この画像を大きなサイズで見る南極海の海底を調査していたシュミット海洋研究所の探査チームが、頭の左右にまるでリボンのような飾りをつけた深海魚を発見した。
その姿は、どこかかわいらしくも見えるが、この髪飾りの正体を知ればそうもいっていられなくなるだろう。
実はこのリボンのように見えているものは小型の甲殻類で、魚の頭部に取りついて栄養を吸い取って生きる寄生生物だったのだ。
つまりこの魚は、頭の両側から2匹の寄生生物にしっかりと吸いつかれていたということになる。
魚の頭のリボンは寄生生物だった
この映像は、南大西洋の南極近くにあるサウスサンドウィッチ諸島沖の海底、深さ489メートル地点で撮影された。
リボンを頭につけているように見えるこの深海魚は、ソコダラ科に分類される深海魚で学名はCoryphaenoides leptolepis。英語圏では「グレナディア」や「ラットテイルフィッシュ」の名で知られている。
この魚は、大きな頭とネズミのように細長く伸びた尾が特徴的で、冷たい深海に適応した種だ。北大西洋・南大西洋・南極海と広く分布し、水深400〜3,185メートルの海に生息している。
今回撮影された個体の頭部には、左右に1匹ずつ寄生生物が取りついており、体の後方から細長い卵のうをぶら下げていた。その見た目が、まるで“リボン”のように見えたのだ。
この画像を大きなサイズで見る見た目はリボン、でも中身は寄生性の甲殻類
魚の頭にしがみついていたのは、ロフラ・スジダティ(Lophoura szidati)のカイアシ類に属する小型の甲殻類だ。
ロフラ・スジダティは、特にこの地域ではソコダラ科の魚に寄生する例が多く確認されている。
ロフラ・スジダティは、口器を魚の筋肉に深く突き刺し、血液や体液を吸収して生活する。
体の前半分が宿主の体内に入り込み、後半分は体外に露出しているという構造で、こうした寄生形態は「メソパラサイト(半寄生性)」と呼ばれる。
つまりこの魚は、頭の両側から体を貫かれるようにして、2匹の寄生性甲殻類に栄養を吸われていたということになる。
魚に寄生しながら育児中、卵を運ぶ親でもあった
寄生していたロフラ・スジダティの体には、2本の卵のうが取りついていた。これは母体が卵を安全に運ぶための構造で、それぞれに数百個の卵が収められていた。
この映像を分析したスミソニアン国立自然史博物館のジェームズ・バーノット博士によれば、「カイアシ類は無脊椎動物としては比較的育児熱心で、卵が孵化するまで体に付けて保護する」習性があるという。
卵が孵化すると「ノープリウス」と呼ばれるは甲殻類に共通の最も初期の小さな幼生が誕生し、何段階かの変態を経て成長したのち、次の宿主を探して海中をさまようことになる。
バーノット博士はさらに、ロフラ・スジダティの寄生は短くても数か月間続くと指摘している。
また、この寄生性甲殻類は魚の筋肉組織に深く入り込むため、個体が死んだあともその頭部の一部が宿主の体内に残ることがあるという。
外から見える“リボン”のような構造が失われても、体内には寄生の痕跡が長く残る場合があるのだ。
この画像を大きなサイズで見る過酷な環境を生き抜くための生存戦略
今回記録された映像は、南極という人の目が届きにくい深海において、寄生生物がいかにして生き延び、繁殖しているかを鮮明に捉えた貴重な資料である。
ロフラ・スジダティの寄生により魚になんらかのメリットは得られているのだろうか?今のところその事実は判明しておらず、一方的な寄生とみられている。
深海という極限環境では、生き延びるために時にこうした強制的な関係性や搾取に近い戦略が取られることもある。
自然界の生存戦略は、我々の想像を超える形で多様に存在しているのだ。みんな必死に生きているんだ。
References: Scientists capture footage of bizarre deep-sea creature with parasite pig tails
















ポケモンみたいでかわいいと思ったらエグい生態の生き物だった
パラセクトと比べてどうだろう
寄生してる2匹もお母さんなんだと知るとほのぼの記事に思えてくるわ
子どもの居るお母さんが、二人も寄生やで?
このお父さん、手を出し過ぎちゃうか?
蚊も血を吸うのはお母さんになるメスだけだが
ほのぼのはしないなあ…😥
確かに甲殻類としては小型かもしれないけれども、カイアシ類としては巨大な部類ですね。カイアシ類の大半は微小なプランクトン(ケンミジンコ類)ですから。
宿主のお魚は命には別状なし・・・ってことでいいのかな?
通常、寄生生物は宿主に危害を与えません。殺してしまったら元も子もないのですから。宿主の死は自分の死を意味しますので。
こも寄生種に関していえば、魚の寿命よりも短いので魚を殺す勢いで寄生してる
魚の寿命もあと数カ月
ただひたすら気色悪い…
エグいんでないかい
ツインテールみたいでかわいい・・・
位置が絶妙
どう見ても一方的な寄生にしか思えないけど
研究が進むうちに宿主にも利益がある共生だった、なんてなったら面白いね
病気に罹りにくくなるとか天敵から襲われにくくなるとかなにかないのだろうか
メス「寄生されてもた…」
オス「か…可愛いっ」
で繁殖に貢献してるとか
敵に襲われたら分泌液を発し、宿主の肉体を無敵の生命体へと変化させるッ! 名付けて「武装化現象」だッ!!!
・・・くらいあっても驚かない見た目をしている・・・
ちょっとゴスだけどかわいいツインテール・・・って、うわあっ
左のリボン、じゃなくて卵のう?マカロニみたいに半分千切れてない?
ツインテールじゃなくてツインパラサイトだったでゴザル…
リボンの位置にも意味があるんだろうね・・・
違和感を感じないような自然な位置なんだろうか
痛くてもどにもできないのかと思うと辛いから
痛みもなく何か気持ち良くなる成分が注入され
2匹と楽しい時間を過ごせてると思うことにする
魚は痛覚ないから何となく重たいなぁくらいにしか多分思ってない
メダカイカリムシという寄生虫に似ていますね
もしかするとその伸びているリボンは卵嚢なのかもしれませんね
同じカイアシ類のイカリムシは、アクアリストさんにとってかなりの厄介者みたいだね
対処しないと寄生された魚は死んでしまうし、繁殖力は強いし冬眠もする。。。
痒い痒い。自分の頭にもついてるような気がしてきた。
敵に襲われたとき目立つ寄生虫卵から食われるというメリットがあるのかもしれない。寄生性甲殻類の形態はすごいな。フジツボから進化したフクロムシ、カイアシ類から進化したシタムシなんかは節足動物に見えない。
行動まで操られそうで怖い😅
甲殻寄生体
寄生生物の造形をおぞましく感じるように進化してるのかなわたくし達
もっとかわいい感じだったらまだ良いのに
こんな生物をどうして生み出したんだ神様は
Σ(゚□゚;) セーラームーンも寄生されてたのかも
常に出血して泳ぐ抵抗も増えるなら負担はかなりのもので、死骸の一部が体内に残るなら感染症リスクも高まる
目立つことが牽制になる可能性はあるが、それが捕食者を誘引する場合もある
自分に身体中を触れる手があって良かったと思うよ
きんもー⭐︎
人間の精子に形と構造が似ているところに収斂進化を感じる。水中を泳いで他の組織に突っ込むのに適した形状ということか。
水中の甲殻類がみんなカニに似た形に進化するみたいにね。
寄生されたお魚は大丈夫なのかなぁ…
平気そうに泳いでいるけど
寿命が短くなり短期間で深海の栄養分になる
ミジンコの仲間の寄生虫といえば、
サンマに付く「サンマヒジキムシ」の近縁かな?
卵嚢を2本ダラ〜ッと垂らしてるのも似てる
ダイビングしてると頭の上にふさふさ何か生やしたネンブツダイやクロホシイシモチに会う
タイラバみたいな擬餌針が引っかかってんのかと思った
もっとフッサフサな見た目だったら、寄生されて喜ぶ人間男子は多いんだが
寄生生物の頭は魚の体内に食い込んでおり魚の体外に見える寄生生物の身体は尻尾の部分
ボクのカツラ代わりに付けたらいいかもしれない
(´・ω・`)
記事読む前→うわぁ…ぞわぞわする…
記事読んだ後→うわぁ…!ぞわぞわする…!
ミックミクにされてしまってるんですね…