
Image by Gerd Altmann from Pixabay
現時点(2019/07/23)で参加予定者は190万人を突破。日本の人気アニメ「NARUTO -ナルト-」に出てくるナルト走りで、未だ陰謀説渦巻くエリア51に突入し、あわよくば宇宙人を救出しようというフェイスブックからの呼びかけで始まった、「Storm 51, They Can’t Stop All of Us(エリア51に急襲、我々全員を止めることができない)」は異常な盛り上がりを見せている。だが、実際に急襲したら米政府は黙ってないよ?前に侵入した人射殺したことあるけど?っと連日ネット上で様々な物議を醸している。
おそらくはジョークイベントなのだろうが、その裏で、意外な形で動物が救われることになりそうだ。
動物保護施設が「急襲するならエリア51じゃなく、うちの施設へ!」と呼びかけたのだ。その結果、宇宙人じゃなく、多くの動物たちが救出されたという。
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エリア51に急襲するなら、動物保護施設に急襲して!
ネバダ州の砂漠の中にある、長いことその存在すら認められていなかった政府の極秘基地「エリア51」――ここを急襲し、宇宙人を解放しようという「エリア51に急襲」計画が告知されたことは先日お伝えしたとおりだ。これが成功するかどうかは9月の決行日を待つしかないが、不穏な事態を察知したのか、そこから東へ1000キロ離れたオクラホマ州でも何やら動きがあったようだ。
フェイスブックの「#stormtheshelter」で告知された「シェルターに急襲」では、アルミホイルの帽子をかぶった保護動物たちが紹介されている――ちくしょう、フォトジェニックじゃないか。
こちらの告知文には「シェルターを急襲して! この子たちがエリア51の宇宙人から守ってくれるよ」と告げられている。
これらの写真はオクラホマ州にある動物支援シェルター「オクラホマシティ・アニマルウェルフェア」のスタッフがフェイスブックに投稿したものだ。
宇宙人は我々の思考を読むと言われているが、ある情報筋によればこれはアルミホイルを頭にかぶることで防ぐことができるらしい。
エリア51急襲作戦のとばっちりを受けて不意に宇宙人に襲われても、アルミホイルで思考プロテクトしたワンニャンたちが守ってくれるというわけだ。
この動物施設では、たくさんワンニャンたちが新しいお家を探しており、やさしい飼い主さんが見つかるようにと企画したのだそうだ。
保護動物たちに多くの飼い主が見つかる
ギンギラのアルミキャップをつけたワンニャン写真がネットで広く拡散されたおかげで、これまでのところ22匹のワンニャンたちに新しく里親になってくれる人たちが見つかった。里親募集してから1週間でこれだけ見つかるというのは、かなりのハイペースだそうだ。同様の取り組みはイリノイ州の動物保護施設でも行われている。
動物たちは人間にはない特殊能力を持っている。ということで、エリア51に囚われているかもしれない宇宙人の救出も大事だが、その前に、お家を探しているワンニャンたちの救出に向かってはどうだろう?
References:cbsnewsなど/ written by hiroching / edited by parumo
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コメント
1.
2. 匿名処理班
サンキューナルト
3. 匿名処理班
よい便乗
4. 匿名処理班
そういえば、当時崇められていたネコを抱えて戦争に行ったら敵が攻撃してこなかったって話が古代エジプトであったって聞いたゾ。
5. 匿名処理班
これはいいキャトルミューティレイションだ
6. 匿名処理班
優しい世界過ぎてこういう記事大好き
7. 匿名処理班
こんなくだらないイベントにノリで迎合するような人達がペット育成なんて覚悟が居ること最後まで達成出来るかねぇ。
8. 匿名処理班
ただのおふざけか・・
9. 匿名処理班
とりあえず、足湯をして両耳のわきにパーの状態の両手を置いて、ひらひらさせながらこの施設の動物たちに遠隔通信で呼びかけてみようか?
10. 匿名処理班
「その場のノリ」だけで引き取ったんでなければいいけど
まぁその辺はちゃんと審査はあるのか
11. 匿名処理班
こういう機転が利く人って羨ましいなあ
12. 匿名処理班
※9
このネタの通じる人がいるとは。
13. 匿名処理班
※7
最悪問題として、
誰も知らずにそのまま処分されるのと、
お祭り気分にしろ引き取られるの、どっちがマシなんだろう、とまず考える。
そのうえで、引き取られた場合には、その飼主が優良である可能性もある。
結果、引き取られずに処分されるよりは、可能性が少しでも高いほうが幸せである。
14. 匿名処理班
座布団10枚