この画像を大きなサイズで見る新型コロナの大流行は未曾有の危機であったが、人類はわずか1年という短期間でワクチンを完成させるという離れ業をやってのけた。様々な変異種も確認されたようだが、幸いなことにファイザー社のワクチンは、南アフリカと英国で出現した突然変異に対しても効果があるとする研究結果も報告されている。
しかしある意味ここからが本番と言えるかもしれない。完成したワクチンを世界中の人々に迅速に送り届けるのは、開発とはまた違った困難をともなう作業だ。しかもワクチンは約4週間の接種間隔をあけて2回接種しなければならない。多くの人が接種し終わるにはかなりの時間を要するだろう。
では現在、世界ではどれくらいワクチン接種が進んでいるのか?『Our World in Data』では、世界のワクチン接種状況を地図やグラフにして随時公開している。
これまでの累計予防接種回数(随時更新)
「Our World in Data」で公開されているデータによれば、1月11日現在、ワクチンを接種した人が一番多いのは中国で、次がアメリカとなっている(2月8日には逆転)。データは随時更新されているので、気になったら都度見て欲しい。
なおワクチンによって免疫を得るには2度の接種が必要になる。このデータは予防接種を受けた回数であって、免疫を獲得した人のものではない。1回の接種を1としてカウントしている為、総接種者数と一致しない場合があることをあらかじめ理解しておこう。
新型コロナウイルスワクチン累積接種回数

地図で見るワクチン接種状況

100人あたりの予防接種回数
100人あたりの接種人数という視点から見ると、今のところ圧倒的に多いのはイスラエルだ。

1日あたりの予防接種人数

使用が承認されたワクチン
製薬会社の献身的な努力によって驚くべき速さで完成した新型コロナのワクチン。中でも最初に第III相臨床試験まで漕ぎつけたのは、ファイザー社とバイオンテック社が共同開発したワクチンで、すぐにモデルナ社が続いた。どちらも世界初となる「mRNAワクチン」だ。
だが世界の政府によって承認されたワクチン は、ファイザー社・バイオンテック社のものが圧倒的に多く、36か国中32か国で承認されている。
ロシアとアルゼンチンでは、ロシアの製薬会社が開発した「スプートニクV」というワクチンの緊急使用が昨年12月に認められたが、その時点で第III相臨床試験は完了していない。
また中国でも大晦日に2種のワクチン候補が限定的な使用が承認されている。
現時点で米ノババックス社、米ジョンソン&ジョンソン社、露ベクター研究所といった企業や研究所が、いくつかのワクチンを第III相臨床試験で試している最中だ。
この画像を大きなサイズで見る予防接種の対象グループ
ワクチンが流通し始めた今の最初の段階で、優先的に予防接種を受けられる人たちは、国によって多少のばらつきがある。
基本的に初期段階では、「重要な作業を担う人」「新型コロナに特に弱い人」「高齢者」の3グループがまず対象だが、どのグループからワクチン接種を始めるのかは国によって違う。
アメリカでは「重要な作業を担う人のグループ」「新型コロナに特に弱いグループ」が優先されているが、フランスやスペインといった国では「重要な作業を担う人のグループ」を優先、カナダなどではいずれののグループも対象としている。
日本では2月下旬からワクチン接種が始まる予定だが、年末の報道によれば、政府は優先的に接種する対象を3段階に分け、医療従事者や高齢者、基礎疾患がある人など約5000万人を最初に接種する方針だという。
ワクチンによって獲得される免疫がどの程度持続するのか今の時点で確かなことは不明だが、集団免疫を獲得するのであれば、人口の4分の3程度が予防接種を受ける必要があるとのことだ。
References:ourworldindata/ zmescience / written by hiroching / edited by parumo
















症状を和らげる働きはあるけど、感染自体はするし、他者に感染させなくするわけでもない
つまり、感染自体の広がりを抑制する効果はないわけで
打った人だけが安全になるワクチン(副作用がないとは言いきれない)
※4
ワクチンの目的は免疫の獲得です。集団内で免疫を得た人の割合が増えれば、それだけ感染の拡大は抑えられるので、ワクチンを打つ意味はあります。
1人の感染者が1人以上にうつす数を減らせれば(再生産数を減らせば)収束に向かっていくので、個人の健康を守ることはもちろん、集団の健康を維持するためにもワクチンは必要。
さらに、予防のための措置は感染者の治療より費用対効果が高いので、社会的な損害額を減らすという重要な役割があります。
※6
できるだけ多くの人の接種が望ましいのは確かですが、確保できる数量や施設も限られるし、医療関係者や高齢者など、感染リスクの高い人から実施していくだけでも大きな効果はあると思います。
ちなみに厚労省の説明では、ワクチン接種は全額公費負担となる模様。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症のワクチンについて
ttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html
※4
そうでもないと思う。
インフルエンザのワクチンなども、
>症状を和らげる働きはあるけど、感染自体はするし、他者に感染させなくするわけでもない
これそのまんまな感じだけど、
小学生などの集団接種があった時代(’80年代ごろ)
→ 廃止でほとんど接種されなくなった時代(’90年代ごろ)
→ 有用性が再認識され任意接種が増えた今(2000年代以降~)
の推移と、高齢者のインフル死亡率をグラフにすると
老人本人の接種はなくても きれいに反比例してる感じだし。
つまり、国内の接種率が一定レベルに達すれば
爆発的流行を防ぐ社会的免疫が奏功していると言える。
感染自体を完全には防げなくても、
免疫で抵抗性を示してウイルスの増殖をある程度 抑え込める
= 本人の症状も軽めで済み、他人への伝染性も減らせる
という事だし。
>>4
重症化しない…医療崩壊が起こらない。
打った人だけが安全になることにも重大な意味がある事も、添えて書かないと片手落ちだよ。
後、集団免疫についても書かないと両手落ちだね。
詳しくは10が詳しく書いててくれている。
いつまでも白か黒かの2択の簡素な世界に生きてないで、多様多彩な現実を見て生きないとね。
政府は早くしろよ。go to再開とかアホすぎる
>>5
????「政治家は作業の重要度から判断力して10年後ですね」
※14 逆でしょ 政治家がまず打って様子みてからにしましょうよ
なんで※5がマイナスなんだ?
副作用は不安だけど、5の気持ちはわかる
値段はいくらなんだ?
国民全員が摂取できるようにならないと
コロナ終焉はないと思う
※6
>国民全員が摂取できるようにならないと
記事中にも「人口の4分の3」って書いてあるやろ。
全員が打つ必要ないの。
インフルエンザだともうちょっと低くてもよい。
風疹みたいな感染力高いものだと9割の摂取が必要。
感染力に応じて予防接種率を変える必要があることは、昔からきちんと分かってるの。
様々な変異種が現れているのを見ると、今後、インフルエンザの様に「毎年予防接種」するのではと、思いますね。
薬と食べ物でアレルギーがある人間は、打ったらどうも無事ではすみそうにない。しかし職業的に打たないわけにいかなくなりそうで、どうしたものかとこないだから考えてる。
あと、日本特有の事情として花粉症というアレルギーの、それもかなり重い人がけっこういるわけだけど、そこの治験はどうするんだろう。
※8
去年11月に取った医師・医療従事者向けのアンケート結果が見られるけど、結構慎重論が多くて驚いているところ。接種希望の回答者でもコメントを読むと希望ではなかったりするなど専門家の方の混乱がうかがえます。一般の人たちとの判断にかなり差があるあたりが、今気になっているところです。
>>28
日本産のワクチンに限ってアンケート取ったら、結果は逆転すると思う。
急ぐんだろうけど、若い人には安全性と効能が確立されてからの接種をと思ってしまう
こういうのって本当にしんどい
安全性が確保されないと怖いなー
イスラエルが断トツなのが何というか、うん…流石だね
私は最後の方でいいや
中国のグラフは何みても興味深いなあw
とりあえず中華とロシアの数字は信用しない
コロナのワクチンがどの程度感染拡大抑制に寄与するか未知数なんだよね
感染しても無症状化、重症抑止効果、死亡予防効果
インフル同様このような効果があったとしても、インフルよりも圧倒的感染力が高くて、変異も早い
抗体が1年続いたとしても、有効な免疫効果期間もどの程度か不明だし
これから先もマスクと消毒の生活はずっと変わらず、毎年秋頃に国民全員が予防接種受ける感じになるのかね
タミフルみたいな特効薬がないのが現状の怖いところだね