
暴動の様子はテレビで生中継されていた。それを見ていた6人の子を持つシングルマザーのトーヤ・グラハムさん。フードを被った黒づくめの衣装で身を固めている男になにやら見覚えが。それはあろうことか我が息子だったのである。あろうことか男は警察官に石を投げつけているではないか。
注:このビデオコンテンツは教育および情報提供のみを目的としています
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Baltimore Mom Catches Her Son Rioting, Beats Him In Front Of Everyone
暴動に参加している息子をテレビ中継で見て現場に直行
現場は自宅からそう離れていない。トーヤさんは大急ぎで現場に急行。熱線追尾ミサイルのごとく、黒いフードを被り、マスクをしていた息子を一瞬にして判別し、 「あんた!なにしてんの!」、息子につかみかかった。「このバカ息子!」っとばかりに首根っこをつかみ、今度は往復ビンタを決めた。
息子はその場から立ち去ろうとしたが、トーヤさんの怒りは収まらず、さらに追い打ちをかけ、大声で説教を続けた。振り向いた息子はもうマスクをしていなかった。
我に返った息子は母親に感謝
トーヤさんはテレビ局の取材に対し「群集が警官に石を投げているの見て、これが正義の行為とは思えなかった」。と語った。「現場で息子を発見して目があった瞬間、もう無我夢中でテレビ中継されてることなんかぶっとんでしまったわ」。 「子どもは6人いるけど息子は1人だけ。息子には、暴動の発端となった事件の男性のようにはなってほしくなかったの」とも語った。
トーヤさんの娘の1人、タミカ・ブラウンさんは、今ではデモ隊から引き離された息子も、母親が自分の身を気遣ってしたことだと分かっていて感謝しているという。
ボルチモア警察のアンソニー・バッツ本部長も記者会見で、「頭にフードをかぶった子どもを見て恥ずかしいと思い、引きずり出してたたく母親もいる」。「自分の子どものことを気遣う親がもっとたくさんいてくれれば、町はもっと良くなるでしょう」。とコメントしたそうだ。
via:.dailymail
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