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湖の半分が紫色に染まる異変。一体何が起きているのか?(パラグアイ)

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湖の水半分が紫色に染まる異変 image credit:leonardodicaprio/Instagram
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 南米パラグアイの都市リンピオにある湖が、半分は青色、もう半分は紫色に変色するという異変が起こっている。

 ここ3か月ほどこの状態が続いているというが、いったい何が起きているというのだろう?『fox news』などが伝えている。

Pollution Turns Paraguayan Lagoon Bright Purple

湖の半分が紫色に変わる異変発生

 パラグアイ南西部にある都市リンピオにあるセロ・ラグーンに、ここ3か月ほど異変が起こっている。

 このラグーン(湖)は、工場のトラックが往来できるようにと堤防と道路建設により、2つに分割されているのだが、その半分は従来の青色で、もう半分が濃い紫色になっているのだ。

 その紫の水からは、強烈な悪臭が漂っているという。異変に気付いた住民らは、3か月前に湖の魚や鳥が死んでいることを地元当局に通報しており、早急に調査を求めていた。

 しかし、コロナの影響で調査が遅れ、今回ようやく地元当局が水質検査を行ったところその原因が明らかとなった。

革加工工場から流出した重金属クロムが原因

 原因は湖のほとりに建てられた革加工工場にあるという。異変に気付いた住民の一人は、このように話している。

3か月前の時点で湖の魚は何千匹と死んでいました。ハエが湧き、強烈な悪臭が漂っていました。1か月ほど前にはサギが死んでいましたが、赤紫色に変色していました。

 国立大学の学際的研究所の技術者で、サンプルを採取したフランシスコ・フェレイラ氏は、水が紫色になった理由は、革加工工場で皮革を製造する過程として動物の皮のなめしに使用するクロムなどの重金属であることを明らかにした。

 また、環境開発省の査察官も「湖の汚染は間違いなくなめし工場」と断言している。というのも、前回の訪問で、工場側がパイプから未処理の廃棄物を湖に捨てていたという事実が発覚していたからだ。

 そのため、現在当局では工場側に廃棄物の処理プラントを建設するよう要求しているということだ。

 しかし、地元住民らは当局の対応の遅れを批判している。なお、工場側はメディアの取材に対し、コメントを一切拒否しているという。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 11件

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  1. >現在当局では工場側に廃棄物の処理プラントを建設するよう要求している

    なぜすぐに操業停止にしない?

    • +13
    1. ※3
      水俣病にどれだけの年月がかかったか…足尾銅山は批判者の完敗だった

      • +12
    2. ※3
      そんなこと出来るなら、こんな事態になってないでしょ。

      • 評価
  2. いや最悪でしょ、どうすんだよ流したら下流まで生体系終わるし
    汲み上げるには上流一旦せき止めないと希釈し続けるだけで不毛だし
    貯水量が放水せざるを得なくなる前に処理しきるなんて絶対に無理だし下流もヒドイ事になる

    • +5
  3. 江渡貝くぅん。やっぱりクロムやミョウバンより、タンニンなめしだよねえ。

    • +4
  4. 水っていう大切な資源に対してこんな低レベルの認識でいられるのか……
    地上の湖部分がここまで汚れてるってことは地下水も相当やられてるだろ

    • +7
  5. どっか真っ青な池ができて猛毒なんだけど
    インスタ蝿スポットになってた場所なかったっけ

    • 評価

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