この画像を大きなサイズで見る『He Took His Skin Off For Me』は、ガールフレンドのために自らの皮を剥ぐある男のラブストーリー映画だ。
原作は、受賞歴のある作家マリア・ハマーの短編。全身皮膚のない男の視点は、ひねりの効いた現代のフィクションで、美しくも力強く心に響いてくるものがある。
この小説をぜひ映像にしたいというプロジェクトが発足した。現在ネット上で資金を募る「Kickstarter」で映画を作るための資金集めが呼びかけられている。
「He Took His Skin Off For Me」のあらすじはこうだ。
「これが君の望み?」彼が訊いたので、私はイエスと答えた。そして、彼は私のために自らの皮を剥いだ。彼は、自分の皮をクローゼットに吊るし、下に降りてきて一緒にディナーのテーブルについた。すべてがいいアイデアのように思えた。私がいつも望んでいたとおりの姿になったのだから。
でも、完璧とはいえなかった。些細なことだが、まず血のしみがつく。私は毎日シーツを洗わなくてはならない。夜になると皮膚のない彼は冷えてしまうので、部屋の温度を上げなくてはならない。つまり費用がかかるということだ。
ガスは安くないのに。
実際、お金のことはこれまでよりも問題になった。彼は仕事のクライアントを失い、私たちはそのことで言い争いをするようになった。
でも悪いのはクライアントの方だわ。古くからの友人がディナーにやってきたけど、事態は良くならない。
彼は黙りこくったまま席を立った。これ以上ないほど掃除をしても、家中しみだらけ。ついに私たちは会話をしなくなった。
沈黙が気まずくのしかかってくる。彼が怒っているのではないかと、私は心配になってきた。彼は実際怒っていた。
今回この話を映画化するにあたって、ベン・アストン監督はこう語った。
この話を初めて読んだとき、これは読むのではなく、映像で見るべきだと思った。
イメージがページを飛び出して、首根っこをつかまれるような感じがするだろう。これはおとぎ話だ。おとぎ話のすばらしいところは、現実生活に通じるところがあることだ。
設定された状況はとてもショッキングだけれど、それを意味のあるものにする必要があった
寓意物語の力とは、それがいかに多面的な意味をもつかということだ。
この話はある意味、パートナーがあなたのためにすべてをさらけ出して差し出すという素の話だが、他者への一方的な傾倒というバランスを欠いた関係への警告の意味をこめた話でもある
。これを読んだとき、他者のために自分を変える人間について考えてみた。
このような一方的に犠牲を強いる愛は、根本的には破滅する運命だが、本当は恐ろしいまでの毒のある関係を見てみたいという衝動に私たちを駆り立てる。
私たち観客は、冒頭から、しめくくりに語り手が自分で悟る瞬間まで目が離せないベン・アストン監督
この話を映像にするのは、間違いなく大変な仕事だ。調査した結果、SFX(特殊効果)を使うのが、なによりリアルでガツンとくるだろうという結論に達した。
映画『ザ・フライ』や『エイリアン』や『遊星からの物体X』では、時間をかけて生き生きした実体感のある世界が生み出されている。
人工装具とメイクを合わせて現実感を出そうと決めたが、これを実現するのは無理難題といってもよかった。そこで助けを仰いだ。
コリン・アーサーはSFXの生きた伝説だ。彼は1960年代、『シンドバット』や『タイタンの戦い』などのストップモーションアニメーター、特撮監督のレイ・ハリーハウゼンの助手をつとめた。
彼は『ネバーエンディングストーリー』のファルコンをはじめ、ほかの生き物も創り出した。
もっとも輝かしいキャリアのひとつは、スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』の中の人類の夜明けのコマで、スチュアート・フリーボーンと共にサルのマスクを創り出したことだ。
コリンと妻のサラがSFXの師匠として、この映画製作に加わってくれることが決まったとき、本当に嬉しかった。
コリンのアドバイスと指導を受け、ジェン・カルドノ、ヘルメス・ピタコス、トム・スミスという才能あるSFXの若手アーティストチームを作ることができた(ベン・アストン監督)
すでに目標金額7000ポンド(約104万円)は達成しており映画化は決定のようだ。
He Took His Skin Off For Me – a Practical SFX short film by Ben Aston — Kickstarter
監督:ベン・アストン
26歳。ロンドン生まれ、シンガポール、ホンコン、シャンハイ、オーストラリア、バースで育つ。ロンドンのキングスカレッジ哲学科を卒業後、ロンドン・フィルムスクールへ。本映画は彼の卒業作品になる。最新の『Dinner and a Movie』は、2013年のパームスプリングス・ショートフェスト、ロンドン短編映画祭、エジンバラ映画祭で選抜され
ている。現在、クリエイティブなプロジェクトへの資金調達手段を提供するキックスターターを通じて、製作資金を募っている。
原作:マリア・ハマー
オハイオ州トレド生まれ。現在ロンドン在住。ユースホステル経営者、編集者、翻訳者などの顔もある。現在、初めての小説を執筆中。
プロデューサー:フィオナ・ランプティ
8年の実績をもつ、熟練プロダクション財務マネージャー。2004年にチャンネル4に入り、現在はフィルム4で働き、『アタック・ザ・ブロック』、『Four Lions』、『サブマリン』などの映画にも名を連ねている。
SFX監督:ジェン・カルドノ
美術やイラストを学んだ後、模型やアニメーション製作も経験し、2008年にボレックス・ブラザーズ・スタジオで働き始める。数年、フリーランスでSFX製作をつとめた後、博士号を取得するために、現在、ロンドンのロイヤルカレッジでアニメーションコースを勉強中。
原文翻訳:konohazuku














カフカの虫をそのまま文字通りの虫と捉えて映像にするのと同じ間違いに思える。
痛い痛い痛い痛い
剥いでもスキんな人
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
フェイスオフですらゾワゾワしながら見ていた俺には直視するのが難しい
進撃の巨人?
>本当は恐ろしいまでの毒のある関係を見てみたいという衝動に私たちを駆り立てる
ないない
うげええええええええええええええええ
「いろんな愛の形があるんだよ(ニッコリ」って事かもしれないけど、
ちょっと悪趣味と言うか何と言うか…
なぜ彼女のために皮を剥ぐの??
ただただ気持ち悪い話。
彼女のためにひと皮脱いだというわけか
小説の良し悪しはよくわかんないけど、こういうのって文字で読むから幻想的なのであって、映像化したらただのグロになっちゃうんじゃないかなぁ。
上の人が言う通り、これは映像化するべきではないと思うなぁ
ショッキングな面だけに目が向いてしまいそう
想像力の欠如はたいてい煽情性に結びつく
彼女のために皮を剥がなきゃいけないってどういう状況ですか?
あえて言葉のままに表現してみる、というのもありだと思うけど…ひぃ!
痛いし怖いし設定がよくわからない…
皮膚移植のために自らの皮膚を彼女に提供した話かと思ったら・・・
冷えるっていうかすぐ死ぬんじゃない?
生きていても体動かすレベルじゃないだろうし
映画化なんていう漠然としたプロジェクトでも金集まるんだな
アイディア商品なら欲しい人が金出すだけだが、映画化なんかされても失敗作の可能性もあるじゃん
キックスターってやりたいことがある人間にとってはかなりのチャンスが転がってるみたいだ
とりあえず否定から入る人って嫌われるよね
でも、寓話だか何か知らないが…この情報だけどグロいって事しかわからんでしょ
飛び出せ科学君でみてたから大丈夫だよ!
グロ注意どころか、吐きそうなレベル
いいんじゃないの?割と皆否定的でちょっとびっくり。作品はまだできてないからなんともいえないけど、こうやって感銘をうけた小説を映像化するって可能性が広がって良いと思うけど
もう少し淡々と美しく撮れればすごく見たいな
グロさが扇情的で寓話っぽさが薄れる
自分なら鳥のささみかカエルの脚のような綺麗なピンクの筋と体液にするかも
赤が強すぎる
「仕事と私とどっちが大事なの!?」の映画化
感染症に罹患する危険が!
たまたまこの作品の監督さんのHPを見て、一番上にこの作品があって、日本語の字幕も選択できたので鑑賞してみました。
自動翻訳だったのでいまいちわかりにくい…と思ってタイトルでググったら、まさかのカラパイアに記事があるとは、さすがというかなんというかw
あの状態で日常生活送ってるとか、いろいろと設定が謎過ぎて謎過ぎて謎過ぎて…
例えば、筋肉むき出し状態だと、かさぶた的なものはそのうち出来ないものなの?とか、
服着ても常に体液染み出してるんだから(映画の中ではそういう事になってる)、仕事場でも何か触ったり座ったりしたらあちこち汚してるんでは?とか、
現実的な部分が気になってしまったり…
最後のシーンのその後がわからないけど、最後のシーン時点での私の感想は、彼女はズルいし卑怯。
原作があるとここで知れたので、ぜひ読んでみたいけど、英語できない…