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動物は周囲の環境に応じて感情が変わるということが、ブタを対象とした最新の研究で明らかになったそうだ。快適な環境にいるブタは、不快な環境にいるブタよりもポジティブな行動を取るという。
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嫌な環境の場所には近づこうとしない
英ニューカッスル大学のキャサリン・ダグラス博士らは、豚の感情を知る実験を行った。科学者たちは、まずブタたちに木琴の音を聞かせ、その後にご褒美としてリンゴ1個を与える。次に、クリッカーという木製の道具で、カチっというの音を聞かせた、その後に、カサカサとなる不快なビニール袋を与えた。
この実験を行ったブタたちを、今度は2つのグループに分け、1つのグループにはワラや遊具もある広くて贅沢な豚舎と、もう一方のグループには狭くて何もない単調な豚舎とに入れた。
今度は、それぞれの豚舎に入れた豚たちに、豚の嫌がる音を聞かせてみた。
その結果、環境の良い豚舎に入っているブタたちは、美味しいリンゴを期待するかのようにすぐに近づいて来たが、環境の悪い豚舎に入っているブタたちは消極的で、ビニール袋が与えられると恐れているのか、動こうとしなかったという。

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人間と同じように環境によって感情が変化していく
快適な環境を与えられたブタは、ポジティブに物事を判断し、不快な環境を与えられたブタは、ネガティブに物事を判断するというようになるわけだ。「このような反応は人間と同じ。私たちの感情は、その環境によって変化していくものなのだ。」とダグラス博士は指摘する。
確かに、一流ホテルに泊まれば、ゴージャスな気分になれるし、ダニがそこらじゅういるホコリだらけの宿に泊まれば貧相な気分になってくるよね。
ということで、動物を飼育する農場も、快適な環境を作り出すことでおいしく育つということらしいんだけど、実際牛の場合にも、快適な環境を与えた牛の方が乳の出もよくなるんだとか。
「まるでブタ小屋のようだ。」という比喩表現があるが、実はブタもきれい好きで、広い部屋が大好きなわけなんだね。
人間も汚い部屋にいるより、きれいな部屋にいたほうが精神衛生上いいと思うので、この機会にみんなも、部屋の片付けなどをして快適空間を作り出し、ポジティブな感情を持てる工夫をしてみたらいかがなんだろうか。
関連動画:小さくてかわいいミニブタちゃん
コメント
1.
ええ研究やなあ!(英研究だけに)
2.
枕の文章でネガティブとポジティブ間違えてるぞ
3. w
間違えてるね
4.
確かに、タイトルと中身違う。
部屋掃除は大事だねって話か。でも汚ギャルって結構ポジな感じもするんだけど。
5.
>>4
あいつらは好きで汚部屋に住んでるんだろ
6. p
タイトルから、雑草魄の話かと思ったら、違った。
7.
ニンゲンもつらい環境で暮らしていると無気力になるよ。他の連中よりも我慢強くもなるけど。
8. あ
人間で立証済み
9.
飛べない豚はただの豚だってことが証明されたな
10.
ガキの頃、農家の知り合いの所へ行ったら、ちっちゃい子豚が庭にいっぱい居て、「わっはっは豚だ!豚だ!」って寄って行ったら、子豚達、恐怖で一斉に小屋に逃げ込んだんだ。で、入り損なった子豚が、ガタガタガタガタって「ピーピー」言いながら震えてたんだよ。喋れないだけで、人間の幼児とおんなじだって思った。
11.
ガキとは言え子豚からすると巨大生物が叫びながら迫ってるんだからパニックにもなるわw
経験の少ない子豚なら尚更
12.
研究する程のことでは無さそうだな、暑いとか寒いとか汚い場所にいたら
どんな動物でもイライラするだろう
13.
>>11 なんか・・・ゾッとした。
14.
大衆はブタだ!
15.
かわいいいいいいいいいいい!
16.
いやいや、動物にはまともな感情はないと思ってる人もまだ多いんだよ。
17.
当たり前ちゃあ当たり前の話だが
こうやって実証していかないとね
18.
かわいいねえ、みんな大切にしたいねえ
19. わに
大切に、とんかつは、いただこう。
20. がり
ミニブタって本当にちっこいんだなぁ(*´д`*)
もっと、柴犬の脚を短くしたくらいのデカさかと思ってた。