メインコンテンツにスキップ

地球上で最硬度なマテリアルトップ10

記事の本文にスキップ

60件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 地球上では、天然に存在する元素は水素からウランまでの92種類、人間が合成した元素を含めると現時点では118種あると言われている。“もの”としての元素の性質は、原子の中の陽子の数=電子の数で決まるそうだ。今回は物質に限定し、より高い硬度があり強いものをトップ10を見てみることにしよう。硬いのはダイヤモンドだけじゃないってことなんだ。

1.ウルツァイト窒化ホウ素

この画像を大きなサイズで見る

 ウルツァイト窒化ホウ素は火山性の残留物から得られる材料できた物質。その化学的な構造はダイヤモンドとさほど変わらないが、その構造にもっと化学的な結合がいくつか加わり、地球上で最も硬い物質と言われている。これを焼結した工具は焼入鋼や高硬度鋳鉄の切削に使われる。

2.ロンズデーライト

この画像を大きなサイズで見る

 ロンズデーライトは地球上で2番目に強い物質。この物質は自然界においては、隕石が地球に衝突した際の巨大な熱と圧力によって、隕石中のグラファイトの構造が変化し生成されたものである。その結晶構造から六方晶ダイヤモンドの名で知られている。

3.ダイヤモンド

この画像を大きなサイズで見る

 ダイヤモンドは地球上で3番目に強い物質だが、実験で確かめられている天然の鉱物の中では未だに最強の物質だ。この物質が持つ大変な強度と硬度は穿孔作業に利用される。さらに、ダイヤモンドの美しさはそれ自体が魅力的な材料になる。

4.ボラゾン

この画像を大きなサイズで見る

 ボラゾンはボロンとニトロゲンの混合物で4番目に強い物質と言われている。ダイヤモンドの安価な代用品として用いられる。ボラゾンは人工の物質で、ボロンと窒素を1800度超の高温で加熱することで造られる。

5.二ホウ化レニウム

この画像を大きなサイズで見る

 二ホウ化レニウムはレニウムの化合物で、1962年に初めて合成された。高い圧力を必要としないレニウムの製造は簡単で安価だ。その強度のおかげで、様々な方法で多くの製品に使用される。

6.炭化チタン

この画像を大きなサイズで見る

 6番目に強いのはセラミックの炭化チタン。鉱物の硬度の尺度の1つ、’モース硬度’で9という高い数値を示す。非常に速いスピードでスチールを切断するのでスチール製品に用いられる。主に切削工具等の材料になる’サーメット’という複合材料にも用いられる。

7.二ホウ化チタン

この画像を大きなサイズで見る

他と比べ、この強い物質が優れている点は高温に対して強い耐性があること。それは天然のセラミックでありながらも良質な電導体でありスチールより3倍強いそうだ。

8.炭化ジルコニウム

この画像を大きなサイズで見る

 ジルコニウムの炭化物。灰色で金属光沢がある。等軸晶系で、製造業界の切断工具や太陽光発電にも利用される。水に不溶。

9.炭化ホウ素

この画像を大きなサイズで見る

 工業的には酸化ホウ素B2O3と炭素とを2500~2600℃に熱してつくる。硬度が高いため,粉体は高硬度セラミックスのラッピングや超音波加工の砥粒に用いる。他には防弾製品や装甲車にも用いられたり、中性子吸収や高エネルギー燃料として原子炉にも使われ、対弾道弾用の装甲板にも使用される。耐酸化性に乏しい。

10.アルミナ(酸化アルミニウム)

この画像を大きなサイズで見る
※この記事は海外サイトの原文に基づいて意訳したものです。

via:TOP 10 STRONGEST MATERIALS ON EARTH

原文翻訳:R

 アルミニウムの両性酸化物で、結晶状態ではコランダムとして知られている。ガラスレーザー管や粉末媒体に使われる。アルミナには様々な種類があり、違う呼び名がつけられている。意外なことにアルミナは異なる不純物を含むことで美しい色がつき、ルビーやサファイアにも姿を変える。

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 60件

コメントを書く

  1. >6.炭化チタン
    いや、その写真は・・・
    磨耗の進んだチップの写真ですから。
    炭化チタンの説明画像としては敗北ですよ。

    • +7
  2. ダイヤモンドが一番硬いと思ってたけど、人工物もあわせると違うんだ
    また一つ(無駄な)知識が増えた

    • +37
  3. サーメットはうちで使ってるわ、旋盤のチップとかサーメット
    あれは何種類かの金属粉を押し固めて焼いて作ってるとか何とか
    鉄じゃなくて焼き物、堅いけども芯が出てない奴にごっつと当てると当然ぱきっと割れる

    • +10
  4. ただしダイヤはハンマーで殴るとあっさりと砕け散る。

    • +20
  5. 一番硬いのってダイヤモンドじゃなかったのか。。。勉強になった!

    • +5
  6. 我が息子の戦闘態勢時の硬さもなかなかだぜ

    • -33
    1. よしハンマーを持て。
      >>10>>11の硬度を試してみよう。

      • +100
  7. まぁでも最も高硬度なのは俺のマテリアルだけどな言わせんな

    • -30
  8. 硬さだけが自慢の短小野郎の自慢会場となってまいりましたw

    • -9
  9. 男なら硬さでなくデカさで物を言え!!

    • -28
  10. 炭素が一杯くっついたフラーレンを使って
    なんか固い奴を作ったって言うのがあったけれど
    使えるぐらいになったんだろうかなぁ。

    • +2
  11. 宇宙に出ればもっと凄いマテリアルがあるに違いない。

    • +22
  12. ほこ×たて番組に出たタングステンは?
    硬度はランク外かよ・・・
    タングステンたいしたことないなw

    • -1
  13. ロンズデーライトの方が硬いのでは?

    • 評価
  14. 4位以下くらいから興味が薄れていった
    ロンズデーライトとかはググったりしたのに

    • 評価
  15. まあ、うちの上司の頭の硬さにはかなわないだろうな。

    • +5
  16. アルミナってこんなのにランクインする程硬いのか!
    そりゃあ磨耗の原因になるわけだわ。

    • +2
  17. ただ硬いだけの金属は脆いからドリルで加圧したら割れるんだよ。
    硬度と粘りが高いレベルで両立出来てるものが最強なんだって、じっちゃんが言ってた。

    • +12
    1. >>24 閃いた!傾斜性材料にすれば硬度と粘りを両立出来る!
      もうやってるだろうなorz 6世紀とか7世紀の時点でもう古代刀で使われてる技術だからね

      • +4
  18. ボロンはホウ素、ニトロゲンは窒素、なので4番目のやつも多分「窒化ホウ素」です。1番目との違いは、1番目は「ウルツァイト(ウルツ鉱型結晶構造)」だと書いてあるところ。成分は同じでも、結晶系が違うって事で、それで硬度が違うんですな。多分。

    • +14
  19. おいおい、お前らこの世で一番固いのはオリハルコンに決まってるだろ

    • -4
  20. それぞれ何に使われてるか調べてあったら面白いと思った

    • +7
  21. 2と3との違いも >>:25 のいう通りですよね確か
    2が六方晶炭素で3が立方晶炭素, どっちも炭素原子の塊で分子構造のみ違うだけ

    • +4
  22. メタリックな輝き見てコイツの結晶構造はどうなってんだろうなぁ、X線回折装置にかけてみたいわぁとか、物性や材料やってる人は思うのかねw

    • 評価
  23. ボラゾンって商品名じゃなかったっけ
    うろ覚えだけど

    • 評価
  24. 四半世紀程もか昔になるが、何かの本で「ポラゾン」のを読んだことがあるが当時の最高位もその座から転落(って言ってもまだ4位だが)か・・・
    そのうちボタン電池で僅かな電流を流し続けるだけで、その間だけながら当代最強に硬い物質すら自然界の物質の組み合わせの中から開発されそうな妄想の予感すらしてくる気分だ

    • +2
  25. 俺のハートに、これらの強度がほしい。

    • +5
  26. 何か知らんけど解説読んでてワクワクした。

    • +8
  27. ワシこんな記事好きやで!!パルモ!!

    • +2
  28. ダイヤモンドは摩耗には強いけど
    衝撃だったらルビーやサファイアのほうが強い
    この記事での硬いってのは何に対してなのかがわからない 

    • +2
  29. ミスリル(真顔)
    アダマンタイト(真顔)
    オリハルコン(震え声)

    • +5
    1. ※40
      モース硬度がしょっちゅう出てくるから摩耗耐性で間違いない

      • +2
  30. あ、コメント評価されてる…
    うれしい。フフフ。

    • -1
  31. 実用性は別として、ダイヤモンドに化学加工を施したらさらに
    硬度が高い物質が出来るのかな?

    • +1
  32. ダイヤモンドナノロッド凝集体とか立方晶窒化炭素はデカイのが無いから除外なのか?

    • -1
  33. ”物質に限定し”ってどういう意味??

    • 評価
  34. 一口に硬度といっても、測定方法はビッカースやらショアやら色んな種類があってそれぞれ違うデータが得られると思うんだけど・・・
    そういったあらゆる硬度測定試験の総合値なのかな?
    それとも単に相対的に「傷がつけられるかつけられないか」的な判断なのかな?
    俺も材料工学関連の学科卒だけどそこまで詳しくないので、どなたか詳しい方いらしたら教えて欲しいなぁ。

    • 評価
  35. ウルツァイト窒化ホウ素(以下WBN)とロンズデーライトとダイアモンドを圧力実験で調べたところ、ダイアモンドよりWBNのほうが18%、ロンズデーライトのほうが52%硬いらしいんだが・・・・
    海外サイトで調べてみれば?

    • +1
  36. >あらゆる硬度測定試験の総合値なのかな?
    材質によって適した硬度測定法もあるので、ひとつの材質に対して
    「あらゆる硬度測定」なんて出来ないし、その結果は意味ないよ。

    • +3
  37. あまり科学的な基準ではない記事なのでお遊びとして読むべし。

    • +2
  38. アルミナより炭化ケイ素の方が硬かったような。

    • +3
  39. 鉄板のカッチン鋼
    あれ、何かすごい上手い事書けた気がする・・

    • -3
  40.  最強の弟子井上謙一喜びそうですね。by日立オートモティブ

    • 評価
  41.  日立金属のSLD-MAGICが最強だと思うがな。最強と硬度が最高とは違う次元。特殊鋼は
    食器のセラミックスより硬度は低い。しかしどう見ても、特殊鋼は人力で真っ二つっていうわけにはいかない。食器は落としただけで割れてしまう。ダイヤモンドも美しいが、食器レベルの大きなものがあるとしたならば、慎重に取り扱わないと割れる危険性がある。

    • 評価
  42.  それって燃費性能上げるため、各社ピストンピンを目標にエンジンテストしてる材料だろ?おれも炭素結晶の競合モデルは感激している一人。

    • 評価
  43.  半導体崩れのIT技術者は殆どしょうもない
    無駄でバカボエ機械のようでとても見にくい。
    それぞれ、実態と会わない事ばかりいって、時には
    小説をかいて色々いうのはいいが、実態社会の進歩
    にブレーキをかけたがる三菱○○であって、
    下町ロケットをみて製作所を帝国重工がしたにらみ
    する。そんな三菱重工、二段過給を実現できないのに
    日野自動車が実現した、それは日立金属のSLD-MAGIC
    という高性能冷間ダイス鋼が無しえたと聞く。
    思い込みから一歩踏み出してブランド神話をエンジニアよ叩き
    潰せそうではないか。

    • -1
  44.  そうですねDLCコーティング、3Dプリンターブランドからは弊社は覚めました。はっきり言って2つは使えない。

    • 評価
  45.  そうですね、CCSCモデルは境界潤滑理論の頂点ですね。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

自然・廃墟・宇宙

自然・廃墟・宇宙についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。