この画像を大きなサイズで見る「筋力をもっと高めたい、瞬発力を上げたい」、そんなトレーニング中の悩みに、身近な飲み物であるコーヒーが答えをくれるかもしれない。
トルコの研究チームが発表した最新の研究によると、カフェイン入りコーヒーを飲むことで、握力や背筋力、瞬発力といった運動能力が一時的に高まることが明らかになった。
注目すべきは、朝型・夜型といった体質に関係なく効果が得られた点だ。日本でも筋トレ人気が高まる中、運動前のコーヒーが筋トレの質を左右する“ひと工夫”となるかもしれない。
この研究は『The Journal of Biological and Medical Rhythm Research』(2025年2月4日付)に掲載されたものだ。
朝型・夜型の体質とコーヒーを飲むタイミングを検証
私たちの体には、それぞれ異なる「クロノタイプ」と呼ばれる体質がある。これは、朝に力を発揮しやすい「朝型」、夜に力を発揮しやすい「夜型」といった、体内時計によって変わる体のしくみによる違いだ。
人間の運動能力は、体温やホルモン、睡眠の状態などによって一日の中で変動することが知られているが、近年の研究では、こうした変化にクロノタイプも深く関わっていることがわかってきた。
カフェインはかつて興奮剤とみなされ、国際的な競技では禁止薬物に指定されていたほど、強力な興奮作用がある。
それゆえに、それで運動パフォーマンスがアップすることは、いくつもの研究で裏付けられている。
では、アスリートがカフェインを摂取した場合、その効果はクロノタイプや飲むタイミングによって異なるのだろうか?
この画像を大きなサイズで見る朝型・夜型のアスリートたちに検証実験
この疑問に答えるため、トルコ・アクデニズ大学のヤクプ・コセ氏ら研究チームは、「カフェインの摂取が運動能力に与える影響」を、クロノタイプ(朝型・夜型)とテストの時間帯(朝・夕方)を組み合わせて検証した。
研究には、日常的に筋力トレーニングを行っている18〜25歳の男性アスリート17人が参加し、朝型8人・夜型9人に分類された。
それぞれの参加者に、カフェイン入りまたはノンカフェインのコーヒーを運動テストの60分前に飲んでもらい、朝(8:00〜10:00)と夕方(16:00〜18:00)にそれぞれ運動テストを実施した。
テスト内容は、握力、背筋力、スプリント力(下半身の爆発的なパワー)などの身体能力に加えて、反応速度を測る「フランカー課題」や、どれくらいきついと感じたかを評価する「主観的運動強度(RPE)スケール」も用いられた。
私たちの体には、それぞれ異なる「クロノタイプ」と呼ばれる体質がある。これは、朝に活動しやすい「朝型」か、夜に力を発揮しやすい「夜型」かといった、体内時計によって変わる、体のしくみによる違いだ。
この画像を大きなサイズで見るコーヒーは朝型・夜型どちらのパフォーマンスもアップさせる
その結果、カフェイン入りコーヒーを飲んだ後は、ほぼすべての参加者が握力、背筋力、スプリントのピークおよび平均出力において明確な向上を示した。
特に、スプリントの平均出力では、朝型の選手が夕方に最大の効果を示したという。
ただし細かくみると、朝型の選手は朝に、夜型の選手は夕方に、より強い効果が出た傾向も見られた。
つまり、カフェインはどの時間帯でも効果を発揮するが、体質と時間帯が合うとさらに効果が高まる可能性がある。
なお、この研究では運動能力だけでなく、カフェインがアスリートの認知機能に与える影響も調査されたが、これに関して大きな変化は確認されなかった。
研究チームはこの結果について、カフェイン摂取量の少なさ・カフェイン代謝の個人差・認知テストの内容が限定なものであったことが影響した可能性があり、今後も調査を進める必要があると考えている。
この画像を大きなサイズで見るいくつかの限界とこの後の課題
あらゆる研究がそうであるように、今回の研究も完全なものではない。
たとえば、男性のみのアスリートが対象だったことや、そもそも被験者の人数が数ないことなどで、それゆえに今回の結果は広く一般に当てはまるもではない可能性がある。
それでもカフェインがクロノタイプや時間帯に関係なく筋力・短距離走能力を向上させるだろうことは示されたとのこと。
今後の課題として、男性だけでなく女性アスリートにも同様のことが言えるのか、カフェインの摂取法の違い(たとえばエナジードリンク・ガム・カフェインカプセルなど)がパフォーマンス向上レベルを左右するか、カフェインの代謝遺伝子の違いの影響などの検証が挙げられている。
References: Effects of caffeinated coffee on physical and cognitive performance: Chronotype and time of day study / https://www.psypost.org/caffeinated-coffee-boosts-strength-and-sprint-performance-in-trained-men-regardless-of-chronotype/














カフェインには運動後の筋肉痛を減じる効果もあるのも知られてるから、やっぱり運動に関しての効果はあるんですよね。 でも、それってある種ドーピングでもあるのでちゃんとコントロールしないとってことでもあるので今後を見守りたいと思います。
カフェインって記録が残る限り最初のドーピングの死亡者(自転車競技)をだしていて、その自転車では一応現在はドーピング扱いにしない(経過観察中)ことになっています。 実際、自分でサイクリング中になった筋肉痛も消失した経験からも効果は感じますから安易に大量に取るのは考えないとなと思います。
訂正:勘違いがありました。 伏してお詫び申し上げます。
最初の近代スポーツでのドーピング死亡者が自転車競技→事実
自転車競技のドーピングでの死亡原因がカフェイン→誤認→正しくはトリメチル
カフェインで死亡した人がいる→事実→でも自転車競技じゃなくて単にエナドリ飲みすぎ
要するに手軽に摂れるカフェインであって、記事の通り手軽に効果を得られるけど、飲みすぎないようにねと
カフェインって昔はドーピングの禁止対象だったくらいだし、アドレナリン分泌して一時的にパフォーマンス向上させる興奮剤としての効果は周知の事実だと思ってたんだけどなぜ今更?
それ自体は分かってるけど、今回はクロノタイプで効果に差が出るのか検証したという話では
興奮剤の代表だし、山羊が暴れるし
犬には致命的な効果があるし
コーヒーは胃に来るのでお茶がいいや
裸でホットコーヒーは危ない
👴「わしゃ心配性でのぉ」
自転車通勤だけど、朝カフェイン摂ると明らかに踏み込みのパワーと持久力が違う。
帰りは摂れないし、食事前だからヘロヘロで漕いでる。
一応サイクリストの端くれとして、カフェイン入りの補給食or入ってない補給食(どっちもアミノザウルス)両方使ってますけど、カフェインにそこまで実感するほど効果ないと思いますよ、どっち使っても持久力とか漕ぎ足の力強さって部分では体感的に効果の違い感じない。ちなみにアミノザウルスは単純におすすめです。
体内のエネルギーかなり消耗して頭ボーっとする前に、カフェイン入りの方を口にするか、カフェイン200冴を口にするかして、ボケッとバイク漕がないようにするために使うくらいですかね。安全運転のために使うというか。
アミノ酸自体もパフォーマンスアップに効果あるからね
カフェインは常用しすぎると体に耐性できて効果でなくなるよ。
既に飲みすぎたんじゃないかな。
普段より飲む量多くすればまだ効果出るようになるかもしれないがそれがカフェイン依存症の一歩だんでおすすめしない。
コーヒー1杯飲むと12時間寝れなくなる
>カフェイン入りコーヒー
いやコーヒーには普通カフェイン入ってるもんやろ意図的に無くさない限り
カフェインの語源からして当たり前やん
という記事の趣旨とは関係ないツッコミを入れたくて我慢出来なんだ…
ノンカフェインのインスタントコーヒーがあるやん
と…
↑それがつまり「意図的に無くした」加工品じゃないの?
だから、カフェイン入りコーヒーと書かないとノンカフェインのインスタントコーヒーも対象に入ってしまうじゃないってこと
でもコーヒーはカフェインが入ってるのがデフォルトやプレーンやバニラで
ノンカフェインのほうが後発かつわざわざ表示しなきゃならないんだから
コーヒーと言われてノンカフェインも含むんだと勘違いするほうが変じゃないかな…
ノンカフェインのコーヒーしか知らないで一生を過ごすみたいな人が多数派ってわけでもないし
カフェインならなんでもいいんかな。コーヒーよりカフェイン入ってるお茶とかあるよね。
あと、クロノタイプの説明の段落が変なとこにダブってる気がする…
玉露も相当なカフェイン量らしいので、千利休(推定身長180センチ)もムッキムキだった可能性があるね