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1900年代ルーマニアに残されたガラスネガ写真がひび割れすぎてものすごくホラーめいていた。

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 ひび割れ、よじれ、被写体が変形したモノクロの人物写真の数々。これらはルーマニア人の写真家が1900年代半ばに大量に撮影したものの、死後に忘れ去られ放置されたガラスネガ写真の一部だという。

 これらは1935年から1945年にかけて、Costica Acsinte(コスティカ・アクシンテ)というルーマニア人写真家(1897-1984)が大量に残したガラス乾板(ガラスネガ)写真の一部だ。

 彼に関する情報はさほど残されていない。彼はかつて戦場カメラマンとして第一次大戦から1920年代にかけて活動した経歴があり、その後、故郷ルーマニアのスロボジア市で、Foto Splendid Acsinteというスタジオを開き、近隣集落を5000枚以上も撮り続けたとされているが、その被写体の詳細も不明のままだという。

 やがて1984年にアクシンテが亡くなると、彼が残したネガのほとんどが倉庫に忘れ去られたままになり、1990年代になってからようやく同国ヤロミツァ県の博物館におさめられることになった。

 その間の保存状態が悪かったのだろう。乳剤が剥がれ、ゆがみ、亀裂が入り変形した写真もある。

 なお、これらの写真は知的財産権が無いパブリックドメインとなっていて、写真家のセザール・ポペスクが博物館と協力しデジタル化に取り組んできた。現在ポぺスクは繊細なガラス板の貯蔵施設の改善を目標としたIndiegogoプロジェクトを立ち上げ資金集めをしている。

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コメント欄より、スキャン作業の様子がわかるyoutube動画

Costică Acsinte Archive — How I do it

written D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 48件

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  1. ガラス板の劣化がある種のアートみたいにも見える写真もあるね
    ただ元の写真自体は雰囲気いい感じだからぜひ修復されて綺麗になったものも見てみたいな

    • 評価
  2. なんだろう、どれも傷み加減が絶妙で「不安の種」みたいなものを感じる。

    • +16
  3. 漫画家の荒木が見たら、ジョジョで使いそうw

    • +26
  4. 写真が希少だった時代のもので
    実写の肖像画として撮ってるからか、みんな正装してるね。

    • 評価
  5. ここから元の写真に戻す試みも面白そうだが、完全に剥落している部分はどうしようもないのか

    • +2
  6. ちゃんとした形で残されてたら、かなり有用な歴史資料になり得たかもしれないのに、勿体ないよなぁ……

    • +7
    1. ※7
      いやこの時代なら写真は希少ではないよ。
      写真館での記念撮影だから正装が多いだけで。
      今の日本でも写真館で撮る時はおめかししていくでしょ。

      • +4
  7. 何の変哲もないスナップ写真がひび割れや変形のせいですごく印象的で目を引き付けるものになってる
    顔立ちは皆いかにも東欧の人って感じだね

    • +2
  8. 何も知らなかったら、こういう作品なのかなって思ってしまうな。
    しかし46は美形だなぁ。

    • +4
  9. 仕事でガラスネガを扱ったことがありますが、そうそう、こうなる。
    乳剤はぱりぱりの膜で、一度剥落すると戻すことがほぼ無理。この状態だと、そっとカメラでデジタル撮影したら、紙かなんかで包んでしまうしかないと思う。同じ条件でしまってあってもいたみ方が違ったりする。

    • +5
  10. すごく綺麗で郷愁的でアート性がある。
    ホラー要素はあまり感じないかも。

    • +7
  11. なんか、割れた模様が蓮コラのような気持ち悪さを感じる
    なんでだろ

    • +7
  12. 1枚目から白目になっててホラー映画みたいだとちょっとテンション上がってて、36の画像左下にいるニャンコに癒されました。
    見逃しません、猫様はw

    • +2
  13. YouTubeにあるこの動画がスキャンの様子かな?
    動画の説明文にクリーニングとスキャニングを解説したページへのリンクもありますね
    エプソンのフラッドベッドスキャナをお使いのようです
    Costică Acsinte Archive ― How I do it (SQC1PdiXepk)

    • +8
  14. なぜ丁度よくうまい具合に怖くなるのか・・
    当時はおしゃれして撮ったんだろうなと思うと切ない。

    • +1
  15. アメリカンホラーストーリーのオープニング

    • +1
  16. この写真に映ってる人も今は残っていないと言うことを踏まえても、何か迫ってくるものを感じてしまう

    • +5
  17. おおう・・・何かの呪詛に使ったみたいで怖いな。
    特に、体の一部が砕けたり裁断されてるようなやつ。

    • 評価
  18. 現代で我々が気軽に撮ってる自撮り写真もこんな風に加工されたら怖く見えるんだろうな…

    • +1
  19. これ見て自分の家にある古い写真をデジタル化しとかなきゃと思った。

    • 評価
  20. 歪んでいようが割れていようがみんな端正な雰囲気は残ってるね。
    そして猫のかわゆさも!

    • +2
  21. 見れば見るほど空しくなってくる。
    「存在の死」を感じずにはいられない。
    特に、顔が欠けている人。

    • 評価
  22. これ触れたら割れるタイプのびっくり系トラップだろ、

    • +2
  23. 更新ありがとうございます。
    不思議で異様、それでいて日常的で懐かしい、
    時間も情念もこえた心境異界みたい。

    • 評価
  24. 9の写真、一瞬背景にでかい顔が写ってる要に見えてあせった

    • 評価
  25. 23と36みたいなあっ…(察し)ってなるのはやめろ
     寝むれなくなるから

    • 評価
  26. さりげなく映る猫かわいい。
    自分達の写真も半世紀したら詳細不明な写真になりそうで怖い

    • 評価
  27. 歴史資料としては修復保存だろうけど、これはアートっぽく見えちゃう。
    すごくいい感じに経年劣化していてかっこいい。

    • 評価
  28. 劣化してるけど詳細に撮れてるよねぇ
    目元とかすごいクリアー;

    • 評価
  29. 10番を見て姿勢の悪さは将来公開すると再確認したよ

    • 評価
  30. カッコイイ
    人のデザイン感覚を無視して、自然にできた驚くようなアプローチのイメージになってる
    すごくエッジーなホラー表現 意図的にこの感覚が出せたら天才的なくらいの

    • 評価
  31. アーティスティックで逆に素敵だなぁ・・・。

    • 評価
  32. 13や18って他のネガが張り付いたってヤツ?
    なんだか心霊写真みたいで気味悪い。

    • 評価
  33. 36 の左下に三毛猫が写ってるな
    飼い主の首は無くなってるけど……

    45 の人のファッションは、ドカンですかな。最近見ないね~

    • +1
  34. これは見事だね
    磁性流体ノイズのパラノイア加減がいい
    直市の魔眼や霊障、統合失調など精神世界顕現の演出にピッタリ
    やっぱり生命の模様だなー

    • 評価

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