
その民謡を今度は平成のアーティスト、ひらのりょうさんが、新解釈を加えアニメーション化した、「Omodaka(寺田創一さん)のミュージックPV「ひえつき節」が海外サイトで話題となっていた。
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■ひえつき節にまつわる、那須の大八、鶴富姫の恋物語ちなみに、ひらのりょうさんが手掛けたこのPVは、第15回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で新人賞を受賞した。海外サイトによると、ひらのさんがこのシーンを手掛けた翌日、東北大震災が起きたという。via:buzzfeed
平清盛の孫鶴富姫(つるとみひめ)は壇ノ浦の戦いで平家が滅びた後、宮崎県の山中まで逃げ延びてきた。そこに現れたのが源氏の討手、弓の名手、那須与一の弟「那須大八」である。源頼朝は、宮崎の田舎に平家一門が集結している噂をきき、一族郎党皆殺しにすべく那須大八に追討命令を出したのだ。
ひっそりとつつましく暮らす平家一門の姿を見て、大八は哀れに思い追討を断念、幕府には討伐を果たした旨を報告した。同時に、鶴富姫に恋心が芽生え、ついには恋に落ちてしまう。 大八と鶴富姫は逢瀬をかさね、やがて鶴富姫は大八の子どもを身ごもった。そんな矢先、幕府から即刻兵をまとめて帰れという命令が届いた。しかし仇敵平家の姫を連れていくわけにもいかず、別れの印に名刀「天国丸」を与え、「生まれた子が男なら我が故郷下野の国へ。女ならこの地で育てよ」と言い残し、後髪をひかれる思いで椎葉を後にした。生まれた子どもは女の子だった。姫は大八の面影を抱きながらいつくしみ育てたという。(via:鶴富姫伝説の椎葉村)

【アニメーション作家ひらのりょう×ミュージシャン寺田創一(Omodaka)が語るMV「Hietsuki Bushi」のすべて in 箱根】 こちらの作品もひらのさんが手掛けたものである。

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コメント
1. 匿名処理班
ひめつき節ってエロいことになっちゃってるぞ
2. 空缶
「河童の腕」もそうだったけど
この人の横尾忠則的ヌエ感とUFOモチーフの扱いは凄いな。
3. 匿名処理班
何度みても切ない作品。世界に売り出すなら、宇多田ヒカルなんて無国籍は、まったく価値がなく、ひえつき節のようなのがいい。でも、歌手はふたごっこ姉妹の方がいい
4. 匿名処理班
はっきりしてるけど細部はぼんやりしてると言うか、
まさに夢の中のような表現、カッパより断然好きだわ
5. 匿名処理班
宇宙人の悪酔いw
6. 匿名処理班
ネタと思うが、「量子力学的解釈」って言葉と「量子力学」の乱用はやめといた方がいいな。
7. 匿名処理班
作った当人たちの解説があったよ。
ttp://white-screen.jp/?p=12464
8. 匿名処理班
ひえつきですよー。
9. タイムリー
昨日ようつべリンクTwitterに貼ったばかりだからびっくりしたw
いいよね、これ。
10. 匿名処理班
パラレルものに量子力学とか言っちゃうのはどうかと・・・
あくまでもフィクションなんだから素直にSFっていっときゃいいのにw
11. 匿名処理班
omodakaさんだ、懐かしい。作曲の寺田さんはサルゲッチュのBGM作ったりしてるね。
12. 匿名処理班
かなり前だけど「島唄」をカヴァーしたアルゼンチンのおっさんがいたな
彼のMVもSF的な要素がかなり強くて、チープだけど泣けるものがあった
民謡とSFは遠く見えるけど実は地下水脈でつながってるとしか思えん
13. 匿名処理班
カオスから原風景が生まれてくる場を見ているような気分になった。久しぶりにワクワクした。
14. 匿名処理班
ひらのりょう
ぬらりひょん
あんまり似てなかった
15. 匿名処理班
量子力学・・・これが?
16. 匿名処理班
て言うか宇宙人酒飲み過ぎだろw