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フランスでは農家の人が畑に下着のパンツを埋めている。いったいなぜ?それにはこんな理由があった。

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 豊かな作物を育てるためには、農家の人々によるたゆまぬ努力と試行錯誤が必要となってくる。更にコントロールが利かない天候にも左右される大変な作業なのだ。

 フランスの一部地域では農家の人々がこぞって下着の「パンツ」を畑に埋めているという。しかもその行為が推奨されているのだ。冗談ではなく本当の話だ。

 いったいなぜ、彼らは畑にパンツを埋めるていのか?

 それにはこんな理由があった。

パンツで土壌の質をチェック

 フランス農業会議所は、5月27日~6月2日の1週間、マルヌ北東部の農民に「En Terre Ton Slip(あなたのパンツを地中に)」というテーマの企画を奨励した。

 同会議所は、少なくとも各農民が所有している畑の端から5メートル離れた距離の、地中15cmの深さの場所に、綿のブリーフ(白が望ましい)を丸めず平らに埋め、埋めた場所にはわかるように目印を立てておくよう指示。

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AlexandrBognat/iStock

 これは、畑の土壌のクオリティを調査するためで、8月19日~25日に埋めたパンツを掘り返す作業が一斉に行われる。

 もしパンツがブリーフの原型を留めないほどボロボロになっていた場合は、その土壌には多くの虫や、菌類、バクテリアなどが存在し、健康な土壌であることが証明されるというわけだ。

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Zbynek Pospisil/iStock

もともとはカナダ発祥

 この、パンツを埋めて土壌の状態を知るという調査のアイデアは、2017年にカナダの土壌保全審議会が行った「Soil Your Undies」というキャンペーンがきっかけなのだそうだ。

 このキャンペーンは、殺虫剤や耕作が土壌の劣化にどのような影響を与えているかという認識を各農家が持つことで、より質の良い土壌にするための意識改革を行うという目的で開始された。

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Jevtic/iStock

 フランスでは、2018年にコート・ダジュールのヴァ―ル県で、農家210軒分ものパンツが土壌に埋められた前例もあり、今回のキャンペーンは前年から引き継がれたものだという。

 もし畑でパンツを発見してしまっても、それは誰かが落としたものでもなく、よからぬ妄想的なものでもなく、つまりはそういうことなのだ。

 これで安心して畑のパンツを黙認できるね(どういうこと?)

References:Why are French farmers burying their underpants? – The Local/ written by Scarlet / edited by parumo

追記:(2019/6/6)タイトルを一部訂正して再送します。

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この記事へのコメント 53件

コメントを書く

  1. どうせぼろぼろに分解されるから履き古したパンツでいいってことね。

    • +19
  2. 汚いパンツだったらバクテリアよってこなさそう

    • -2
    1. ※3
      むしろサルマタケが大量に…ゲフンゲフン

      • +5
    2. ※3
      汚すぎて無菌状態ってのは新しい考え方だな。
      まあ、化学汚染ならふつうにあるけど。

      • 評価
  3. 今この時も棉ブリーフが埋まっているかと思うと
    この地上も、まだまだ捨てたもんじゃないと希望が湧いてきます。

    いきなり妙な分解課題を与えられた線虫類~細菌等々の皆様、ガンバッテ!

    • +51
    1. ※4
      むしろ貴方の発想に感動した
      世界って素晴らしいね

      • +4
  4. 綿のブリーフでなくて綿のハンカチとかじゃ駄目なの?
    ゴムとかで畑が汚染されそうな気が

    • +10
    1. >>5
      欧米でハンカチ持ってる人見なくない?

      • 評価
      1. >>52
        もっと女の子っぽい物を埋めようぜ!
        (๑•̀ㅂ•́)و✧

        • 評価
    1. >>7
      「パンツ埋めたって言ったらおっさん達が
      畑掘り起こし始めたんで耕す手間がはぶけたよラッキー」

      • +2
  5. シャブリ地区にかきの化石が埋まっているように
    この地域ではパンツを埋めて特殊な味わいを持たせている
    なんて裏テーマは流石に無いか

    • +6
  6. 新品とどっちがいいんだろ?汚れてる方がいろいろ寄ってきそうだけど…

    • +6
  7. まさかのミステリーで取り上げたっけ?

    • 評価
  8. パンツじゃなきゃダメなんですか?ハンカチではなぜいけないんですか?

    • +24
  9. ダシがしみてて作物の収穫高が云々って話だとばかり…。

    • +5
  10. 抗菌成分の入った洗剤や柔軟剤で洗濯したものでもいいのだろうか?

    • +10
  11. 畑にもともと住んでるバクテリアでは、使い古したパンツの皮脂は分解し辛い
    逆に新品の綿パンツは単なるセルロースで、一般的な土壌菌で分解できるから
    ちゃんと土ができてる畑なら、新品のほうが早く分解するかもしれない

    • +11
  12. 2017からって・・・。
    超最近じゃん!

    • +7
  13. 白のブリーフなんて、ずいぶんご無沙汰だなあ。

    • +5
    1. >>22
      洋物の男性用下着って結構白の多いよな
      ボクサーブリーフなんて白いのよく見る気がする

      • 評価
    1. >>23
      人間が穿いてもそこまで磨り減らない気がするな

      1日穿いて洗濯して週に2回繰り返して315日で穿いてた時間が90日になる

      私のパンツは古いぞ~

      と ぶっこんでみん

      • 評価
  14. 使用済みの下着の自動販売機を必死で探す外国人にいい言い訳ができたな。

    • +4
  15. 3か月くらいでボロボロに分解されたりするの?
    そんな早いんだ?

    • +6
    1. >>25
      綿だと早いよ
      庭に布切れを埋めてみて!
      だんご虫がいそうなところがいいかな

      • +3
    2. >>25
      薄いガーゼに挟んだニンジンの種を埋めたことあるけど、収穫するころには跡形もなくなってた。4ヶ月くらい。除草剤など農薬を撒いてるところはなかなか分解しないよ。

      • +3
  16. すばらしアイデアだね!
    日本でやったら単なる不審者だけど

    • +2
  17. 別にパンツでなくても、木綿のタオルとか布埋めればいいだろと思うのだけど

    • +4
  18. 種芋ならぬ種パンツ
    畑一面の白パンツで豊作になったりしないのか

    • +1
  19. 理屈で騙されるところだったが、なぜそれをパンツでやるのかと小一時間問い詰めたい

    • +3
  20. 土壌によっては綿布がほぼ分解されてしまうけれどゴムは残ってくれるのでゴムバンドをたよりに発掘できる、というのがパンツ使用の利点みたい。
    他に利用できる埋設物として紅茶のティーバッグがある模様。これはナイロンで作られたピラミッド型(テトラ型)のものを使うみたい。そうね。なにかしら土壌生物では歯が立たない物質は必要ですもんね。

    動画を見ると埋めた畑や地点によって大きな違いがあってびっくり。ワインは隣の畑でもう味が違うとかそれどころか畝ひとつでとか聞きますが、こんなにも性質の異なる土壌がパズルのようになっているのですねえ。

    Planter des slips pour mesurer la qualité des sols(YouTube,France 3 Provence-Alpes Côte d’Azur)

    Utilisez un slip pour mesurer la fertilité des sols(noscoursesbio.com)

    • +24
  21. トリュフを探す豚がサルマタケを収穫してしまうぞ

    • 評価
  22. 別にパンツじゃ無くてもシャツでも良いじゃないか。

    • 評価
  23. ぱんつに住み着いていた何かしらの菌が地中の菌を脅かす存在になるとはこの時誰も思わなかったのである

    • -1
  24. いや、だから土壌確認は別に白の綿布だったらなんでもいいわけでw
    なぜパンツ?と言う疑問にはぜんぜん答えてない記事だしw

    • -1
  25. ここで生産されるワインのボトルにはパンツとその持ち主の写真を載せるべき。

    • +1
  26. ソムリエ「このフランスワインは、湿った男性の香りがします。」

    • +1
  27. 自分は歴代のペットをどーしても庭に埋葬したい性分。
    しかし愛する者に直接土をかけにくいので、
    和ざらしで軽く包んでお別れする。
    遺体も布も美しいバラになって、再会できる。

    • 評価
  28. パンツである必然性がないところにパンツを使うところに
    フランス人の変態性を感じる(褒めてます)

    • -1
  29. 奇習ではなくちゃんと意味が
    それもエコな
    流石に肥料としてでなく試料としてだが

    • +1

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