって言ったら嫌がられるかなとか思ってしまう
昼飯時に読んでは駄目だった
前も習慣で記事開いて犬の話読んで泣くの我慢して(られなかったが)胸詰まって食べるの苦労したけどまたやった
この人だけの思い出でも勿論良かったけどこうやって知る事が出来てSNS含めて人と関わるって事を改めて考えさせられる話でもあった有難う
こんなん泣くわ、こんなん泣くわー
「はらぺこあおむし」は娘達が小さい頃、読み聞かせてやったなあ。
見ず知らずの他人の猫を、我が事のように親身になって探す……エリック・カールらしい素敵なエピソードだ。
私の好きな作家さんがまた1人、彼方に旅立ってしまった……
数年前の海外旅行中に、数日離れていただけだけど自分の家の猫と離れて猫成分不足になっていた時に
現地の本屋さんで見かけて購入し、彼の本とは知らずにずっと本棚に置いてました。
こんなエピソードがあったとは。よりいっそう大切な一冊になりました。
(それにしても、なんで大家が悪く言われてるのかと思って原文読んだら、アパートから猫を逃した張本人だったのね。それは怒るわ。笑)
せっかくなので猫探しのビラのコツを
外にいる猫はちょっと離れたところを歩いている姿を目撃されることが多い為
横から見た全身像の写真も載せるとよい
言いはなしだし、太って帰ってきたのもいいオチになってるw
>>11
めっちゃいい話だし涙腺ゆるんだけどそこだけ涙ひっこんだw
この記事を読んだだけで、好みの映画一本見たみたいな充足感がある
久々に心動かされてしまった
めっちゃ聖人君子じゃん!
FGOに英霊としてプレイアブルキャラとして出てもいいくらいだ
>>15
ネタとしてもやめてくれ
もう あおむしは はらぺこじゃ なくなりました。
RIP、最後までいい話をありがとう。
久々に嗚咽もらした。
優しい人は後世の人間を温める優しい物を残す
今の時代は個々が争い過ぎているのかも知れない
訃報のニュースで生前のエリックさんの映像見たけど
すごく優しい笑顔のおじいちゃんでサンタクロースのようだった。
今までたくさんの楽しいお話をありがとう。
感性とか感覚が優れてて、ネコ探しのビラから飼い主の人柄とか切実さ必死さを察したのかもしれない
『はらぺこあおむし』は家族揃って好きな絵本
本当にいい人なんだなあ…他の本も読んでみよ。
猫にしてみたら、迷子になっていたというより食事に恵まれてた期間ですね。
泣いた
そして、エリックカール氏がめちゃめちゃハンサム
左右対称の穏やか表情(顔筋が使う表情で)
やはり顔いい人はメンタル知能が高い、とおもった
「そしてついに、おデブのシュムーが戻ってきた。1ブロック離れたイタリアンレストランのキッチンにずっと居座っていて、ラビオリやミートボールをたらふくもらっていたらしい。
2キロ近くも体重が増えて、炒めたガーリックと煮込んだトマトのにおいにまみれている以外は、いたって元気だった。」
ここ大好き。
何とも猫らしい