この画像を大きなサイズで見る見る角度によって色が変化するという神秘的な鉱石がある。菫青石(アイオライト)は、広域変成岩や接触変成岩などで発見されるケイ酸塩鉱物の一種で、多色性が強く、見る角度によって群青色から淡い枯れ草色に変化するのだ。
菫青石という名称は地理学者によって用いられるもので、宝石としては「アイオライト」として流通している。また、ダイクロアイトやウォーターサファイアという別名もある。
ダイクロアイトは”2色の岩”を意味し、その強い多色性にちなんだ呼び名である。ウォーターサファイアも、ある角度から見るとサファイア色だが、回転させると水のような透明感を呈するという、やはりその多色性からつけられたものだ。
この画像を大きなサイズで見るほとんどの菫青石は、泥板岩やその他の粘土質岩石が広域変成作用する最中に形成される。この条件下で形成された場合、片岩や片麻岩の中で発見される。変成岩の中では、しばしばシリマナイト、カイアナイト、アンダリュサイト、尖晶石と伴って発見される。
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この画像を大きなサイズで見る宝石品質の菫青石の多くは、その比重が濃集するほど高くないにもかかわらず他の宝石と伴って砂鉱床で発見される。風化させると、雲母と緑泥石に変わる。
産業において菫青石が利用されることは少ない。触媒コンバーターのセラミック部品の材料に利用できるが、通常は供給や性質が安定している合成菫青石が使われる。産業界では多くの天然鉱物が、合成物質に取って代わられているのだ。
透明度が高い菫青石は宝石として取り扱われ、その際はアイオライトと呼ばれる。青い多色性の宝石で、サファイアやタンザナイトにも似ているが、価格はその両者に比べかなり手ごろだ。サファイアやタンザナイトと違い、宝石市場のアイオライトは発色を良くするための熱処理を施されていない。それもまた魅力の1つであろう。
この画像を大きなサイズで見るアイオライトは多色性が最も強い鉱石の1つでもあるため、そのカットは非常に難しい作業だ。宝石職人は丹念に石を検査し、色の軸が宝石のテーブルと垂直になるようにしなければならない。
最適な発色は、この条件を厳密に満たした場合にのみ得ることができる。さらに宝石として利用する場合は、最適な色合いを楽しめる方向を決めなければならない。こうして、ようやくその角度から観察できるようカットされる。
この画像を大きなサイズで見るファセットカットされたアイオライトで5カラットを超えるものは稀だ。大抵の場合は2カラット以下である。とは言え、色調が暗いアイオライトは、小さい石に美しい発色が多い。
この画像を大きなサイズで見るモース硬度は7~7.5で、宝石としての使用には大抵の場合は問題ない。ただし、1方向に劈開しやすい点には注意が必要だ。指輪などにしたときに荒っぽい扱いは厳禁である。
アイオライトの特性
分類: ケイ酸塩鉱物
色: 強い多色性。青やスミレ色だが、角度によって透明、灰色、黄色を呈する
条痕: 白色
光沢: ガラス光沢
劈開: 弱い
モース硬度: 7~7.5
比重: 2.5~2.8
識別特徴: 青~スミレ色。強い多色性。視覚的に石英に類似
化学成分: (Mg,Fe)2Al4Si5O18
結晶系: 斜方晶系
用途: 少ない。稀にセラミック製品で使用。透明度の高いものは宝石として使用
欧米ではアイオライトが一般的な宝石店に並ぶことはまずない。それゆえに消費者における認知度は低いだろう。宝石業者がこれをあまり取り扱わない理由は、安定的な供給が確保できるか不透明であるからだ。いくつもの国々でアイオライトの鉱脈が発見されていることを考えると、少々意外であろう。市場における価値は定まっておらず、今のところ価格は安い。
追記:コメント欄の情報によると、6月は以下のようなイベントが開催されるそうだ。
日 程:2015年6月5日(金)~9日(火)午前10時~午後6時(最終日は午後5時迄)
場 所:東京都 ハイアットリージェンシー東京/小田急第一生命ビル1Fスペースセブンイベント会場
via:geology・原文翻訳:hiroching
















poor man’s sapphireとも呼ばれるけど、私は好きです。
おいしそうと思ったのは私だけ!?
鉱石ネタ大好き
>>安定的な供給が確保できるか不透明であるからだ
角度を変えれば透明になるかもしれない
※4さん
自分も思いました
ピンセットがお箸に見えちゃってwww
耳をすませばを思い出した
凄い綺麗・・・(・ω・)
しかも値段も手頃みたい・・・欲しいな
でも宝石って加熱すると対外の宝石は
綺麗になるみたいだね
なんでだろ?
石も磨けば玉となる
ぐへへ、眼福眼福
石の世界は認知と希少性だからねぇ。
でも、誰の興味が無くとも、また、価値が低くとも
自分自身の琴線に触れれば価値はあるのだと私は思う。
和名が美しく過ぎる。
ちょっとだけ研磨した原石に近いのが欲しいな
ペンダントにする
磨かれてないゆえの鉱物の美しさも好きだよ
原石の不思議な形がたまらん
スミレ…素敵…
>アイオライトが一般的な宝石店に並ぶことはまずない。
ジュエリーツ○ミでアイオライトのリング買ったことあるんだが…
>ジュエリーツ○ミで…
あの店マニアックな石取り扱ってるよね
店員さんとディープな話できて面白いよ
『正方晶系、三方晶系、六方晶系の鉱物は2色間のみの色変化であるため二色性とも呼ばれる。斜方晶、単斜晶、三斜晶のものは3色を示すことができる三色性である。』だから
タンザナイト(ゾイサイト)、ルビー(コランダム)、エメラルド(ベリル、モルガナイト=ピンクぼがわかりやすい)のほうがメジャーだろう
いちばんいい方向にカットしてセットされる
連投スマン
おれはコレは持ってないが、小指の先ほどのタンザナイト原石みてニヤニヤしてる
あとお知らせ
地球を楽しむ 第28回東京国際ミネラルフェア
≪特別展≫「鉱物の不思議で美しい模様と結晶」
2015年6月5日(金)~9日(火)午前10時~午後6時(最終日は午後5時迄)
ハイアットリージェンシー東京/小田急第一生命ビル1Fスペースセブンイベント会場
◆入場券
入場券[5日間通し]入場時公式ガイドブック付:
一般1,000円 学生・65才以上700円(中学生以下無料)
前売り券[5日間通し]入場時公式ガイドブック付:
一般850円 学生・65才以上550円(中学生以下無料)
5・6・7日先着150名様/8・9日先着100名様
2F特別展示会入口にて・・・・ミニ鉱物or化石6種のうち3種を箱入りでプレゼント!(選択不可)
パワーストーンとしてはポピュラーな石 心の安定をもたらすらしい
アイオライト、大きいのはなかなかないけど
ピアスとかであったよ
働いてたジュエリー店でとり扱ってた
そこそこ珍しい石ではあるけど「一般的な宝石店に並ぶことはまずない」ってほどじゃないと思う。
鉱物マニアなんで2個持ってるけどひとつはその辺のジュエリーショップで買ったペンダントだ。
アイオライト結晶ってモンハンか!
小粒の宝石アクセ大好きなので、小粒ピアス持ってます。
やっぱりツツ○さんで買ったかも。
キレイな淡いスミレ色ですよね。
半貴石の安いやつはあんまりきれいじゃないんだよね
宝石質のやつ生で見てみたいなー
いつもなら鉱石は原石派だけど…
これは綺麗に研磨されたものが欲しくなるなぁ
この石のキューブカット(立方体)が某オンラインショップに売られていたけど、上手にカットされてるおかげで多色性がはっきり分かるようになってたよ
ファセットカットしたアイオライトは品のいいすみれ色でお嬢さんという感じ。
僕も持ってますが奇麗ですよ
ブラッドショットアイオライトもオススメだよ!
半研磨のアイオライト持ってる。鉱物的な部分と磨かれた宝石的な部分が見れていい。
あと昔にサザレを買って自分でブレスレット作った。石は小さいけれど、この色は本当に好きー
ほしいほしいほしいーーー(ノ´・ω・)ノ
ああ、ミネラルフェアで買って二つくらい持ってる
この青が綺麗で大好きだよ
ミネラルフェアお勧めだよー。色々なものを売ってる。宝石や鉱物以外にも、アクセサリーのパーツとかもあったし、書籍もある。卸業者の人が多いから、普通の小売価格よりも安くで色々な鉱物や宝石が手に入るし、運が良ければ値引きもしてくれる。案外外国の方もお店を出しているよ。
ただ、お値段が本当にピンからキリまでだから金銭感覚が狂うけどね!
一番下が百円台で一番上が十億とかどういう事だよと言いたい……。
高校生の頃、石やら化石が好きなのが地学の先生にバレて気に入られて、展覧会のチラシ貰ったり発掘のバイト紹介してもらったりするついでに屑石を幾つか貰った。
そのなかにアイオライトがあって、小指の先ほどのちっちゃな石だけど、色の変化がよくわかって面白くて、今でも大事に持ってる。
何処かのアイドルがやたらと叫ぶアオノチカラってこの色かぁ
>市場価格は定まってない
せやな
アイオライトも好きだけど、アイオライトが化晶して生まれる桜石もいいよ。
かわいいので写真を見てみてほしい。
石の成分と光の屈折で色が変わるのだとして
水晶みたいに偏光板を通して見たらどうなるんだろうな
カラパイアで初めて見た記事だ!アイオライトもこのサイトも知ることができてよかったです
今月、赤レンガあるよー
おみやげ屋さんでテレビ石とかいうのをよく見たけど違うんかな
※38
違う石だよ、疑問に思ったらまず自分で調べてみなよ。
って何年前の書き込みに返事してんだか、って話だがw