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オーストラリアでアルコールの後払い決済を禁止にする動き。アルコール依存症や借金地獄から救うため

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(著) (編集)

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 オーストラリアでは、”今買って、支払いは後”という後払い分割決済システムでアルコールを販売するのは禁止すべき、という声が上がっている。

 保健機関曰く、アルコール依存症や借金地獄を増長するからだという。

オーストラリアで普及している後払い分割決済サービス

 経済的に困窮しているオーストラリア人を対象としたクレジットカードや金融サービス状況についての上院の審問に対して、アルコール調査・教育財団(Fare)は、アルコール類の信用販売は懸念事項であると述べた。

 オーストラリアでは今、アフターペイ(after pay)ジップペイ(zip pay)などの後払い分割決済サービスが人気を集めている。

 ”今買って、支払いは後”という信用販売は、とくに法律で規制されているわけではない。 このサービスに料金がかかるわけでもないし、消費者の債務や支払計画に利息が請求されることもなく、貸付は62日以内であればオッケーとしている。

 だがその結果、責任ある貸付規定といった、消費者を守るものがなにもないということになる。

 この後払いは、購入時にはなんの支払いも請求されない代わりに、月ごとに最低限の返済額が必要になる。購入時に支払額の25%を請求をされたり、毎週、自動的にプラスアルファの返済額が引き落とされることもある。

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オーストラリアで問題となっているアルコール依存症

 「こうした信用販売は、いっぺんに支払う余裕がなくても、将来的に資金が得られる予定がなくても買い物ができてしまう。アルコールのような中毒性のあるものにこうした信用販売が広がると、特に問題になる」

 FareのCEO、マイケル・ソーンは、とくにアルコール依存症の人や未成年など、誘惑に弱い人たちにとってはネックになると言う。

 「アルコールは、健康や社会に害を及ぼす可能性があるため、普通の商品とはちょっと違う。アルコール対策関係で、オーストラリア政府は年間およそ110億豪ドル(78億米ドル)のコストをかけている。」

 「アルコールは向精神薬で、死や病気を引き起こすおもな原因のひとつとなり、200以上の疾病の因果要因になりえる発ガン性リスクのグループ1に入っている」

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信用売りのアルコールの広告・販売を禁止するよう政府に要請

 Fareは、分割原価計算された、つまり信用売りのアルコールの広告・販売を禁止するよう、政府に要請している。

 すべての州でアルコールの販売や広告において、責任あるサービスを遵守し、オンライン販売、広告、配達について公的な取り調べを行うことを規定する。

 ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の准教授アンティ・ケリー・ドイルは、クレジットカードを持っていなくても、信用買いができてしまうことがとくに危険だという。

 「誘惑に負けそうな人たちだけでなく、すべての人にアルコールの信用販売を禁止しようというFareの意見に賛成です。絶望感に苛まれている時には、アルコールの摂取量も増えるものだから」

References:Call to ban ‘buy now, pay later’ alcohol sales in Australia | South China Morning Post/ written by konohazuku / edited by parumo

本記事は、海外で報じられた情報を基に、日本の読者に理解しやすい形で編集・解説しています。

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この記事へのコメント 28件

コメントを書く

  1. じゃあ、金を購入時に払えばアルコール依存症は無くなるかというとそういうわけではない

    つまり、この問題は、別の目的があってその目的を達成するためにアルコールを槍玉にあげて攻撃してるだけだな

    日本でもこんにゃくゼリーが政治家に槍玉に挙げられ一時的にこんにゃくゼリーの販売を中止して規制してた時期があったけど、こんにゃくゼリー製造販売会社の製品以外のこんにゃくゼリー製品はそのまま販売されていたし、こんにゃくゼリーよりも喉に詰まらせる事故の多い餅については、全く規制はされなかった
    当時からなぜこんにゃくゼリー、しかも特定企業の1社だけ槍玉にあげて規制しようとしているのか疑問が出ていたね

    1. >>1
      購入を少しでも難しくするだけで酒に手を出すのを抑えられるって感じでしょ

      1. >>5
        その考えだと購入を難しくしたほうが有効だよね
        購入時に購入履歴手帳を出さないと売れ無いとか、配給制にするとか

        その論理は、後払いシステムを規制する意味とは違うんじゃないかな

        1. ※8
          借金地獄の回避も目的だから、手持ちのお金がないのに無計画にお酒を買って飲んでしまって、後払いの請求が来たときもお金がなくて払えなくて借金雪だるま、なんて事態の回避にはつながると思います。

          1. >>15
            多分、それならば、配給制とかチケット制にしたほうがいいんじゃないかな

            配給制切符もしくは購入チケットが無いと酒を購入できないようにするという方法

            • -8
          2. ※20
            戦時中の米や、ローマ帝国の小麦の配給と違って
            酒チケットなんて割り当てても
            不要な成人は山ほど居るし、
            呑んだくれが下戸の知人の券を掻き集めたり
            ヤクザが絡んで転売業のダフ屋のシノギ源になる
            って未来しか見えない。

            • +7
          3. ※20
            偽造防止とか転売禁止とかちゃんとしないと意味ないからなあ……。
            チケットの転売禁止なんて購入から入場時の本人確認まで、かなり手の込んだことやってはじめて有効になる世の中だし。
            偽造防止に透かしとか入れる?
            どっちもすごいコストかかりそう。全国民に適用するんだから、国家事業だね。現実的じゃない。

            それと比べたら、後払いサービスの業者に「サービス提供禁止者一覧」でも渡して後払いだけ規制するのははるかにコストが低くて、現実的に可能な線だと思う。

            • +2
    2. ※1
      記事にもあるとおり先払いだと財布の中にお金がなければお酒を買えませんが、
      後払いだと好きなだけ買えますよね? 返済額が自分の収入以上であってもですよ?
      そういった後払いの支払い方式をアルコールに適応するのは止めた方がいいのでは? という要請なので、アルコール販売が攻撃されているというものでもないと思いますよ
      依存症患者に無尽蔵のアルコールを売って借金を負わせても構わない、という人への攻撃ではあると思いますが

      1. >>11
        金にないのに酒を購入しようとする思考がもうすでに駄目なんじゃない?
        既に破綻してる人の思考だよね
        だけどそれで後払いサービスを規制する意味があるかな?

        1. ※18
          破綻した思考の持ち主だからこそ、他者が介入して購入を止める必要があるのですよ。
          規制しなかったら後払いでお酒を買い続けて、支払い日になっても払えず延滞金がかさんで借金地獄に一直線です。

    3. ※1
      アルコール依存症を無くす為規制をするとは記事中に書かれていないと思いますが……。
      記事は「お酒が信用販売で飲み放題になると誘惑に弱い人やアルコール依存症の人が支払い能力の限界を超えてお酒を購入してしまうから規制した方が良いと、アルコール調査・教育財団が述べている」という内容なのでアルコールが槍玉に上がっているのは当然かと(これでアルコール調査・教育財団がその他嗜好品を、もしくはその他の団体がアルコールのみを規制すべきとしていたのなら問題ですが)
      この信用販売の制度自体が”経済的に困窮している"人を対象としているので、その制度の利用者へのアルコールの販売を規制するのは必要なことだと思います。

      ……そもそもこの制度自体、経済的に困窮している人に提供する物としてふさわしくない気がするのは気のせいでしょうか。限度額も存在しないなんて信じられない……

  2. 食券制度みたいにするんかと思ったら、ツケなのか
    マジでこれは辞めた方がいいだろうな

  3. 酒で問題を起した、起こしかねない基準値に
    達している人にだけ適用される新時代の
    禁酒法を再構築・制定して適用すべき。
    「世界からすべての酒を消せ」と
    野沢雅子の声真似で言うつもりはないけど
    必要に応じた法的措置が一切できない状況に
    なってしまっているのは明らかに社会的損失。

  4. ガムを買うとおまけにお酒が付いてますっ!
    おまけのお酒は5種類から選べますっ!

    『オマケ付きガムを後払いで売っただけだしぃ~なぁ~んで批判さてれんのか、全然判んな~い』販売規制がアッサリ突破される予感

  5. これだけで依存症が予防できるものではないが 多方面からの予防するアプローチの一つとして機能させるのはよいことだ。もちろん他の面 環境改善 教育 カウンセリングetc からも必要だ

  6. 多飲すると急性毒性で死亡、記憶障害、ハイになり凶暴性や衝動性の著しい発露、認知機能の著しい低下で善悪の判断に支障、運動系etc…
    改めて考えたらすごい毒物

  7. 後払いでしか代金を払えない、経済的に問題を抱えているのにお酒を買おうとする人の購入を抑制できる。よい案だと思う。

    1. >>13
      既にアル中になると酒の為に犯罪犯すようになるから、経済的とか関係なくなるよね

  8. アフターペイ(after pay)やジップペイ(zip pay)などの後払い分割決済サービスの説明が十分できていないので論点が不明瞭

    *11のように返済額が自分の収入以上であっても後払いだと好きなだけ買えるのなら、無収入でも100億だろうが1兆だろうが借金が可能になる
     

  9. WHOの調査に準ずるなら酒はだいぶん厳しくした方が良い。

  10. 誤解されている方もいるようですが、after payもzip payもそれぞれ金融テクノロジー系の私企業の行っているサービスで、国や自治体の制度ではありません。
    いまどちらの企業もすごく業績を伸ばしていて、その利益のかなり大きな部分は支払いの遅れた延滞料から得ています。そしてその延滞料を支払っているのは良識あふれる富裕層ではなく、貧困層だったり、アルコールや買い物依存などの問題を抱えている人たちが多いであろうことは想像に難くありません。
    で、国や自治体は私企業の行う金融サービスに(購入品からアルコールを除外するなど)一定の規制を入れるべきなのか、それとも自由に任せるべきなのか、それがこの記事のポイントのひとつではないかと思いますがいかがでしょうか

  11. でもこれやると、店の前で暴れらるんだよな。
    そもそもこういう輩は話が通じない。

  12. 貧乏人限定か、予防になるのかねこれで
    アル中が貧困層に多いなら多少は効果ありそうだけど
    アル中って重症になると脳が変質しちゃうとか聞いたことあるけど
    そこまでいくと治らないのかな?どちらにせよ自分の意思で止められないだろうね

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