棘だらけのサボテンは、何者も寄せ付けない的な屈強の防御システムを搭載しているかのように見えるが、意外にも多くの鳥たちの快適な住処となっているという。
砂漠などに住む鳥たちがサボテンに穴を掘って巣として利用しているいくつかの画像が公開されていたので見てみることにしよう。
棘だらけのサボテンだが、鳥たちに慎ましい住まいを提供してくれる。
キツツキの仲間、サバクシマセゲラは、とても住めそうもないとげとげのサボテンを、うまいこと居心地のいい家に改造してしまう能力がある。
賢い砂漠の住人たちは、長いくちばしを使って、サボテンに穴を開け、子育てするのに安全で涼しい場所を確保する。
背の高いサボテン、ベンケイチュウの花から蜜を吸うサバクシマセゲラ。
サボテンから顔をのぞかせるニシアメリカオオコノハズク。
サボテンの家から外をのぞくGlided Flicker(ハシボソキツツキの仲間)
これらの勇気あるサボテン居住者たちとその独特の住まいは、アリゾナ州ソノーラ砂漠で、写真家ジョン・カン
カロシによって発見された。
ジョンはこのサボテン大好きな鳥たちの風変わりな習性をカメラでとらえるために、足場を組んで、砂漠の地面から9メートルの高みに登った。
ある動物にとっては、サボテンやその他の棘のある植物は、単に避けるべき障害物だが、巧みに有効利用する動物もいる。特に鳥たちはそれがとてもうまい。
サボテンを単に居心地のいい止まり木として利用するだけの鳥もいるが、この多汁多肉の植物に食料や巣作
りを頼り、サボテンなしには生きられない鳥もいる。この砂漠で、動物の生活の多様性に魅了されたとジョンは言う。彼らは自分たちの生活環境に立ちはだかる棘の問題を解決するために、さまざまなほ方法を見つけ出した。彼らは根本的な問題をチャンスに変える術をもっているのだ。
via:dailymail
原文翻訳:konohazuku
動画:サボテンの巣で子育てをするキツツキの仲間
迷路のようなサボテンで遊ぶ鳥
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コメント
1. 匿名処理班
かしこくて可愛い。特に下の動画!
2. 匿名処理班
サボテン虐待!!!
3. 匿名処理班
すげえ…
4. 匿名処理班炊事係
かわいすぎて骨抜きならぬとげぬき動画
5. 匿名処理班
下の動画は子育て中じゃないか。邪魔すんなw
6. 匿名
未来の集合住宅はサボテン形に決定!
それにボブキャットとピューマが可愛い杉!
7. 匿名処理班
針「俺の存在って一体」
8. 匿名処理班
いいものをみた
9. NEG-ENIGMA
サボテンを十数種類ほど飼ってますけど
一つまた一つ集めるたびに変わった形のを
集めたくなりドンドン種類が増えてます・・・・
PCを使用する際電磁波を吸収してくれるらしいので
育て始めましたが、大して手間も掛からず
都会に住む人にはいい植物だと思うぞ(^▽^)
10. 匿名処理班
ベランダに鳩が住み着くようになったから、トゲトゲのスパイクを設置してみた。
2週間くらいは鳩も寄ってこなくなったけど、しばらくしたら戻ってきた。
鳥はトゲに耐えられるんじゃないのか。
11. 匿名処理班
これ穴空いたサボテンは死んじゃうの?
サボテンの蜜を吸ってる画像、サボテンが自分の手を差し出してるみたいでかわいい
12. 匿名処理班
サボテンは多少傷つけられたとしても枯死には至らない。砂漠の乾燥した気候が傷つけられた表面をすぐに乾かし、人間で言うところの「カサブタ」になって外気から護る。
あと、例えばあの大きいカーネギア(画像の柱サボテン)を刀で胴から真っ二つに斬ったとしても残り半分からは新しい芽(頭)がいくつか生えてくる。もう半分は地面に落ちて、運が良ければそのまま根付くし、悪ければそのままスカスカになって枯死する。
つまり私の言いたい事は、サボテンは可愛い。ゲラはもっと可愛い。