1963年から1965年まで、アメリカABCテレビでは『アウター・リミッツ』(The Outer Limits)というモノクロームのSFドラマを全49回、2シーズンで放送していた。
エイリアン、UFO、モンスター、超能力者、超常現象が題材で1話完結のストーリーとなっている。アメリカでは『トワイライト・ゾーン』とともに1960年代を代表する名作SFテレビドラマとして現在も人気が高い。その中でも面白いのがこの「蟻人の恐怖」で体の大きさはそこまで大きくはないのだが顔の造形は人間の形相に良く似ている。
Zanti Misfits
これが人を襲う蟻、蟻人である
なおこの蟻人は続編も登場している。
Zanti Misfits 2
蟻人の造形も若干違うようだ
いいなこういうUMA的パニック映画って。
最近はCG化が進んでいるからこのノリはなかなか難しいのかも。
ちなみにアウター・リミッツシリーズは、円谷プロダクションの『ウルトラQ』などに大きな影響を与えたも言われているそうだ。
また、日本では1964年に『空想科学劇場 アウターリミッツ』のタイトルでNET(現:テレビ朝日)系列が第1シーズンを、1966年に『空想科学映画ウルトラゾーン』のタイトルで日本テレビ系列が第2シーズンを放送しているという。みたいなそれ。
尚、アウターリミッツのDVDはコレクターが買い集めているもんだからプレミア価格となっている。
アウターリミッツ 完全版 1st SEASON DVD-BOX 2
▼あわせて読みたい
これだからB級ってやつは・・・10のクレイジーな動物パニックB級映画を集めてみた(閲覧注意)
科学者もSFが好き。現存する科学者15人が選んだお気に入りのSF小説や映画
SF映画内、ワクワクが止まらない、近未来・空想科学都市ベスト10
人間が宇宙空間に投げ出されてしまったらどうなるのか?SF映画・ドラマ内における19の真空描写シーン
巨大昆虫・人食い昆虫、7つの昆虫に関しての都市伝説に迫る(昆虫注意)
コメント
1. 匿名処理班
知能を手に入れた代わりに顎の力弱くなってるな蟻さんよ
2. 匿名処理班
昔ならではの不気味さがあるね
3. 匿名処理班
こえー
夢に出そうなくらい気持ち悪い
4. 匿名処理班
ウルトラQの元ネタ的なやつ?
5. 匿名処理班
手塚治虫の短編で主人公がグレゴール・ザムザというのを思い出した。
6. 匿名処理班
「ウルトラゾーン」は面白かったなあ。ミステリーゾーンよりずっと好きだった。
「これはあなたのテレビの故障ではありません」から始まるナレーション知ってる人いるかなあ
ガラスの手、10秒の未来?宇宙ウイルスのなんとか
ここいら辺は特に印象に残ってる。
新シリーズもあるらしいんだけど、残念ながら未見
この「蟻人の恐怖」というのはそういえばあったような程度だww
7. 匿名処理班
20数年前、トワイライト・ゾーンとこのアウター・リミッツが夜中に放送されていて
毎回録画して見てたわ。
8. 匿名処理班
復刻出たら食い付くんですね。ウルトラQとセットとかだったらいいね。
9. 匿名処理班
なんかバグズライフに出てきそう。実際にいたら嫌だけど・・・
10. 匿名処理班
ディズニーの昆虫キャラ(ピノキオに出てくるコオロギとかバグズライフのキャラとか)は昆虫が苦手な人でも嫌悪感を抱きにくいように人間的な顔つきにしているらしいけど、逆にリアルになるとここまで気色悪くなるとは…
11. 匿名処理班
20年ぐらい前にリメイク版がWOWOWだったかで放送してたのを観たな
12. 匿名処理班
新アウターリミッツではゲーム・オブ・スローンズの原作者
ジョージ・R・R・マーティンの小説サンドキングスがドラマ化されていたな
蟻人じゃないけど高い知性を持つ虫の観察研究している内に人間並みの知性を持って
研究員に襲いかかってくるとかいう内容だった
13. 匿名処理班
蟻人って言うか人面蟻みたいな
なんかこう言う妖怪いなかったっけ
14. 匿名処理班
だいたいほぼほぼ、きかんしゃトー○スと同じに見えちゃう私を許してほしい……
15. 匿名処理班
こんな角度で顎が付いてたら噛まれへんなぁ、
大分日常生活も苦労しそうと蟻人の生活を思い浮かべてしまったw
16. 匿名処理班
初代スタートレックといい当時のレトロ感覚のSFは味があって良いな
宇宙家族ロビンソンはダメダメだったけど
17. 匿名処理班
銃で戦うなんて効率悪すぎ。火を放ったほうが早そうだ。
18. 匿名処理班
ギドロンの仕業か!?(ミクロイド並感)
19. 匿名処理班
モノクロの映像だと当時基準の特撮がかえって
不気味さや不安感をよりいっそう掻き立てるんだよねぇ
20. 匿名処理班
映画ターミナルで黒人警備員のおじさんとハゲのおじさんが話してたな。トワイライトゾーンの蟻人の恐怖は観たことあるかと主人公に聞いたら警備員に、いや蟻人はアウターリミッツと訂正されるシーンがあった
21. 匿名処理班
outerlimitsかトワイライトゾーンどっちか忘れたが…若かりし頃のカーク船長が出てた回が怖かった。ゴブリンが飛行機の翼壊そうとする奴。あと操り人形と主人公が入れ替わる回も怖くて印象に残ってる…
22. 匿名処理班
「ターミネーター」はアウターリミッツの「38世紀から来た男」、「ガラスの手を持つ男」のパクリだとして、後者の2つの脚本を担当したハーラン・エリスンがキャメロンを訴えたのは、有名な話。結果、勝利してターミネーターのクレジットに原案として載ることになった。
ちなみハーラン・エリスンは、「世界の中心で愛を叫んだもの」(エヴァの最終回のタイトルと邦画のセカチューの元ネタ)を作った人。
23. 匿名処理班
*訂正
「38世紀から来た男」と書きましたが、「38世紀からきた兵士」でした。
すみません。
24. 匿名処理班
これを元に擬人機関車(仮名Tさん)が生まれたのです…
25. 匿名処理班
ザンティ星人だね。DVDボックス、発売時に買っといて良かったw
26. 匿名処理班
※13
妖怪では無いけど、人面のジンメンカメムシと言う亀虫ならいますね。
姿形が力士です。
27. 匿名処理班
おもしろいとおそろしいは紙一重だ
28. 匿名処理班
※24
「世界の中心で愛を叫んだけもの (The Beast that Shouted Love at the Heart of the World)」だね
29. 匿名処理班
ベルセルクの昆虫人間はこれのオマージュなのかね〜。
そっくりだ
30. 匿名処理班
古い作品なのに皆詳しいな
31. 匿名処理班
※23
飛行機を落とすゴブリンはグレムリン。トワイライトゾーンのエピソードですね。
オリジナルのTVドラマ版と80年代に制作された映画版、どちらにもあるエピソード。
TVドラマ版の方は、グレムリンが当時のメイク技術の限界で毛むくじゃらのサルみたいなルックスで、しかも演出の仕方の為かグレムリンの凶行が主人公にしか見えないというシーンがドリフのコントみたいになっていて、今見るとちょっと微笑ましかったり。
イヤ、話のオチも含めてちゃんとしたホラーなんだけど。
32. 匿名処理班
妙にタツノコプロを思い出す蟻だ
33. 匿名処理班
Zanti Misfits、Zanti Misfits2どちらも蟻人の恐怖の動画
34. 匿名処理班
こんなアントマンは 嫌だ!
35. 匿名処理班
ザンティに続編はありません。
動画のナンバーは単にタイトル話から抜き出したシーンその1、その2、ぐらいの意味だと思います。
なお、ザンティデザインはヒゲありヒゲなしの二種類あって、撮影には十数体の複製が使用されており、微妙に造形が異なるかと思われます。
36. 匿名処理班
うるせーwww