この画像を大きなサイズで見る2025年2月から現在にいたるまで、連続して聴こえてくる奇妙な低音が、スコットランド、アウター・ヘブリディーズ諸島の住民たちを悩ませ続けている。
この耳障りな低い「ブーン」という雑音は地元住民から「ヘブリディアン・ハム(ヘブリディーズ諸島のハム音)」と呼ばれ、一部の住民はFacebookグループを立ち上げて、この不快な周波数について議論している。
数か月にわたって住民を悩ませる謎のハム音
今回「ハム音」が問題になっているのは、スコットランド北西部にあるアウター・ヘブリディーズ諸島である。
特に「被害」が大きいのは、北部にある最大の島「ルイス島」の東側だという。
この画像を大きなサイズで見るここでいうハム音とは、低い「ブーン」という雑音のことだ。
この音に悩まされている住人らの情報共有・発信を目的としたFacebookグループ、「The Hebridean Hum」を立ち上げたローレン・グレース・カートリーさんによると、被害を訴える住人は200人を超えるという。
非常に低いハミング音、単調な音、脈打つような音です。信じられないほど邪魔で、苦痛です。
この音のせいで数週間、まともに眠れませんでした。無視するのは不可能です。まるで誰かが注目を求めて、私の顔に向かって絶えず叫んでいるようなんです
この画像を大きなサイズで見る50Hzの低周波であることは判明したものの…
このページの説明によると、島の住人たちを悩ませている「ヘブリディアン・ハム」の特徴は以下のようなものだ。
スペクトログラフで測定したところ、周波数は50Hzと測定されました。これは多くの人の可聴域を下回りますが、人為的(人工的)な起源を持つことがわかっています。敏感な人にとっては、非常に不快な音なのです。
これは家電製品の「うなり音」のような単なる背景音ではなく、屋内外問わず複数の場所で聞こえる、持続的な環境ノイズです。影響を受ける人の中には、次のような症状を訴える人もいます。
・睡眠障害
・集中力の低下
・頭痛、めまい、鼓膜が震えるような感覚
・孤独感や精神的なストレス
同グループでは様々な団体に支援を求めているものの、原因については依然として幅広い合意が得られていない。
アマチュア無線の技術を使って発生源の特定を試みているマーカス・ヘイゼル・マクゴーワンさんは、次のように語っている。
とにかく、少しずつ範囲を絞っていくしかないんです。誰かが本当に気が変になってしまわないことを願うばかりです
耳の中で作られているノイズの可能性も
また、パメラ・ウィーバー・ラーソンさんは、「ヘブリディアン・ハム」は耳の中にある器官が作り出すノイズである可能性を示唆する説を投稿した。
聴覚研究の専門家(私の元上司で研究所の所長)に連絡して、私が聞いていることを伝えました。
彼の説によると、それはOAE(耳音響放射)だろうということです。 つまり、私たちの耳は音を聞く過程でノイズを発生させており、外部のハム音ではなく、自分自身の内なる音を聴いているということです。
確かにその可能性はあります。しかし、それならなぜ、私には他の場所ではこのハム音が聞こえないのでしょうか。
フロリダでは聞こえない、ミシガン州北部では聞こえない、といった具合です。どなたかこのグループに、聴覚の専門家はいらっしゃいませんか?
この画像を大きなサイズで見る世界各地に「聞こえる」人がいる謎のハム音
このようなハム音は、実は世界各地で報告されている。カラパイアでも何度か報告しているので、気になっている読者もいるだろう。
例えばカナダのオンタリオ州で聞こえ続けているというウインザー・ハムや、イギリスの小さな村で聞こえるハム音もこの一種だと思われる。
共通しているのは聞こえる人と聞こえない人がいること、そして結局はどれも原因が不明なことである。
ブリティッシュコロンビア大学の元講師グレン・マクファーソン博士は、世界中からハム音が聞こえる地域を報告してもらい、地図を作成しデータベース化するというプロジェクトを推進中だ。
この画像を大きなサイズで見るこの地図によると、日本でも東京の八王子市あたりで一件報告があるようだが、大半はヨーロッパと北米に集中しているのがわかるだろう。
マクファーソン博士はこの謎のハム音が聞こえる人と聞こえない人がいる点に注目し、その理由は二つあるのではないかと言っている。
一つは先述のOAE、つまり自分の耳の中で鳴っている音を拾っているケース。そしてもう一つは、聴覚が非常に過敏な(聴覚過敏症)ため、他の人には聞こえない、あるいは気にも留めないような実際の環境音を拾ってしまうケースだ。
どちらにせよ、その原因を特定しなければ改善の手がかりも得られない。だが特定は非常に困難だろう。みんながみんな聞こえるわけではなく、録音するのも難しいからだ。
先述のFacebookグループを運営するカートリーさんもその点を危惧し、次のように呼びかけている。
多くの人は、自分の家族や友人がその音を聞こえないために「信じてもらえない」と感じています。もしあなたもそうなら、どうか覚えておいてください。
気のせいではありません。
あなたは一人ではありません。
同じ音を聞いている人たちが、他にもいます
アウター・ヘブリディーズ諸島の自治体は、少数の住民から低周波音に関する報告を受けていると明らかにした。広報担当者は次のように住民に呼びかけている。
この種の報告があった場合、当自治体の環境衛生チームが調査を行い、問題を報告してくださった方々と連絡を取り合います
「ヘブリディアン・ハム」の正体が判明する可能性は小さいかもしれないし、問題が完全に解決するのはさらに難しいかもしれない。
だが謎のハム音に悩んでいる人たちは実際に存在するわけで、ぜひ専門家や自治体の協力で、改善の方向に向かって欲しいと願うばかりだ。
References: “The Hum” Has Hit The Hebrides – But It’s Not The First Unexplained Noise To Stump Scientists
















地図見ると白人の多い地域に偏ってる気がするから
白人に多い病気みたいなものだったりするんかな
情報収集している英語圏に報告が上がらない(言語の壁)ということもあるかもしれない
耳鳴りとかとは違うの?
波形解析装置(アナライザ)で音の波形を調べろよ
まず測定ですよね。 周波数や波形、そして指向性の高い方法での収集で方角を特定してというようなことをすでにやっていると思うのだけど、その辺が出てこないとオカルトの域をでないような。 悩まされている人はかわいそうだけど、この辺の測定をしてもらうほうへいけない理由がよくわからないです。
スペクトログラフがそれだよ
音声分析でやる色の帯のグラフ
それで、50Hzとわかったわけで
それだけでは、どこから発生しているかわからないから
地道に調べている人もいるわけです
日本音響研究所みたいなところに依頼すれば、実際に音が発生しているのか分かるし、発生しているなら発生源も突き止められるのに。
「サシャの放屁です」
聞こえてる人にとっては毎日つらいね……
理解されないのもツライ。
自分も子供の頃から耳鳴り酷いからよくわかる
欧州、特に旧イギリス領で起こっている事は無視できない事実だと思う。
遺伝的なもの、というには「ある時期から」発生しているという事例が多いのが不自然であり、高出力のレーダーなどなんらかの軍事的な原因である可能性が高いのでは。
日本も八王子、といえばピンとくる人も多いはずだ。
他国の陰謀とか?
軍事的な何かだったりして?
にしては範囲が広い気がする。今年の2月からみたいだからそこら辺からわからないのかな。
たまに重低音を轟かせてる車がウチの前を通るけど、それだけでも不快。あれが毎日とかなったらホント地獄。
バイクや車好きとその業界では人間の聴覚や神経を攻撃する遊びの為の
部品の追加や改造が常識化してるからな
ヘブリディーズ諸島と言うと遺跡とアイラ島のウィスキーのイメージだな。
周波数が50ヘルツなら、もしかしたら商用電気と関係あるのかも。
とか考えた、トランスの近くに行くと”ブ~ン”という音がする、あれみたいな。
フォノンメーザーの実験
これは低周波だけど、ハバナ症候群のような音響音波による人体攻撃の可能性があるのでは。
低周波を浴びせて失調状態にさせ、鬱や自◯を誘発するための。
あれだって本当に攻撃かは結論が出てないからなあ。
個人の感受性によってあらわれ方が違う事象を解明するのはこんなにも難しい。
スピーカーのホワイトノイズみたいな音かな?
録音できないの?人間の可聴範囲外の音でも実際に鳴ってるなら機械で録音できそうだけど
録音できても聞こえない人には聞こえないのが可聴範囲外
ある日時から集団的に発生して
聞こえる場所が限定しているから
外的要因があることは確かだと思うんだよね
商用電源は米国は60hz、欧州は50hz、八王子も50hz、米国のものが60hzのハム音であれば商用電源が原因なのかもしれない、また欧州、米国東海岸、米国西海岸、オーストラリア東海岸、ニュージーランド全土、南アフリカの一部、などアングロサクソン系白人の人口が多そうな地域が多くポイントされていることから人種的要因もあるかもしれない、アジア圏が少ないがシンガポール、フィリピン、インドにポイントされている地域があるのはこのオリジナル記事のSNSの参加者が英語話者というくくりの影響があるかも。
こんなに広範囲に攻撃してるとするとすっごい陰謀になるな。地震兵器のがまだありえそう。
実際は主に加齢による耳鳴りじゃないかなぁ?SNS使える年代の人がそんな年になったから急増した様に見えるとか。
地域性は上コメの通り言語の壁か、環境的なものか。
アンケートでは地域以外にも年齢性別服薬頻度とか色々調査しているぽいから結果待ちですな。
記事に出てくる耳音響放射はノイズキャンセラーの様な機能で、実際に耳が鳴る事で耳に入る音を相殺したり、増幅したりする。
なんかの原因で機能低下すると、ノイズを消しきれなかったり、無い音が聞こえたりするんで有り得そうな話ではある。
それどうやってスペクトラグラフで計測でけるの?
沿岸部に多い傾向だから航空機か船舶が関係してそう
今年の2月あたりから報告が相次いでるようだし、世界情勢で航路が変わったりしてるんじゃないかな?
家の中で低い音がずっと鳴っててなかなか発見できなかったけどブレーカーだった事がある
ブレーカー落として箱をガタガタしたりいじってたら治ったけど
50hzってのがまた電気っぽいなー
自然現象ならブレるんじゃないかな?
ベランダに室外機置いたら部屋に低音が共鳴してマジで気が狂いそうになったので、そんな感じで物理音であってほしい。幻聴で片付けられたら気の毒すぎる。
室外機は一階に下ろしてもらって事なきを得ました
人事部長がガスライトで使ってたな
家の外でも聞こえる電源周波数の音なら柱上変圧器が怪しい
電線の振動が定常波を作り出し
広範囲に音を響かせているのでは?
島の中央は山があることが多く
人が住む場所は海岸の近く
電線もそれに沿って配線されるでしょ