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だが安心してほしい。ハリケーン「イルマ」が襲来するもヘミングウェイの家で暮らす54匹の猫たちは全員無事だった。

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(著)

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image credit:facebook
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 米フロリダ州では大型ハリケーン「イルマ」の上陸によって大きな被害が出た。同州キーウェストにあるヘミングウェイの家には6本指の猫を含む54匹の猫が暮らしているのだが、猫たちは全員無事だったようだ。

 ヘミングウェイの家には、ヘミングウェイが生前、知り合いの船長から譲り受けた6本指の白猫「スノーボール」の直系の子孫たちが暮らしており、その遺伝子を引き継いだたくさんの指をもつ猫たちも多くいる。

 もしかしたら彼らの持つ強運により被害を避けられたのかもしれない。

避難勧告はすでに出されていた

 イルマが上陸する直前、家の管理人であるジャッキー・サンズさんは、ヘミングウェイの孫にあたるマリエル・ヘミングウェイさんが避難するよう懇願したにもかかわらず、猫たちのためそこに残ることを決意した。

 ジャッキーさんは、32度を超える暑さの中、猫を連れての渋滞が予測されるような移動は避けたかったのだという。

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ヘミングウェイハウスの管理人ジャッキー・サンズさん。54匹の猫たちを守るため、残ることを決意

image credit: Hemingway Home Museum -facebook

万全の防御態勢で挑むも台風の被害を免れる

 ヘミングウェイの家のスタッフは、イルマの上陸に備えてベニヤ板で建物を補強。猫のための餌、水、備品、医薬品も十分に用意し、さらに博物館の各建物には避難口が設けられた。

 またトイレには、猫が隠れたつもりで溺れてしまうなどということがないよう、排水口を取り付けた椅子とベンチが置かれた。

 そして台風通過後の先週土曜日、「スタッフが猫たちの安否を確認していると、猫のグレース・ケリーが返事をした」とのコメント。

 名簿を覗き込む猫の写真によって、フェイスブック上で猫とスタッフたちの無事が報告された。敷地内では木が数本倒れたが、建物自体に大した被害は出なかったそうだ。

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 マリエルさんは、避難してもおかしくない状況の中、ジャッキーさんが残って猫を守ろうとしたことについて、「そばを離れず猫と家を守ろうとした素晴らしい人物」と称賛した。その一方で、「家も猫も大切だけど、自分の命も大事だから」と彼女の身を案じていた。

Cats survive Hurricane Irma: Hemingway’s six-toed felines survive storm with toes intact – TomoNews

ヘミングウェイと彼が愛した猫たち「ヘミングウェイの家」

 文豪ヘミングウェイがかつて住んでいた家は現在博物館になっており、6本指の猫たちが自由気ままに暮らしている。

 ヘミングウェイは1928年、地元の漁師であったスタンレー・デクスター船長から6本指の猫を貰い、スノー・ホワイトと名付けて可愛がった。

 「彼の猫好きのきっかけになった子です。執筆中のヘミングウェイとタイプライターのそばに猫が写った写真があります。彼は執筆時に猫から安らぎを得ていたんですよ」とジャッキーさん。

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image credit:johnnytimes

 ヘミングウェイはほかにも俳優のルドルフ・ヴァレンティノ、作家のマーサ・ゲルホーン、女優のジーナ・ロロブリジーダといった当時の有名人の名前にちなんだ猫たちを飼っていた。この流儀は現在も博物館の猫たちに受け継がれている。

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image credit:John F. Kennedy Presidential Library Museum

 キーウェストは小さい島であるため、現在そこで暮らす猫たちの多くが血縁関係にあると考えられている。ヘミングウェイハウスに住んでいる猫たちもスノー・ホワイトの子孫であると言われている。

関連記事:ヘミングウェイと彼の愛した6本指の猫。その子孫たちの今

 ヘミングウェイがこの家で暮らしたのは、1931年から1940年のことだ。30代のほとんどをそこで過ごし、『誰がために鐘はなる』『持つと持たぬと』『キリマンジャロの雪』はいずれもここキーウェストで執筆された。

via:facebook / tmz / mashableなどhttps://www.facebook.com/HemingwayHomeMuseum/photos/a.479456595407690.108132.466104463409570/1561571773862828/?type=3

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この記事へのコメント 20件

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  1. 岩合さんの、「世界ネコ歩き」でも行ってるよね、キーウエスト。
    足の指の数に異常のある個体がゴロゴロいる。街には7本のも居たはず。

    • +9
  2. ヘミングウェーの写真は昔から見てたけど、あれが30歳台なの?
    60歳前後と思ってた。
    猫たちが無事ならそれでよしですね。

    • +4
    1. ※4
      この写真はキューバの家の写真だと思う
      キューバに移住してそこでもネコを何匹も飼ってた

      • +1
  3. 無事でよかったね
    これを期に過去のヘミングウェイキャットの記事を見てると表記揺れがあって
    初代はの名前がスノーボールなのかスノーホワイトなのかはっきりしない
    結局どっちなんだ!?

    • +1
  4. やはり心なしか、あんよが大きいですね(笑)
    大きな肉球でペシペシされてみたい(笑)
    今まで色々なネコと出逢ったけど、確かに6指ネコ様って少ないです。

    • +7
  5. ヘミングウェイキャットよりも動画のふざけた再現CGと
    缶かぶった子猫の方が気になっちゃった
    さらにそのあとのニュースは見るのも辛い…

    • +4
  6. 命が安いだけでなく雇い主に迷惑までかける

    • -35
  7. TOP画像がイケメンにゃんこだなぁ
    これは惚れる

    • +2
  8. 数匹かと思ってたら54匹もいたことにびっくりしたよ
    とにかく無事でなによりでした

    • +8
  9. この家には行った事あるけど、猫を見た記憶が無い。

    • 評価
  10. 「老人と海」ならぬ
    「老人とネコ」ですね。

    • +7
  11. ヘミングウェイは映画の原作で知ったな。
    著書は読んだこと無いけど、この多指症の猫と、ヘミングウェイの孫マーゴとマリエル姉妹は知ってる。
    祖父アーネストが好んだワイン、シャトー・マルゴーから付けられた「マーゴ(Margaux)」という名前の為か、姉のマーゴはアルコール依存症になり、オーバードーズで若くして亡くなった。
    妹マリエルは存命。

    • +5
  12. 皆無事で良かったね!
    さすが幸運の6本指のにゃんこ!

    • +1
  13. 「この世は素晴らしい、猫を愛する価値がある」

    • 評価
  14. ニュージャージーで拾ったうちの猫も6本指だった。友達に指摘されるまで全く気づかなかったww

    • 評価
  15. 万全の備えをして臨んだ上での無事からね
    まさに人事を尽くして天命があったんだな

    • 評価
  16. 前の記事では55匹だったのに1匹減っとる…

    • 評価

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