この画像を大きなサイズで見るまだまだ発展途上にあるとはいえ、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)によって味わうことができる没入感は、これまでにはなかった印象的な体験だ。
だが仮想現実空間の体験がリアルなものになればなるほど、きっともどかしい思いをするに違いない。あなたにできるのはボタン操作だけなのだ。
もっと色々触ったり、いじったりしてみたい! そんなこれまで満たされることのなかった思いは、このグローブが解消してくれるかもしれない。
米コーネル大学で開発されたグローブは、手首から指先にかけて伸縮性のある光ファイバーセンサーが取り付けられており、VRの世界で繊細な手の動きを再現、まるで実際に触っているかのような感覚が得られるという。
柔軟な光導波路を使ったデュアルコア構造のグローブ
このグローブはロバート・シェファード氏らの研究グループが『Science』(11月13日付)で発表した、伸縮自在な光ファイバーセンサーによって実現されたものだ。
これまでも、硬い構造物の変形や圧力といったものならば、「分散型光ファイバーセンサー(DFOS)」を用いれば検出することができた。
DFOSは「光導波路」を通過する光の強さの変化を検出することができ、これによってセンサーがどのくらい変形しているのか把握することができる。
しかし従来のものは橋・道路・建物といった硬い構造物の変化を測定するには優れているものの、たとえばソフトロボットや伸縮性のある電子機器のように大きく曲がる構造の測定には不向きだった。
そこで考案されたのが、チューブに1対の弾性ポリウレタンコアが組み込まれたデュアルコア構造だ。
コアの片方は透明、もう片方には赤青緑の3色の光吸収色素が充填されている。ここを通過する光の経路に変化があると、それが検出されてカラースペースにマッピングされる。
この画像を大きなサイズで見るこれによって光の強度と色の変化を検出し、光ファイバーの曲げ・伸縮・圧力を1センチ以下の解像度で測定する。
皮膚のように手の動きを検出し、触れた感覚が得られるグローブ
あとは3Dプリンターでグローブを製作し、指や手の甲に沿うようにデュアルコア構造DFOSを取り付けるだけだ。
センサーが検出したデータはBluetoothで外部のコンピューターに送信され、ここでグローブの動きや曲がり具合がリアルタイムで算出される。また電力は普通のリチウムイオン電池で供給する。
シェファード氏によれば、このグローブを利用して、たとえばVRやARで車の修理やタイヤ交換の練習を行うことができるという。手の動きや圧力を検出できるので、ナットを締め過ぎれば「締めすぎです!」といった警告が出され、練習者は自分のミスを知ることができる。
この画像を大きなサイズで見る研究グループは現在、新型センサーを理学療法やスポーツ医学に応用するために、特許出願へ向けて準備を進めているところであるとのこと。
どちらもモーショントラッキング技術が活躍している分野だが、これを繊細な手の動きにも応用できるようになれば、これまでは難しかった治療が可能になる。
References:These stretchable gloves could let you touch stuff in VR/ written by hiroching / edited by parumo
















これを軍事転用したら無人陸戦兵の完成も近い
希望としてはA~Hまででいいので選べるようにして頂きたい
え、何をって?
そりゃ大きさですよ、平和利用ですよ
このまま技術が進んでいったら100年後はどんな世界になってるんだろう?
とにかくはやく完全没入型のVR世界きてくれ
これ、センシングの事しか書いてないけど、フィードバックのほうはどうやって実現してんだろ?
これをあっちのほうに装着すれば・・・(ゴクリ)
よしっ!
次は温度と湿度を体感できるようにしよう
これはつまり両手で40㎞/hの風圧を家の中で感じられるということかっ!
これが出来ちゃったらもう現実捨てるヤツが出始めるわ
※12
2次元相手でも現実捨てるやつがいるのにね
※15
ヴァーチャルなんたらって昔からどこか光るよね。
それともゲーミング〇〇だからなのかも
これはVRの中のモノにタッチできると言ってるだけで、「触れた感触が得られる」とは書いてないんじゃないかな?
閃いた
※14
通報した
何故わざわざ光らせるのか……
※15
これは研究段階でどこが反応してるか見た目でもわかるように光らせてるんじゃないかな?
コントローラーとかでも実際にちゃんと反応してるかどうかの目印になるしね、
ゲームでドジョウすくいが出来るな
30年ちかくも前に岸和田博士の科学的愛情で見た技術
岡嶋二人の『クラインの壺』が実現できるようになる可能性が見え始めたな
手の動きをものすごく繊細に測定できるからVR上で触れているものへの影響がよりリアルにシミュレートできるだけで、そのものの感触を手の皮膚に返す技術とは別だな
まだまだってことだ
絶対あっちの方面で活躍しそう
これはけしからん
これってつまり逆向きパワードスーツだよね
ちからの方向を逆にしてあるということかな
つまり、これがあると超重力想定で修業ができる!
もっと遅い時代に産まれたかったですねぇ・・・
おお…ついにパックスのパワーグローブ(まともに使えるやつ)が現実のものに…!