スイカ男？頭にスイカを被った2人組がコンビニ強盗（アメリカ）

　強盗は顔を見られないように、被り物をしているのが定番だが、それが中身をくりぬいたスイカの皮っていうのはある意味斬新なのかもしれない。

　なぜ彼らがスイカの皮をチョイスしたのかはわかるはずもないが、2人組の強盗はとにかくそれでアメリカ、バージニア州のコンビニを襲った。

　スイカ男たちの姿は監視カメラにばっちり記録されていた。『Fox5』、『mercurynews』などが伝えている。

夜のコンビニに2人のスイカ男

　2人組の強盗が現れたのは、バージニア州ルイーザにあるコンビニエンスストア「Sheetz」である。5月5日午後9時35分に、中身をくりぬき、目の部分に穴をあけたスイカの皮を頭に被った2人組は、2006年製の黒いトヨタ・タコマに乗ってやってきたのを外の監視カメラが記録している。

　車から降り、コンビニの店内に入ってきたスイカ男たちの姿は店内の監視カメラが記録していた。この姿はかなりのインパクト。 　ルイーザ警察は監視カメラがとらえた写真を今月16日にFacebookに投稿し、情報提供を呼び掛けたところ、そのうちの1人、ジャスティン・エム・ロジャーズ（20）が逮捕された。

　ロジャースは、アルコール窃盗罪と未成年者のアルコール所持、そして窃盗の際に公共の場で顔を覆っていた容疑で取り締まりを受けているという。 　バージニア州では、16歳以上が公共の場でマスクやフードなど身元を覆い隠すものを着用することを禁じる法律がある。違反した場合、懲役1年から5年の刑が科せられる。（現在コロナ禍により口を覆うマスクは認められているようだ）

　もう1人の容疑者に関してはまだ捕まっておらず、ルイーザ警察は更なる情報提供を求めている。

　スイカの皮は重いだろうし、くりぬくのも手間だし、自分にフィットするサイズを探すのも大変なのに、なぜ彼らはスイカをチョイスしたのだろう？

　酔った勢いは人を豹変させるというから、半分ウケ狙いもあったのかもしれないが、全米を失笑させるには十分のニュースだったようだ。
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