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留守中、愛犬が寂しがらないように。自分の身代わりとなるマネキンを用意した飼い主

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(著) (編集)

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 愛情豊かで飼い主に忠実な犬たちの中には、飼い主と離れ離れになることが精神的に大きく負担となる寂しんぼのタイプの犬も少なくない。

 幼いころに現在の飼い主であるマークさん一家のもとに引き取られ、今ではシニア犬となったパグのショーティもそのくちである。

 飼い主であるマークさんは仕事柄、時々長期間家を離れなければいけないことがある。だが何年たってもそれにどうしても慣れることができないショーティ。

 マークさんと離れている時間が苦痛で仕方ないんだという。

飼い主のマークさんを愛してやまないパグのショーティ

 ショーティは、以前はマークさんに連れられ、世界各国への仕事の旅にお供していたそうだ。

 しかしショーティは現在15歳。長時間の旅はショーティの体に負担になる。マークさんはショーテイを連れていくことを断念した。

 だが甘えん坊のショーティは納得がいかない。いつも連れて行ってくれたのに置いて行かれることが悲しくて、マークさんが留守の間、悲痛な鳴き声をあげて止まらないそうだ。 

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image credit:Vintage Pet Rescue

大好きなマークさんの不在が寂しくてならないショーティ

 ショーティとマークさんの絆はとても深い。ショーティはマークさんを愛してやまず、マークさんに抱っこされている時がショーティの至上の喜びなのである。

 「ショーティがまだ小さな頃はよく夫についてあちこちを旅していたものです。けれども今はショーティの健康上のことを考えて、それは控えています。夫はショーティのことを“天使みたいな犬だ”といって大切に育ててきました。」とマークさんの妻であるクリステンさんは語った。

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image credit:Vintage Pet Rescue

 しかしマークさんは一家の大黒柱。愛犬の為に遠方での仕事を断るわけにはいかない。愛犬の体のことを考えたら連れていくこともできない。

 置いてけぼりにされたと勘違いしたショーティは悲痛な叫びは留守中ずっと止まない。他の家族ではその心の穴を埋めることができない。家族も胸が痛む思いだ。

マネキンで偽マークさんを作る作戦に

 かつて、家族は枕にマークさんが愛用しているTシャツを着せてショーティの心を少しでも慰めようと試みたことがある。

 一瞬喜んだショーティだが、結果的にマークさんではないと気が付いてしまい、寂し気な表情に戻ってしまった。

 そこで家族は次なる作戦に出た。

 マネキンにマークさんの衣装をすべて着せ、マークさんそっくりに仕立てるという作戦だ。マークさんのトレードマークであるタトゥに似た長袖のシャツも着せる。

 マークさんそっくりの偽マークさんを作り上げるこのアイディアは妻のクリステンさんの母親が思いついた。

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image credit:Vintage Pet Rescue

偽マークさん作戦大成功!

 愛用Tシャツを着せた枕でさえ見抜いてしまったんだからマネキンなんて…と思ったクリステンさんだが、わらにもすがる思いでこの案を試してみた。すべてはショーティの心の安定のためなのだ。

 まずはハロウィングッズが売っているお店で等身大のマネキンを購入。そしてそのマネキンにマークさんが着たTシャツを着せ、帽子をかぶせ、マークさんの入れているタトゥーのよく似た模様の長そでシャツを着せてみた。

 フェイク・マーク、略してファーク作戦だという。

 こうして偽マークさんは完成した。そこで偽マークさんの膝の上にショーティーを乗せ、その腕をまわしてみたところ・・・

 なんとショーティはマネキンであるファークに頬ずりしそのままそこで満足したようにお昼寝をしたという。

 作戦大成功!

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image credit:Vintage Pet Rescue

「信じられませんでした。マークが留守の間はずっと鳴き続けていたのにショーティが落ち着いたような様子を見せたんです。マークの香りがショーティを安心させたんでしょうか。そのままショーティは小一時間ほどお昼寝し、夜もファークに寄り添って寝ていました。」

 クリステンさんは驚きを隠せない様子でコメントを残した。

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image credit:Vintage Pet Rescue

 もしかしたらショーテイはそれが偽マークさんだと気が付いているかもしれない。でもそれで安心することができたならミッションコンプリートだ。

 犬にとって大好きな人がいないって不安なことだ。そして置いていかなければならないマークさんの心痛もさぞかしつらいものがあるだろう。

 会えない時間はマネキンのファークさんのお膝で甘えて、本物のマークさんがきたら目いっぱいかわいがってもらえたらそれがショーティにとっても家族にとってもベストの状態かもしれない。

References: Vintage pet rescue/など / written by kokarimushi / edited by parumo

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この記事へのコメント 30件

コメントを書く

  1. この子がこれで幸せに過ごせるならそれでよい

    ちょっと怖いけど

    • +56
  2. 腕がポイントなのかなと思った。
    包まれる感じで安心するのかも。

    • +30
  3. 日本にも飼い主さんの留守に絶望を憶えてる犬がいたよ、おっきいシベリアンハスキーなんだけど、飼い主さんが外出でいなくなると、何時間も冷たい玄関の床でうずくまって待ち続けてたね、それはTV番組の企画だったんだけど、留守中にカメラを仕掛けて「飼い主さんが留守の間はこんなに気ままに過ごしちゃってます」的な画を撮りたかったんだけど全然予想外で、担当ディレクターが「ひと時も動かないで帰りを待つのは非常に珍しい」と言っていたそうです。あの子元気かなー?ハスキーとは思えない柔和な目の子だったなー。

    • +20
  4. 一転してホラー映画にできそうなシチュエーション

    • +1
  5. 体重ぜんぶ預けるしっかり感というかホールドされ感というか
    猫がヒトを纏うサイズ感って、だいじなんだなあって

    • +3
  6. その後

    本物は無視され、偽物のそばを離れないショーティ

    「信じられませんでした。マークが嫌われてしまったんです。」

    クリステンさんは驚きを隠せない様子でコメントを残した。

    • +14
  7. マークさんと居る時のショーティの笑顔のかわいさよ…

    • +17
  8. ん~逆と言って良いか、ヌイグルミだよね。

    • +2
  9. そんな無茶なと思ったけど
    予想以上に安心した雰囲気でなごんだ

    • +19
  10. 恐いんですけど!!
    まぁわんこが幸せなら何より

    • +8
  11. 飼い主さん健在なのに「もし飼い主さんがいなくなったとしてもこの子はこういう風に過ごすんだろうなあ」って想像してしまって泣けてきた

    • +7
  12. 各国飛び回って15才、というのがスゴイ!
    ブル・ブリード飼いのみんなは驚いてるのでは?
    まず彼らは、10才を越えるのが難しいと言われている。
    そして短頭ゆえ暑さに弱い上、パグは寒さにも弱い。
    確かフレブルなどは貨物室で亡くなる事が多く、
    搭乗禁止ではなかったか。座席に持ち込んだのかな?

    • +7
  13. 住んでるマンションに入ってる店に毎日犬を連れて来る人がいて
    歩道に犬を繋いで留守番させてるんだけど、飼い主がいなくなった途端に鳴き始める
    こういう犬は多そうなので、留守番中に飼い主の匂いが染み付いたぬいぐるみとかを与えておけばいいのかもね

    • +3
  14. メン・イン・ブラックにこんなパグ出てなかったっけ?

    • +8
  15. 心臓の鼓動とか、動かないことで飼い主でない事に
    うすうす気付いてはいるだろうけれど、妥協したんだろうねぇ。

    • +14
    1. ※22
      ライナスの毛布相当になっていれば何よりで。

      • +5
  16. マネキンがMattに見えたのは私だけじゃないはず

    • +4
  17. あまりにも安心した顔で
    こちらも安心した

    • +1
  18. 顔は全く関係ないことだけは分かった…

    • 評価

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