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1.オキーパ(アメリカインディアンのマンダン族)

その串に縄を結んで天井から宙吊りにされ、足にさらに重りを加えられ、しまいには気を失う。天井から下ろされ、目覚めると今度は仮面をかぶった部族の男に鉈で左の小指を切り落とされて、それを偉大な霊に捧げる。
この苦行を耐えた者だけが霊の加護を受けたもっとも強い戦士として認められ、部族の中で永遠の名誉を受ける。この儀式が最後に行われたのは1889年。
2.サティー(インド)

儀式には喪服でなく、婚礼衣装や豪華なドレスをまとう場合もある。ヒンドゥー教ではサティーに身を投じる女性は神だと信じられ、崇められており、この儀式は紀元400年頃から、断続的に続いてきた。これまで何度か禁止されたが、そのたびに復活している。現在のインド政府は禁止しているが、この10年で少なくとも3度は実際に行われているという。
3.死者の日(メキシコ)

儀式はカトリックの祝日である諸聖人の日(万聖節)の11月1日と2日に行われる。オフレンダという祭壇に砂糖で作ったガイコツを飾ったり、墓地を花や故人の好きだった食べ物や飲み物、酒、お菓子、おもちゃなどで飾りつけする。長旅から戻ってきた死者が休めるよう、枕や毛布を置いておく場合もある。生きている者が墓地で一晩中過ごすこともあれば、墓地でピクニックをしたりすることもある。死者の日のアイテムは幸運を運んでくると信じている人もいて、死者にまつわるタトゥーを入れたり、人形を持ち歩いたりする。
この儀式の起源は数百年前にさかのぼり、女神ミクトランシワトルを崇めるアステカ族の祭りにつながるという。
4.浄化儀式(パプアニューギニア)

5.ナンゴール(バヌアツ)

少年たちは8歳前後になるとまず低いところから飛び始め、熟練者になると20〜30メートルの高さから飛ぶという。より高いところから、地面すれすれに落下するのが理想と言われている。原理はバンジージャンプと同じだが、ツルに弾力性はなく、命の保証はない。飛び降りるときは腕を折らないよう、胸の上で組み、顎を引いて肩から地面に落ちるようにする。もちろん首の骨を折ったり、脳震盪を起こしたりする危険も多々ある。落ちるスピードは時速72キロにもなり、現在は観光客のアトラクションにもなっている。
6.人間のいけにえ(メキシコ、アステカ族)

捕虜は神殿の階段を登らされ、頂上にたどりつくと、神官によって喉から腹を切り裂かれる。その心臓が神に捧げられ、残った遺体は階段の下に投げ落とされる。儀式によって遺体は解体されたり、運び去られる。アステカ族の闘いは、おもに生きたいけにえを獲得するためのもので、その戦術も相手を殺すというより傷つけることを目的としていた。
7.サンテリアの儀式(カリブ)

まず、儀式で使うビーズのネックレスをハーブ、いけにえの血などの中に浸し、神オリシャと接触する神聖な道具として準備する。次に家に邪悪な霊を寄せつけないための、オリシャ神のひとつであるエレグアの彫刻をつくる。そして次は戦士の受け入れる。ここから正式に生涯オリシャとの関係が始まり、オリシャからエネルギーを授けられ、守られる。最後は浄化と予言の儀式。新生児のように生まれ変わり、信仰と深く結びついた新たな人生が始まる。
儀式が完了しても、新人司祭は浄化や治療を行うのに一年は待たなくてはならない。この間、白い服だけを着て、一般人との接触を断つなど厳しい修行を続けなくてはならない。
8.エル・コラチョ(スペイン)

この一年の間に生まれた赤ん坊に少女たちがバラの花びらを投げ、司祭が赤ん坊を祝福すると、コラチョという悪魔に扮した男が通りのマットレスの上に寝かされた赤ん坊の上をジャンプするというもの。いわれはよくわからないが、原罪から赤ん坊を浄化し、病気や悪霊から守って安全に人生を送れるようにするためと言われている。
via:8 Most Bizarre Religious Rites・原文翻訳:konohazuku
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コメント
1. 匿名処理班
こうやってどんどん意識を狭め固定されていく
2. 匿名処理班
1は苦行というか、ただのマゾ。
3. 匿名処理班
赤ん坊踏みつけることはないのだろうか
4. 匿名処理班
死者の日って日本のお盆見たいだよね〜
5. 匿名処理班
火渡りというのもあるよな、実際は熱くないらしいが
日本以外でもやってそうだけど
6. 匿名処理班
サティはけっこう今も行われてるみたいだね。
嫌がる寡婦を無理矢理焼死さしたりとけっこうえげつない。
寡婦が死んだ家にはお布施が大量に集まるので無理矢理嫁を殺す人が多いとか・・・
7. 匿名処理班
8が入るなら海外にある赤ちゃんを高い所から投げてシーツで受け止めるやつとか
赤ちゃんを冷水に入れるのとか、日本でも子泣き相撲とかいろいろあるんだけどな
8. 匿名処理班
石仮面・・・
9. 匿名処理班
文化、伝統だからって守られていいかは疑問
10. 匿名処理班
アディダスのsuperstar black/whiteが気になって、スペインの儀式が頭に入ってこない。
11. 匿名処理班
その儀式を行っていた地域にはきちんとした理由があるのであって、赤の他人が奇妙ってレッテルを貼るのもどうかと思わないでもない
それと、6は心臓を取りだした後に生皮を剥いで神官が被るっていう点と、マヤもほぼ同じ様式の儀式を行っていたって言うのが抜けてる
12. 匿名処理班
1の苦行は魏志東夷伝に有る百済人の奇習に似てるな。
13. 匿名処理班
6.で石仮面は出てこないのかw?
14. 匿名処理班
マイナス評価覚悟で敢えて言おう
マジキチ
15. 匿名処理班
いくつかタマひゅんした
16. 匿名処理班
死者の日ってコレお盆だよね
17. 匿名処理班
ちなみに日本では、高校と大学の受験、および就職活動などの苦行がこれに該当する。
18. 匿名処理班
日本の就活ってのも奇妙な宗教的儀式だと思うの
19. 匿名処理班
日本の古代宗教ってんだっけ?あれも見た目怖いわ。
きつねつきの集団か丑の刻参りの集団と見間違える。
子供の頃に見ちゃった俺は未だにトラウマで暗所恐怖症を引きずってる。
20. 匿名処理班
日本ではある時期が来ると神聖な紙と鉛筆を持って締め切った部屋に閉じ籠り、教師と講師以外の人と接触を断つ儀式がありますね。。その後は神聖な黄色い液体を何度も飲んで吐き、と続く。。
21. 匿名処理班
どこかの民族は成人の儀式としてナイフで全身にワニの鱗のような傷を入れるというのを聞いたことある
痛みで気絶する者もいるとか
22. 匿名処理班
最近の日本の成人の儀式も、別な意味で大変な事になってるな。
23. 匿名処理班
拷問系は、廃止すべき
伝統ではなく、ただの洗脳
死者の日は、お祭りっぽくていいね。
24. 匿名処理班
間違いなくヒトはバカだ
25. 匿名処理班
道祖神信仰が根っこにある日本も誉められるような神事をしてないけどな
ただ成人の儀式のバンジージャンプは別の意味で怖いな
26. 匿名処理班
※11
生皮を裏返して着るのはシペトテック神に関する儀礼なのでそれ以外では、やらないのでは
27. 匿名処理班
ケツのあなに指を入れる儀式はないだろうか
28. 匿名処理班
ケツのあなに指を入れる儀式はないだろうか
29. 匿名処理班
米21
それはクロコダイルマンですね。背中や肩・腕に小刀で2〜3cmほどの傷を無数につけていく儀式です。
あれも相当な痛みだと思いますよ。
30. 匿名処理班
伝統文化宗教いずれにしたって人を死なせたり傷付けていいのか?と思う
本当にくだらないことしてる奴らもいたものだ
31. 匿名処理班
こういう奇妙な宗教的儀式や風習なんて、それこそ8つですまないほど世界各地にあるんだろうね。
32. 匿名処理班
路上でヤギだか羊を解体するイスラムもなかなかだよ!
33. 匿名処理班
イスラームならシーア派のアーシュラー(タアズィーヤ)もなかなか壮絶
34. 匿名処理班
大半はそのうちなくなるだろうけど、また新しい儀式が生まれるんだろうな
35. 匿名処理班
バヌアツやパプアニューギニアって未だに石器時代のままだな
36. 匿名処理班
エル・コラチョは、日本の「泣き相撲」に通じるものがある。
なんであれ、不思議な習慣とは、どこにでもあり、その国の人は別に不思議にも思ってないこともある。
37. 匿名処理班
群馬の成人式混じってない?