この画像を大きなサイズで見るサウジアラビア、ジーザーン州の湿地を散歩していた男性は、そこで意外なものを発見した。
体にGPS装置が取り付けられた状態で死んでいたソウゲンワシである。そこには所有者のメールアドレスも記載されていた。
GPSを調べたところ、このワシがこれまでに辿った経路がすべて記録されていた。とてつもない距離である。
ワシは雄大な生き物だ。威厳たっぷりの姿はもちろん、知性にあふれ、感嘆すべき狩りの技術を持っている。
もし、そのワシの旅について興味がある人ならば、このお話はきっと大いに好奇心を掻き立てられるだろう。
カザフスタンでワシに装着されたGPS
サウジアラビア出身のファハド・キャッシュという男性が、湿地を散歩していたとき意外なものを見つけた。
この画像を大きなサイズで見るワシの死体である。近寄って調べてみると、首のあたりにGPS発信機が装着されており、そこに所有者のメールアドレスも記載されていた。
この画像を大きなサイズで見る驚くべきワシの移動経路
そのメールアドレスに連絡をしてみると、GPSはカザフスタンで取り付けられたことが明らかになった。
GPSには、ワシがこれまで辿った経路がすべて記録されていた。
ある研究者が、20羽ほどのワシにGPSを取り付け、1年をとおした移動の様子を調べていたのだ。そのワシはすでに何ヶ国にも立ち寄っていたが、不思議なことに海には近寄っていなかった。
以下のマップの紫色の線が、ワシが1年で移動した経路だ。
この画像を大きなサイズで見る海を避け、1日に最長355キロを移動するワシ
ワシは中東諸国を横断しているが、なぜだかカスピ海と紅海は渡っていない。
研究を行なっていたのは「ブリティッシュバード」というチームで、ソウゲンワシ16羽の旅を追跡していた。
ソウゲンワシはエジプトの国鳥でもあり、草原、サバンナなどに生息する大型のワシだ。
この画像を大きなサイズで見る1日の大半をのんびりと過ごすことが多いが、生活環境に対しては偏執的な一面を持つ。雨量の変化に応じて局所的に場所を変え、頻繁に長距離を移動する。
調査からは、ソウゲンワシが1日に最長355キロも移動することが明らかになっている。
また年間を通じたサイクルがあり、31.5%を越冬地で、41.9%を繁殖地で、残りの26.6%を渡りに費やしていることも判明した。
こうしたデータやマップからは、ワシが常に移動を続け、一生を旅をしながら過ごす生き物だということが裏付けられている。
この画像を大きなサイズで見るなぜ海を避けてる?ネットの反応は?
ちなみにワシが海を避けているように見える理由について、はっきりしたことはわからない。
その理由についてネットでは、対岸が見えないことが原因ではと推測されていた。しかし、これは間違っているようだ。
というのも、紅海ではエジプト側からはサウジアラビアが見えるらしいからだ。陸上から見えるのならば、空を飛ぶワシならきっと海の対岸が見えることだろう。
もう一つの意見は、海には暖かい上昇気流がないというものだ。
もしワシが上昇気流を利用して旅をしているのだとしたら、これが利用できない海を渡るのは大変だ。だから陸上を好むのかもしれない。
References: faifaonline / mymodernmet














紙一枚程度でも、飛行に影響を与えるだろうに、野生動物にこんな機械を取り付けることを動物保護団体はなんとも思わんのか?
※1
生態系の解明が保護につながる。
それにワシってもっと大きな獲物を捕まえて軽々飛ぶ。
体重に比べてGPS装置はそんなに重くないし、空気抵抗もあまり変わらないと思うけど。
>>1
違うでしょそれは
生態の理解は動物保護にも必須なんだし
なんでそんなに近視眼的なの
>>39
研究者は研究という名目で意味ない実験繰り返すもんなんだよ。単なる好奇心だから。移動経路がわかったところでそれが具体的にどんな保護活動につながるんだよ。あと
※73
漫画アニメじゃあるまいし、研究者がカネにならないことするわけないでしょう…
最近の研究っていうのはどこかカネ持ってる団体が「研究する価値がある」と認めて出資して、初めて研究できるんだよ。そして逐一データの確認させられるから無意味な実験なんてしてる余裕ない
それと、移動経路の解明が保護に繋がらないって?「生き物の住んでるところがわかったらそこにビルとか建てちゃいけない」って小学生でも解ると思うんだけど
>>73
ホントに近視眼的だな
研究者を一括りにしてるところとか
>>1
個体数調整にも文句言ってそう
※1
生態を調べれば、人間との棲み分けも出来る。
GPSでけえ…
地図の紫の線見て「すごい!」って声に出た
ワシに渡り鳥のイメージはなかったのでびっくり
しかしGPSでかすぎ
確かもっと小さいのあったと思うけど、日本だけかな
※3
GPSの大きさよりもバッテリーで左右される
この機械設置された時代わからないけどそれなりの
大きさ時代だったと思う。現在はボタン電池で動く
ものもあるのでここまで大きくないと思うよ
海には近寄っていなかった=×
海を渡っていなかった=○
ワシというからまたワシのことかと…。
ワシは自由を謳歌して
幸せな天寿をまっとうしたのかな
寿命で死んだのか
外敵にやられたのか
定かではないけど
長い長い旅を終えたのか…お疲れさまだったな。
すごい。見事に避けてるw
なんだろう。海水が苦手とかなのかな。
エジプトの国鳥やのに、1年間で一回もエジプトに寄り付きもしてなくてワロタw
紅海の海峡を渡ってスーダンまで行ったくせにエジプトには寄りもしないw
死骸がとてもきれいだから、餓えか老衰だろうか?
しかし身一つですごい長距離移動だな
一人称のワシに空目して混乱する文章
1日に最長355キロて
車でもしんどいのに
タフだなあ
>>13
上昇気流の起こらない水上へ出ていないって事だから上昇気流のある陸上なら常に滑空状態で羽ばたく事をしなくても良いのかもね
体重の4%までは問題ないが装置のせいで亡くなる
可能性は0ではないとの事
研究のため仕方ないて考えてるんだろうな
>>14
そりゃワシが勝手に絶滅しないように調査してるんだし
国境は関係ないんだな(当然)。
あくまで予想だけど
・敵から逃げる場所がある様に周囲を確認しながら移動している
・餌となる動物が見つかるであろう場所を行動範囲としている
・休息をとるための場所を必ず視界に入れている
・潮風と羽根の相性が良くない
こんな理由があるんじゃないかな
海洋生物の研究に関する本で読んだけど、こういうGPSついた死骸を見つけた時に関係機関へ連絡してくれる人はたいそう有り難がられるらしい
メール受け取った研究者さんは安心しただろうな
GPSのせいで死ぬこたぁ無いから心配せんでええよ
このGPSトラック、そのまま気流の流れなのだとしたらおもしろい
わしのしたゲップも、誰かが吸っとるんじゃ!! ふひひ
てか生まれて一度も服さえも着たことのない野生動物の体に、外すこともできない装置をずっと装着すること自体が物凄いストレスで虐待に違いないと思うけど
かわいそうに
仕事終わりに靴下脱いだだけで開放感を感じる我が意見
※24
それ内臓疾患からくる足のむくみが原因の場合があるので
念のため医者に診てもらった方がいい
>>24
犬猫に首輪してもダメだよね!痒そうだし
人間のエゴだけどこういった研究も必要だとは思う。運悪くつけられた鷹さんスマヌスマヌ…そしてありがとう
イマジン、国境が無いって素晴らしい。
鳥類の研究でもっとも難しいことのひとつは、追跡が困難であることだと聞いた。GPSがあって始めて得られる成果よね。興味深い
地文航法してるのかなとも思ったけど、上昇気流無い説もアリやなって思う。海の上を飛ぶときはちょっと不安を感じるのかな。渡りをする連中と比較すると面白いかもしれない
お疲れさまやったな。ありがとうやで。
※26
通信が途切れたとに何があったか?は知りたいでしょうね。事故か病死か、装置の寿命か。
GPSの装着状態も確認できるし。回収しにその地点にたどりつけるかは、可能性は低そう。
死骸を回収しなきゃ研究成果が出ない実験方法なら
ほとんどの実験が無意味になる
なぜGPSを探知しないんだ?
※27
リアルタイムで送信するタイプはもっと大きくなるのかもしれないよ?
消費電力も多そうだし。
※27
GPS写真に写ってるOT30は型番らしくてですね
OrniTrack-30 – solar powered GPS-GSM tracker
というシロモノがネットで見つかります。外見写真も今回のワシについていたものとよく似ています。
これは研究者たちが野鳥追跡調査のために鳥類専用に作り出したものみたいで、GPS衛星から得た位置データを本体メモリに格納もできるし(直接回収)、携帯電話網を利用してデータ送信(遠隔回収)もできるという装置だそうです。リチウムポリマー電池を積んでいてソーラー充電器で給電も可能みたい。さらに詳しくはornitelaのサイトでごらんください。
※27 ※60が言うように、GPSロガーが常に座標を送信しているものは消費電力が多いので、写真のサイズくらいの機械だとせいぜい2週間が限度。 黒く見える部分がソーラーパネルだとしたら、1日に数回定期的に送信するタイプなら1年持つかもね。
※27
勘違いしてる人多いけど、GPSは「衛生の時報から自分の位置を割り出す」システムだからね。
そこから「自分の場所を伝える」には別の通信機器と電波を飛ばすための電池、受信するためのネットワーク(移動範囲が広いので必然的に衛星通信)を用意しなければならない。
当然、装置の大型化は避けられないし生体への負担も増大するわけで、クジラみたいにデカイ生き物ならまだしも、鳥に装着するのは現実的ではない。
>>27
GPSロガーとGPS発信機は別物
なるほど上昇気流か
海って少ないんかね
※28
水面で空気が冷やされるからな
>>28
地面に日光が当たると暖かくなる、水に日光が当たると反射するし温まっても蒸発するし気化熱で冷えてしまう。陸に比べて温まりにくいんじゃない?
遊牧民みたいに餌場巡ってるだけだから海を渡る必要がないとかじゃね?
ショートカット自体が不合理なんだろ
海風吹いてくるから、ワシが飛ぶ高さだとそもそも海へは出にくいとか?
海の上では餌が見つからないからじゃないの?
移動だって餌の為にしてるはずだし
GPSが人生の負担になっていたことは間違いない
※32
その可能性は非常に低い。
ここまで小型化されているタイプのGPSロガーならワシにとっては負担ではない。
抑々※64氏が書いてくれているメーカーの説明は読んだ事はあるのか?
自分が鳥だったとしてもやっぱ疲れたり具合が悪くなった時すぐに休めないようなところは飛びたくないわ
※33
そうだよね。
そう思うと、海の上を何日もかけて、何千キロも飛んで移住する渡り鳥ってホントすごいな。
飛び立つ時、まさに決死の覚悟なのかな。
善意の報告者に頼るしかないよね。
謝礼の現金や貴金属を付けたらそれ目当てで無意味に狩られるし。
いずれは負担の少ない方法でリアルタイムにトラッキングできるデバイスが開発されるだろうけど、それまではこのワシ君がもたらした情報が保護活動などの役に立つのだろう。
まあ最低なこと言うが絶滅の危険性が一切ない種に関してはたった一羽が4んでも問題ないって所はあるんやろなぁ。それで研究が進めば儲けもの
けどこれをつけた当時でも研究者が必死に軽量化を重ねてつけたものであるとは思われる
ブリティッシュバードは今回の件と関係なくって、ソウゲンワシといえばこんな過去研究のレポートも別の国にはあるよっていう参考掲載かも。
GPSのメールアカウントは猛禽類研究・調査・保全などにかなりの来歴をお持ちの先生に行きつきますね。60歳代くらいなのかな。カザフのナウルズム地域(この地域名がメールアドレスに使用されている)に強みをお持ちでしょうか。
その先生も参加している、研究者や研究チームをネットした研究会?連絡会?で進行している追跡プロジェクトの一羽だったのかでしょうか。残念ですね。
記事掲載地図に表示されている20羽のワシの移動経路のうち、どの線が亡くなったワシ単独のものなのか知りたいところ。
(というかこの地図の出自がはっきりわからないので、このワシのプロットがあるかどうか自体が不明)
ちなみに
Research of the Steppe Eagles migration from the Altai-Sayan region of Russia and Central Kazakhstan in 2018-2019
で見つかるものに、ロシアーカザフ地域のワシのGPSデータをグーグルマップにプロットしたページ(重いです)があります。
そちらだとカスピ海やペルシャ湾の海上を飛ぶこともないわけではない模様。渡ろうと思って渡ったのか、たまたま渡ってしまったのか気になりますね。船に乗るというショートカットもありうるのかしら。
これは本当に貴重なデータ 一生旅をしながら生活するとか、意外すぎる生活の仕方だわ
そして移動距離の凄まじさよ、いくらワシとはいえある程度の生活範囲というものがあるのかと思ってたわ
研究者「(あのワシは)ワシが育てた」
オオミズナギドリ「オレらのテリトリーに入るなよ。」
あまり海には近寄らなかったようだが、バブ・エル・マンデブ海峡は渡ったようで、興味深いな
紫の線を見て驚いた!一定の餌場を持っていると思っていたから。凄いなぁ(*´∇`*)
ノービザだったんだね
ワシさん、すげーよ!
てんてートンビや鷹さんもおんなじですか?
あの小さな体で凄い移動距離だ。
ニルスのふしぎな旅みたいに、ワシの背中に乗って旅してみたい。
鳥のように自由にっていう歌詞とか表現使われるけど
確かにこのGPSの経路見ると自由だなって思う
アフガンルートを通った時には何があったんだろう
このワシは船の上に排気による上昇気流ができることを知らないらしい、横須賀のトビはよく知っている
ワシにつけたGPSがどこかに飛行経路を送信しているものだと勘違いしてる人がいるな
目視で判別してるかわからないけど水平線で陸地が見えないようなところは避けてるね
なぜ海を避けるか、それは獲った獲物を食べる場所がないから。そこそこ大きな獲物を捕る猛禽だから、陸に降りて食いちぎりながら食べるはず。
人生一度も本州から出たことない俺は、頭が上がらない
1日に300kmほど高速道路を運転してヘトヘトになった自分からしてみれば、ワシの翼で移動してみたい…。(ワシなりに疲れるんだろうけどさ)
海の上は餌がないから…
ネズミもウサギも走ってないわけで…
重くて飛びにくい猛禽類とグライダー愛好家の好きな場所は日当たりの良い道路の上と工場の屋根の上
記録されたGPSの記録を地図に重ねると同様の結果になるのかならないのか?
鷲のような猛禽類は通常は長距離飛翔をしない
ふつう餌場が決まっているから、渡りをしないはず
この鷲にとって、中東地域は餌が少なかったのかもね
これ本当に取得できたGPS情報を線で繋いだものか?
幹線道路と連絡船の経路にしか見えんのだが…人間用の経路探索使ったりしてないよな?
>>70
体が重すぎて自由に飛べないからひたすらアスファルトの上で上昇気流を拾って居た説
図を見ると、カスピ海・紅海の東側をよく通ってるのが分かる。
偏西風が海から陸地に当たるときの上昇気流を利用してるんだろうね。
※71
なるほど、上昇気流の発生する場所を選んで通過しているので
結果として、海を避けているように見える訳ということですね。
我が国でワシタカ類の渡りの通過ポイントとして名高い伊良湖岬
というところがあるのですが、そこは海を渡るところなので
日本のワシタカ類は海を越えていくよな・・・と海を避けるという
内容に少し違和感があったので。
カッコイイ生き方だ。
ワシは素晴らしい生き物だな
自動でパージするタイプの機器も有るようだけど鳥だと高度から落ちて壊れるから使えないのかな?
海洋生物様ので時期が来ると外れて浮き上がるタイプがあったよね
長旅ご苦労!
空飛べても途中で何かあった時着地できる場所なけりゃ飛びたくないわな
一人称にしか見えなくてまともに読めない
人間やその他の陸上の生物が何百年とか何千年とかかけて生息範囲を変化させているのに
そこ頃からあっという間にあちこちを行き来してたんやな
生涯の間に地球何週分ぐらいするんやろな
体重の4%て、普通の男なら2.6~3キロだぞ
背中に背負い続けるのも結構きついし
毎日マラソンしろっていったら死ぬと思う
>>88
重りつけられたら確かに邪魔だよね
でも体重も増減するし3kgなら自覚できないレベルだと思う
着衣も合わせたら地味にその位あるし
てか唐突にマラソンなぜ出てくるし
金槌なのかな?或は、水面から飛び立つのが苦手だから海が嫌いとか?
今だとスズメ並みの鳥にも付けられるよう1g以下のロガーも存在するよ。スウェーデンの研究者の講義を受けたことがあるけど毎年渡り鳥につけて飛行経路と温度などを記録させ、一年後もう一度戻ってきたのを回収するらしい。飛行経路で越冬地や繁殖地、渡りの途中に休憩する場所も分かるしどんな温度だと活動が活発なのかも分かるからこれを元に保護活動の計画を立てるんだとか。