タコの知能は天井しらず！？今度はダイバーのビデオカメラを持ち逃げ

この画像を大きなサイズで見る

　タコがルービックキューブを操ったり、カレイに擬態したり、ココナツの殻を道具につかったりしていることは、おともだちのみんなにお伝えしたとおりなんだけど、またしてもここで、タコの知能を垣間見る映像が出回っていたみたいなんだ。

　ニュージーランドのウェリントン近郊の沖合いでダイビングをしていたダイバーのビクター・ホワン氏は、海中の様子をビデオカメラで撮影していた。すると突然、海藻の中からタコが飛び出し、吸盤でしっかりとカメラを固定、ホワン氏の手からカメラを奪い取り、海の奥深くへと逃げて行ってしまったという。

　ホワン氏は水中銃を携えてタコを追いかけた。5分間にわたる追いかけっこの末、なんとかカメラを奪い返したものの、今度はその水中銃の先に吸盤装着。一向に離れる気配がないそうなんだ。

　じゃあもういいよってんでホワン氏は　水中銃を持ったタコと一緒に海の回遊を楽しんだという。

　どうやらタコはダイバーに攻撃したかったのではなく、人間の持つ道具にかなり興味を持ったらしく、ちょっと貸して欲しかったみたい。そして人間と一緒に遊びたかっただけみたいなんだ。

　なんかもうタコがいとおしくて、おちおちタコヤキも食べられなくなりそうだよね。いや食べるけども。

関連動画・記事：
カレイそっくりの姿に変身して泳ぐタコが発見される
タコにルービックキューブを与え利き腕研究
ココナツの殻を道具として使うタコ
海草になりすまそうと必死のタコ
タコの威力を思い知らせてやるんだから
あらゆる種類のタコが有毒と判明

　そんなタコだけど、ああだけど、イカさんにはがっつり食べられちゃったらしいんだ。