
スパイカメラで撮影した圧巻のウミガメの出産映像: John Downer Productions/youtube
コスタリカの北太平洋ビーチには、毎年ウミガメが砂浜に卵を産みにやって来る。2万匹ものウミガメが海から這い上がり、砂に穴を掘って産卵するシーンは圧巻だ。このほど、その光景がスパイカメラを使って撮影された。本物そっくりに作られたウミガメとハゲワシのドローンで捉えられた高画質の動画は、YouTubeで既に46万回近く再生されている。
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Robot Spy Turtle Joins Epic Turtle Invasion Using An Astonishing Clutch of Secret Spy Cams!
2万匹ものカメの出産シーンをカメのスパイカムが撮影
コスタリカのグアナカステ州のオスティオナルビーチは、ウミガメの最も重要な産卵場所の一つであり、海洋部を含めてオスティオナル野生生物避難区として保護地域に指定されている。毎年ここに、産卵時期になると毎日2万匹ものウミガメが出産のために海から上がってくる。15年前に孵った場所へ、カメたちは再び戻って卵を産むのだ。

image credit: John Downer Productions/youtube
これまでにも多くの野生生物たちの日常の姿を紹介してきた、イギリスとアメリカのテレビ局が合同で制作したミニドキュメンタリー映画シリーズ『Spy in the Wild』では、本物そっくりのウミガメの目に隠しカメラを取り付けてスパイカムを3か月かけて作成し、カメが産卵する様子を撮影した。

image credit: youtube
穴を掘った砂には、卵に埋め込まれたカメラも設置し、別の角度からの撮影にも成功した。

image credit: youtube
リアルなハゲタカを使ったドローン撮影も
今回、撮影チームはカメのスパイカムだけではなく、ハゲタカドローンも用意。
image credit: John Downer Productions/youtube
カメにとって天敵となるハゲタカは、主に9月〜12月にかけて、良質のたんぱく質をとるためにカメの卵を狙って上空を飛び交う。カメは、捕食者に卵を奪われないように砂の中にしっかりと卵を隠し産む。1頭のカメが生む卵は最大100個ほどにものぼるが、全ての卵が孵るわけではなく、孵っても無事に海まで辿り着くまでには様々な危険が待ち受けている。


image credit: youtube
written by Scarlet / edited by parumoあわせて読みたい





コメント
1. 匿名処理班
用意がいいね
2. 匿名処理班
お目々けっこう怖いのね
3. 匿名処理班
普通のカメラとドローンで撮ったら文句言う人がいるからなのか
スパイカメラを作ること自体が1つのエンタメになってるのもあるか
4. 匿名処理班
スパイカムを仕込む偽動物作るの自体を楽しんでるんじゃないかな?w
産卵する所まで作り込むなんて完全に趣味の領域って感じww
5. 匿名処理班
まさに「出歯亀」
6. 匿名処理班
スパイを撮影しているカメラもスパイなのかよくわからなかったわ
7. 匿名処理班
目玉おやじを産んだかと思った。
8. 匿名処理班
行ったことあるけど、亀の体液の匂いが充満してる
9. 匿名処理班
お目目がスマホのカメラみたい。機能良さそうだ。
10. 匿名処理班
スパイ亀ラ。
11. 匿名処理班
これだけ居るなら、少々プラスチック食って死ぬ亀がいても大丈夫だろ。
プラスチック規制なんて止めちまおうぜ。
12. 匿名処理班
>>11
いやいや。他の大型の捕食者に喰われる小亀がほとんどで、ごく一部が大人になれる。そのごく一部が、クラゲと間違えてポリ袋を食べて死んじゃうんだから。
13. 匿名処理班
※7
ってか、タマゴのカメラに小さい胴体と手足をつけたらソノモノになりますねw
14. 匿名処理班
着地できるの高性能すぎて驚いたw
15. 匿名処理班
ウミガメの産卵とハゲタカによる捕食の大自然の営みを映す壮大な映像…
なのだけれどスパイカムがリアルすぎて吹いたわw
そこまでやるのかw
16. 匿名処理班
凄いけどカメカメラ怖いよ
17. 匿名処理班
子ザルカメラとか、子ザルが遊ぶ石カメラとかも作ってたな
18. 匿名処理班
亀 そっくりでびっくりです。