この画像を大きなサイズで見る森林伐採や環境破壊など、様々な理由により、野生生物はその生息域を人間の住む地域へと広げていった。
イギリスの都市部でもその傾向が顕著にみられる。ロンドンではアカギツネが1万匹以上いると言われており、繁華街や公園、住宅地でゴミを漁るキツネの姿が頻繁に目撃されている。
日本におけるカラスのように一部の人々からは嫌われているが、イギリスでは、キツネをはじめ本来の形での生息が困難になった野生動物に一定の距離を置きながらエサを与える人も珍しくない。一部の野生動物保護団体には奨励されているという。
ルーシー・ゴーチャーさんも、家の裏庭でキツネにエサをやるようになった。すると、思いがけず楽しい光景を目撃することとなったのだ。
4匹のキツネが裏庭にやってくる
ルーシーさんが家族と暮らす家の周りには、以前から4匹のキツネが生息しており、時々庭にやってきていた。
ルーシーさんたちはキツネを危険な野生動物として捉えており、飼い猫に害が及ばないかを心配していたのだが、大丈夫そうな様子だったので、2年前から、裏庭にキツネのためのエサと水を準備するようになった。
するとすぐに、4匹のキツネは毎晩やってくるようになった。
そしてどうやら、「ここに無料レストランがある」ということが口コミで広まったらしい。1ヶ月ほど前に、新たなお客さんが訪ねて来たのだ。
無料レストランはここですか?野生のハリネズミがやってきた
エサと水を求めてルーシーさんの家の裏庭に現れたのは、
なんと小さなハリネズミ!
最初の数晩のうちは遠慮がちに、キツネが帰っていった後に顔を出して残り物を食べていたハリネズミ。しかし、そのうちに食欲の方が勝ったようなのである。
ある晩、キツネたちの夕食会の真っ最中に現れたハリネズミは、そのまま夕食の席に突撃し、相席して一緒にディナーを食べ始めたのであった。
キツネの方が遠慮がちに
ハリネズミが攻撃されるのではないかと冷や冷やしていたルーシーさんだが、相手を避けたのはキツネの方であった。
餌を食べるのをやめ、ハリネズミを遠巻きに、しかし興味深げに見守っていたのである。
今では一緒に楽しくディナー
裏庭には常に十分なエサと水が用意されていたのだが、当初、キツネたちはハリネズミの食事の邪魔になることを恐れていたようだ。
しかし、キツネのうちの1匹が、この緊張状態をほぐすことに決めたのだ。そのキツネはハリネズミの側へ寄っていって、一緒に食べ始めたのである。
2匹が食事を共にするのは、すぐに日常のこととなった。
この奇妙な友情が花開いたのは、お互いにとって有益な関係だったからでもあると考えられる。ハリネズミを受け入れたキツネは他の仲間よりも早く食事にありつくことができ、ハリネズミはキツネがいることで他の敵から守られているのだ。
「ハリネズミが危険な目にあうか、少なくともキツネを全く避けるのではないかと思っていました」とルーシーさん。
「けれども、2匹はそれぞれの『無償の潤沢な食事に対する愛情』で結ばれたのです。多くの人間にとっても同じようなことが言えるのではないかと想像しますね」
キツネとハリネズミの食事会なんて、ぜひ見てみたい光景ではあるが、それを見るためにはイギリスまで出かけていく必要がありそうだ。
◆注意:
イギリスのキツネは、人間にも感染するエキノコックス(寄生虫)や狂犬病のウイルスは持っていないと言われている。(一部ヨーロッパの国も)だが日本においては、北海道のキタキツネや本州などにすむホンドギツネから、エキノコックスなどの寄生虫や病原体が人間に感染する危険性が指摘されている。
日本を含む他の国では野生のキツネにむやみに近づくことは危険だ。キツネにエサを与えると、キツネが人に近づく習慣がついてきて、多くの危険に晒されることとなる。他の野生動物も同様なので気を付けよう。
References: facebook / nhk など / written by K.Y.K. / edited by parumo














丁寧な注意書き、ありがとうございます
本土にもキツネいるの?
タヌキしか見たことない
※2
ホンドギツネというのがいる奥多摩の方とかね
タヌキ程人里に進出してないけど
※2
東北住みだけど狐居るよ
色的に冬の方が見つけやすいんじゃないかと思うけど自分が見かけるのはいつも夏
※2
5月に姫路駅前でくつろぐキツネがニュースになってたよ
※2 ごんぎつね という名作が教科書になかったか?
※2
阪奈県境にある信貴山で何度か見たで。あそこは市街地のすぐ側なのにキツネ以外にもタヌキやイノシシなんかがいっぱいいる。
※2
札幌市内でちょくちょく見るかな。まれにすすきのからあまり離れてない河川敷で見たこともある
※2
いますよ。
埼玉に飯能市ってところがあるんですが、そこの山のほうに住んでいた時に時々みかけました。歩道をうろついているのを車ですれ違ったときには、「お?小さい犬、きったねーなー」と思ったらブッといしっぽで狐とわかりました。汚れていたのだとおもいます。
夜は金属の手すりを棒で叩くような鳴き声が聞こえたことがあります。
まるで御伽の国だね。可愛くて言葉にならない。
野生のキツネやハリネズミがいて、しかも餌をやっても良い環境だなんて夢のようだ。
しかしイギリスのハリネズミは大きいね。
※4
それは実際に住んでないからそう見えるだけ。身近に野生動物が徘徊してると、かわいいじゃすまないんだわ。イノシシ親子に庭や畑を掘り返されたり、車破壊されたり、シカにビニールハウス破かれたら可愛いなんて言ってらんないから。
※4 きっとピーターラビットの作者なら、深くうなづきながら※15みたいな被害を語ってもくれるよ。自然って一方的に愛でるような甘いものじゃない、でも魅力にあふれて恵みもくれるから維持しなきゃいけないんだ、って。
うちは早朝カラスが食わずにトマト祭りした後にキツネが来て食べて、出遅れたヒトはスーパーでトマト買ってる。なぜカラスたちはその朝赤くなる実が分かるのか。雨の日以外で自家製トマト食えてない。自然厳しいけど頑張る。
※26
コメ主が採れたてトマトを心行くまで満喫出来るよう応援するよ‼
頑張って!
※26 自家用でも困ってるくらいなので、
農業で生計を立てている人たちは
どんなに困ってることだろう。。。
※26
わかります。うちもトマトはハウスです
野良猫感覚なんかね
ソニック・ザ・ヘッジホッグの世界かな
野生においても旨いメシは平和をもたらすんやな
イギリスに住んでた頃、庭に足ケガしたキツネが来てオカンが病院に連れて行ったことある
イギリスでは山間部に棲息しているコウモリから狂犬病ウィルスが発見されているのでキツネや犬や猫が狂犬病を発症する可能性はあります。
ただし、イギリスの大都市近郊ではイギリス政府から委託されたNPOが野良犬や迷い犬を捕獲し、伝染病のキャリアや飼い主が見つからなかった犬は殺処分(毎年捕獲した犬の10~20%が殺処分されている)していますので、万が一にも人の生活圏に狂犬病ウィルスのキャリアが入ってきても迅速な対応が期待できます。
私より良いもの食べてて愕然とした
※10
俺もそう思った。今日ソーセージ食べたかったが
コンビニで金足りなくてちくわになった(涙)。
トントン、きつねさん、ハリネズミさん、
俺もディナーに混ぜてくれませんか?
狐も針ネズミもかわいいな
パルモ=サンの見事なアンブッシュ(注意書き)
奪い合えば足りない、
譲り合えば余る。
みつお
食べながら周囲を観察するキツネの警戒心の強さに比べて
ハリネズミが無警戒過ぎて笑ってしまう
キツネの記事になるとエキノコックスで喚く人間が絶対出るからわざわざ解説までのっける気の使いよう…大変ね
一瞬タワシが置いてあるのかと
キツネもふもふしたいけどイギリスまで行けないみんなー、蔵王キツネ村行こうぜー!全頭検査済みの安全なキツネさんたちが待ってるぞー!
(パルモ姉さん注意書きありがとうございます。動物好き道民より)
記事見て思い出したけど、前に見た自然番組で、
狼の群れが獲物を仕留めた所にヒグマがのそのそと近づき、
狼たちは当然威嚇し始めるけどヒグマは構わず獲物に突き進んで
どうなるかと思いきや、次の瞬間には牽制の唸り声を発しながらも
戦わずに”隣り合って”一緒に食べ始めたのには驚いた。
獲物を仕留めてないヒグマがいささか楽をしてる感はあるけど、
狼も完全に横取りされずに済んだわけで、
お互い会話できたわけでもないのにヒグマが獲物に到達する僅かの間に
無理に相手を追い払ってケガするリスクを負うより
牽制しあいながらでも獲物をシェアした方が良いと、
自分が直接攻撃しなければ相手もしてこないと判断できる
野生の感がすごかった。
野生化したハリネズミなら、日本でも問題になってるよ。
伊豆だったかな?
ダニが寄生しているので、うっかり触ったりはキケン。
先月熊本県でキツネと出会ったわ、しばらく見つめ合ってたけど可愛かった~
向こうのキツネにはエキノコックスいないのか…
ハリネズミさん無敵状態じゃないっすか
※32
車にひかれる子が結構いるんだよね。
『無償の潤沢な食事に対する愛情』
互いに対する愛じゃない、っていうね。
ええ話や
愛は食卓にある。
キツネさんウチのワンコよりプヨってて衝撃
キツネの話題になるたびにエキノコックスエキノコックスうるせえと思ってたから、この注意書きは鮮やかな先手打ち。
※41
多分、エキノコックスが何だかよく解らないまま言ってる人もいるw
良いなぁこんな世界
野生動物に餌を与えてはいけません。かえって彼等を苦しめることになります。
一応、狐もイヌ科であることを再認識させられるな
野生動物に食べ物を与えることを
一部の動物保護団体が認めているというのに
ショック!
その訳を知りたい。調べねば。
県庁所在地だけど市街地で見たことある
しっぽもふもふで可愛かった
野生なので遠くから見守っただけだけど
イギリスではたまに、道路でタワシかコロッケのようになってしまったハリネズミを見たよ
夜行性らしいけど、歩いてるのは見たことない。
こぶた たぬき きつね ねこ
ハリネズミがキツネに襲われているのをTVで見たことがあるからドキドキした
アライグマだったかは危険なんだよね
赤ちゃんがフンを食べちゃって、親が気がつかないでいたら脳まで寄生虫に侵されたなんて話があった