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イーロン・マスクの電脳化計画、脳とコンピューターを結ぶ「Neuralink」の発表がこの後すぐ!

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(著) (編集)

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電脳デバイスNeuralinkを実演披露 image by:Neuralink
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8月28日午後3時(日本時間8月29日午前7時)、実際に作動しているニューラリンク・デバイスを生配信する

 実業家のイーロン・マスク氏は、かねてから噂されていた脳に接続するAIチップデバイス「Neuralink(ニューラリンク)」が実際に機能するところを披露すると発表した。発表通りなら日本では明日の朝7時となる。

 脳にコンピューターを直結するというSFの電脳化みたい技術が、現実に進められているのだ。

脳とAIチップをつなぐ技術「Neuralink(ニューラリンク)」

 2016年に「ニューラリンク社」を創業して以来、マスク氏は、人間の脳をモニターし、さらに刺激することができるAIマイクロチップ技術の開発を進めてきた。

 その技術は主に2つのコンポーネントで成り立っている。脳に移植された電極に接続するチップと、その電極を外科手術的に移植するミシンのような挿入デバイスだ。

 マスク氏によれば、まるでV2ロケットのような姿をした挿入デバイスを用いれば、レーシック手術と同じくらい手軽に電極の移植が行えるのだという。

 挿入デバイスが初めてお披露目されたのは2019年7月のことで、その時は、来年臨床試験予定だと伝えられた。その後改良が重ねられ、ついに発表できる時がやってきたようだ。

Neuralink: Merging Man and Machine

 ただし、今のところレーシック手術のように手軽にできるわけではなく、そこまでにはあと数年かかる見込みとのことだ。

 なお今回、チップが公開されるかどうかは不明だ。ニューラリンク社によれば、チップは耳の後に装着され、そこから配線を介して接続された電極によって、脳活動をモニターし、神経細胞に刺激を与える。

 今年5月にマスク氏が、1年以内に人体でチップの実験を開始できるかもしれないと発言しているが、サルを使った実験がようやく2019年に開始されたことを考えれば、本当に人間で実験が可能なのかどうか怪しむ専門家もいる。

脳とAIの「共生」を実現

 ニューラリンク技術の狙いは、公式には医療目的とされている。短期的には脳の損傷やトラウマを、長期的にはパーキンソン病やアルツハイマー病のようなより複雑な症状を治療することが目的であるそうだ。

 だがマスク氏は、ニューラリンク技術によって、脳とAIの「共生」を実現したいとも述べている。それが実現した社会とは、やはり士郎正宗の『攻殻機動隊』的な世界なのだろうか? ニューラリンク社の発表に注目だ。

References:inverse / written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 28件

コメントを書く

  1. ちょっとチバシティまで小野仙台サイバースペースデッキ買ってくる!!

    • +4
    1. ※2
      ニューロマンサー読んでみようかな。いきなり興味がわいた。

      • +4
      1. >>4
        ニューロマンサーって廃版なってなかった?
        サイバーパンク2077やる前にクローム襲撃読みたくなって調べたら廃版なってたし

        • -3
      2. ※4
        黒丸尚(残念なことに既に故人)の翻訳ともども現代の古典と呼べる作品なのでぜひ読んでください。副読本としてユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」もお勧め。

        • +2
    2. >>2
      チバシティのコフィンで泣いて目覚めるから始めなきゃ

      • +1
      1. ※15
        そういや、アナログテレビ時代を知らない今どきのキッズにとって「空きチャンネルに合わせたテレビの色」ってどんなイメージなんだろ?

        • 評価
  2. つまりリアルザイアスペックの雛型のようなものか

    • +1
  3. 脳とAIをインプラントで繋いだらIQ200超えの天才とかも産まれてくるからレイ・カーツワイルの予言が当たるって感じだな。もうすぐ先の未来では人間は皆天才になっているのか、それとも脳をインプラントで繋げない人間がいて、圧倒的な格差社会になっているのか。

    • +3
  4. スイッチ一つでドーパミン出せるようになれば、仕事が捗るな

    • +1
  5. W・ギブスンが半世紀前に創造した世界がついに来る

    • 評価
  6. 多少の人の苦しみを取り除ける技術だとしても、これはやってはいけない事だと思う。実用化して普及したらその先にあるのは完全な管理社会だよ。

    • +3
  7. 今のうちにAIに慣らしておかないとね…
    人間の家畜運用が難しくなるから。

    • +1
  8. 素晴らしい技術ですね。ASL(筋萎縮障害)の方など、この技術を用いれば、VRの世界で健常者の様に振る舞う事も可能でしょう。勿論、ロボット等を介せば現実世界も同様だと思います。

    • +2
    1. >>11
      意外と知られていないアニメ豆知識
      記事中でも触れられている攻殻機動隊の主人公・草薙素子は、実は全身麻痺の重度身体障害者。
      身体の自由と両親を奪ったテロの後、6才にして「生きるために」脳と脊髄の一部以外の生身の身体を捨てる決断をした。みんなが映画や漫画やアニメで知っている素子の中身は、50才くらいだよ。
      軍用サイボーグなのはテロリスト嫌いと時代の需要と本人の性格であって、全身義体化した理由自体は人道的だったりする。

      • -5
  9. イーロン・マスクはハイパー・ループ計画を始め、多くの計画を経ててはいるが
    高い確率で中止や規模縮小が相次いでいて、口の悪い者に言わせると
    (株の)空売りの錬金術師と言われているね
    これも株価を上げてから売り抜けるための絵空事で終わるんじゃないかな?

    • +5
    1. ※12
      机上の段階で、そんなのできっこないって鼻で笑われるようなことに、
      制限だらけの現実世界で挑戦する姿勢を詐欺師と見るか、夢追い人と見るかよね。
      だから評価が極端に分かれる。

      • -2
      1. ※17
        その挑戦者という姿より、詐欺師としての姿の方が広く多く認知されてしまっているから
        こういった評価を受けているのでは?

        • 評価
  10. これ読んで思い出した
    あんまり関係は無いが、なんか頭部のすげ替え手術を決行するだかしただかの男性がいたよね
    彼はどうなったんんだろう

    • +2
  11. 自分と他人の境界が無くなる可能性があるのは怖いな
    その恐怖も世代的なものでしかないんだろうけど
    怖いものは怖い

    • 評価
  12. 停電が今まで以上に死活問題になるワケか

    • 評価
  13. 無責任技術
    まぁ話題にさえあがれば注目さえ浴びればそれで良い錬金術師には期待しない

    マスクが滅び数十年後、細々と続けられていた研究が実を結ぶことには期待する

    • 評価
  14. 死ぬまでに義体化と電脳化が実用化されると良いな。

    • 評価
  15. 普通にヒトとして生きて、寿命がきたら死にたい。悪用したり、差別や格差がうまれなければ、研究は続けて欲しい。これがスタンダードとかなると、嫌だ…。

    • 評価
  16. こういう記事はその後の追記が必要ではあるまいか。

    • 評価
    1. ※29
      と言ってたら最新記事が来てた。すみませぬ。

      • 評価

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