この画像を大きなサイズで見るミール鉱山は、ロシアの極東連邦管区の都市ミールヌイにある露天掘り鉱山。2004年に閉鎖されたが、深さは525m、直径は1,200mあり、ビンガム・キャニオン銅鉱山に次ぐ世界で2番目に大きな採掘穴だ。ダイヤモンド鉱山としては世界最大となる。この穴は上空に下降気流ができるほど巨大で、巻き込まれる事故を防ぐためヘリコプターでの飛行は禁止されている。
1957年、過酷な気象条件の中で採掘が始まった。大地も凍るシベリアの冬は7ヶ月も続き、採掘作業は困難を極めた。夏期になると永久凍土は泥になり、今度は泥との戦いとなる。建物は材木を積み重ねた上に建てないと泥で沈んでいってしまう。また採掘した鉱石の精製工場の建設は、さらに安定した場所が必要だったため、鉱山から20km離れた所を選んだ。
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この画像を大きなサイズで見る冬の気温は非常に低く、車のタイヤやスチールが粉々になり、オイルが凍るほどだった。作業員は冬の間、地底のキンバレー岩(ダイヤモンド原石を含む岩)にたどり着くため、ジェットエンジンを使ったり、ダイナマイトで吹き飛ばしたりしながら永久凍土の地層を掘り進めた。また夜間は機械類の凍結防止するため、この鉱山全体を覆わなければならなかった。
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この画像を大きなサイズで見るこの鉱山は最盛期には1年に1000万カラットのダイヤモンドを産出した。宝石として扱える品質を持つダイヤモンド鉱石の含有率は20%もあり品質も高かった。この数字は、当時ダイヤモンド流通会社として世界最大手だったデ・ビアス社を焦らせた。
デ・ビアス社は市場価格をコントロールするため、高品質なロシアのダイヤモンドを仕方なく買い付け、その量は徐々に増えていった。その後もミール鉱山はデ・ビアス社にとって”不可解な謎”だった。この鉱山の莫大な産出量は、他の鉱山と比較すると考えられない量だったのだ。
1970年代までにミールの産出量は徐々に減り、ダイヤモンドの量も減っていくはずだった。ところが、ソビエトはダイヤモンドの宝石の産出量をさらに増やしていったのだ。
1976年、デ・ビアス社はその真相をつきとめるためにミール鉱山の視察を申し込んだ。ロシアはそれを許可したが、視察団がミール鉱山に訪問する時期は、彼らのビザの期限間近まで先延ばしにされた。そのため彼等はミール鉱山にたった20分しかいられず、この鉱山のダイヤモンド産出の謎を解く時間は全く与えられなかったのだ。
ミール鉱山は、1990年代に入りソビエト連邦崩壊後、いくつかの地元の会社によって採掘が続けられたが、2004年に完全に閉山された。昨年、ロシアの隕石落下跡地に3000年分のダイヤモンドが眠っていることが発表されたが、この鉱山のダイヤモンド産出量も、もしかしたら隕石に関係しているのかもしれないね。
















3000年分のダイヤってのは、具体的にどれぐらいの量になるんだ?
俺は悪くねぇっ!!
※2
そういや似てるな….
予算的な問題で閉鎖したのかな?
まぁ炭素なんてありふれた元素ではあるからなぁ
1000年後の人間にダイヤを宝石として扱ってた現代は奇異に見られるかもね
スカイツリーの高さ分よりちょっと浅いくらいの深さなんだな。
この穴はスカイツリーや阿蘇のカルデラよりも見た目のインパクトがあると思う。
メキシコのソカロ地下都市みたいのを作って欲しい
整備して居住可能にしたら結構住んでみたいかもしれない…でも、住んで数週間後には猛烈に後悔すると思う。
俺は人口ダイヤでいいや
だれかくれ
>>凍結防止するため、この鉱山全体を覆わなければならなかった
じぇじぇ!
どやって鉱山覆ってたんだ?でっかい蓋でもあったのかな?
ツングースカやこの前の隕石でもまた鉱山ができたのかな…
観光地になりそう
で くりぬいたマンモスベーゴマどこ?
2007年のダイヤモンド生産量のトップ10合計164844カラットみたいだから
単純計算で494532000カラットかな?生産ってことは加工もしてるんだろうかな?
だったらもっと多くなるかもね。
1カラットは0.2gだそうだから約99トンだとさ。
デビアスは自分の都合でタイヤモンドの価格を操作してるからな。
そりゃ都合悪いし、長居させたくないわ。
両さんが月でダイヤモンド掘る話を思い出した。
日本で一番深い湖より深いのかよ…しかも人工で。
ちなみに日本一深いのは秋田県の田沢湖な。
こんな所あったのか!!
単純に人口ダイヤを偽って卸してたんじゃないの
実際はずっと前に枯渇しててさ
ロシアってよく隕石落ちるな
なんかあるの?
地球がある以上はダイヤより固いものはあるのでしょ。だから宇宙がある。だからダイヤも削れますよね。すると採掘は地球破壊が目的?ダイヤモンドより固いもの…実はゴミだったら 未来人は考えるだろうか…火星旅行(笑)もう答えあるのに
ロシア崩壊時にもかなりの量の人口ダイヤが偽りの出所を付けられて市場に出回ったと言われているくらいなので、※21の説はありえるでしょう。実際、デビアス社の視察もダイヤの出所を疑っていたから行われたと考えるのが妥当。
イモネジねじこみてえ
実は掘ればダイヤはたくさんある
しかし相場が下がって利益激減するから生産調整してるだけの話
ルパン三世のヘミングウェイペーパーの謎で次元と五右衛門が戦った場所みたい
人間の欲望はすさまじいね
プーチン「この鉱山にはもう一つ用途がある。気に入らない記者を、、フフフ。」
確かに「ソ連産ダイヤモンド人造説」が宝飾業界で囁かれた時期がありました。人造ダイヤモンド製造技術が発達したことで人造と天然の構造的違いや識別手段が広く知られるようになり、今では本気で言う業者はいなくなりましたが。もしいたら詐欺師紛いの悪徳業者です。
仮にソ連が極秘裏に天然石と区別の付かない結晶構造を再現出来る技術を開発していたとしても、同時にタイムマシンを実用化していない限り製品化は出来ません。もしタイムマシンも実用化していたとしても、それでは採算が合わないでしょう。
今にしてみればどこからともなく流布した人造説も、デビアスの工作だったんじゃないかと思えてきます。ダイヤモンド価格維持のために平気で戦争を起こすような組織でしたから。
3000年分のダイヤって単位おかしくない?
消費するものじゃないんだから…
取ったダイヤは何に使うんだろう?
食うううう