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こんなに安くていいの?スペインでアメリカ人観光客が救急車で病院搬送、医療費にびっくり!

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(著) (編集)

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Photo by:iStock
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 アメリカ人の父親が、スペインを観光中に転んで骨折し、救急車で緊急搬送され、適切な治療を受け回復したが、娘のアナさんの気がかりは医療費だった。

 アメリカからの観光でしかも無保険だったため、莫大な金額を請求されるのではと心配したのだ。だがその請求書に目を疑った。救急車も呼んだのに185ユーロ。日本円で3万円ほどと、逆の意味でびっくりするほど安かったのだ。

 知っての通り、医療費がおそろしく高いアメリカではありえない額だ。

 そうした国ごとの医療制度の違いを実感したアナさんが、TikTokにこの経験をシェアしたところ、ユーザーからたちまち反響が巻き起こった。

アメリカ人が驚いたスペインの医療費

 TikTokで話題の投稿は、アメリカ人ユーザーのアナ・オチョア(@thebadmama)さんが明かしたこんな出来事だ。

スペインに観光に来ていた父が、マドリードのレストランを出た時に、階段から落ちて腕を骨折しました。救急車で病院に運ばれて、X線も撮ってもらったのに、全部で185ユーロ(約3万円)しかかかりませんでした。

救急車は無料で、治療費も驚くほど安価でした。この違いには本当に驚きました

 アナさんは1年ほど前にスペインに移住してきたそうで、アメリカから観光に来た父親と一緒に、首都マドリードを訪れていた。

 幸いにも運ばれた父親は検査の結果、軽症と判明。だが、無保険でスペインで救急搬送され、治療を受けたら医療費は一体いくらになるのか。アナさんは気が気でなかったようだ。

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image credit:@thebadmama

 ところが実際の医療費の総額はたったの185ユーロ(約3万円)。アメリカで高額な医療費があたりまえだった彼女は、その安さにとても驚いた。

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image credit:@thebadmama

ヨーロッパのユーザーからも驚きの反応

 そこでアナさんが、この体験を2月20日にTikTokでシェアしたところ、3万5000ものいいねがつくほど共感を呼び、アメリカとスペイン、果てはヨーロッパとの医療制度の違いについて、ユーザーを巻き込むほどの大反響となった。

  • ヨーロッパでは、健康は権利であってアメリカみたいなビジネスじゃないよ
  • 文明がある世界にようこそ!
  • 面白い事実: スペインでは、医療が無料なのでほとんどの人に保険は不要
  • スペインでいえばその額もちょっと高めかも
  • アメリカでは医療費が本当に高すぎて救急車を呼ぶのが怖い。スペインのような制度があればいいのに
  • アメリカが私たちにとって第三世界の国である理由がこれ
  • スペインの医療制度がすごすぎて驚く
  • ベルギーでは市税が救急サービスをカバーしてます
  • イギリスでは手術も入院も無料だよ
  • アメリカの医療制度について考えさせられた…
@thebadmama

When the ambulance bill is cheaper than an Uber ride in LA. 🚑😳 #spainvsusa

♬ original sound – Ana Ochoa
TikTokで開く

アメリカの救急診療費は保険なしで平均40万円

 ではアメリカで同じ状況だとどれぐらいの金額になるんだろう?

 目安として、ヘルスケアサービスサイトMiraの分析によると、2025年にアメリカで緊急外来にかかる費用は、保険なしで平均約2,715ドル(約40万円)を超えると見積もられている。

 しかもこの額は単純な診療レベルのもので、その際に手術や複数のX線検査などを受けると2万ドル(300万円)以上に達するという。

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image credit:pixabay

日本でも一部地域で選定療養費制度を導入

 医療保険制度がある日本では一般に救急車の利用は無料だ。そして6歳以上70歳未満の現役世代が保険適用の治療を受けた場合、負担額は全体の3割となる。

 例えば診察費用が10万円の場合、負担額は3万円。日本の医療費も保険のおかげで安くなる。

 ただ救急車については、重症患者への対応を改善するため、日本でも一部地域で選定療養費制度が導入されている。2024年から三重県松阪市や茨城県で、軽症患者が救急車を利用する際に既定料金を徴収する制度が始まった。

救急車呼ぶか迷ったら?茨城県で緊急性なき救急搬送が全国初の“有料化” 最大1万3200円【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

 料金は、松阪市は7700円、茨城県は最大1万3200円だ。

救急車の利用料もアメリカは高額

 一方、アメリカの救急車事情はというと、時間帯、距離、救急車の規格、さらに州などでも異なるそうだが、利用だけで400ドルから1,200ドル(6万~18万円)にもなるそう。

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image credit:pixabay

 しかし利用料がこれだけ高いアメリカでも、救急車に乗るスリルを味わいたくて350回近くも嘘の緊急通報をした女性が逮捕されるなど、人命にかかわる緊急医療サービスに大きな負担をかける一部の人の迷惑行為に悩まされている。

 そんなわけで今回は、自国を基準にしがちな医療費も、国によって大きな違いがあることが多くのユーザーを驚かせたようだ。

 というか前に紹介したアメリカの高額な医療費を聞かされた時のイギリス人の反応でもそうだったけど、ヨーロッパの人から見ても、アメリカの高すぎる医療費は理解を超えてるみたいだな。

編集長パルモのコメント

パルモの表情、普通

アメリカは自分で保険に入ればある程度はカバーできるんだけどその保険料もとてつもなく高いのよね。その分ドラッグストアで強めも薬も買えたりするんだけど、オバマケアは崩壊したし、医療費問題は今後どうなることやら。

References: Upworthy.com / Matsusaka.mie.jp / Ibaraki.jp

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この記事へのコメント 23件

コメントを書く

  1. テレビでパックンがアメリカの破産者の4割が医療費によるものと言ってた 安易にアメリカの制度に倣ってはいけない

    • +25
    1. そして保険会社が金儲けしか考えてない
      高い保険料とっていざ医療費が必要になったら難癖つけて支払いを渋る
      そして支払い拒否率トップ(30%以上)の会社のCEOを謝罪した男がダークヒーロー扱いで称賛するもの続出

      • +13
    2. 全てを営利にしている国だからね
      少しでも社会主義的な制度には レッテルを貼って排除しようとするからね

      海外の制度を取り入れる、となった時にアメリカからはやめた方が良い
      日本は社会制度的にも欧州の方がずっと近いんだからそっちを見るべき
      なのに海外=アメリカな人がものすごく多い

      • +17
    3. とはいえ、日本の保険制度も
      今のまま10年後20年後も維持できるかというと…

      今既に団塊世代が70代後半で、今後 毎年のように医療費が急速に膨らんでいく見込みだ。一方、今はまだ団塊ジュニアが50代前半と 最も高収入(=高負担)世代として支える側にいるが、あと10年余りもすれば定年を迎え、80代後半~90代の親世代とダブルで支えられる側に回る。その時に支える側の現役世代は、見事な逆三角形の減少人口しか居ない。

      これは金銭負担の問題だけでなく、どの産業にも言えることだが、今と同じレベルの手厚い医療を求めても、それに見合う医療従事者の労働人口自体を確保できなくなる懸念もある。

      自然の摂理の老衰死に向かう過程で「意味あるのかそれ」な無理な延命は控えたり(昔に比べ そうなりつつはある)、機械化できる作業はどんどん機械化して人間の労働者を有効配置しないと、あれよあれよという間に瓦解しかねない。

      • +1
      1. 高齢者の医療費や福祉費を資産別で負担を増やすようにするのはどうかな。高齢者というひとくくりにしてしまっては日本の未来を担う若者達の負担があまりにも多すぎると思う。

        • 評価
  2. アメリカが絶対におかしい
    人の命に関わることを商売にしちゃいかんのよ

    • +41
    1. それがよくわからなくなっちゃってるからサンデル教授の授業がウケたんだろうね
      ちょっと考えれば分かりそうなのに

      • +4
    2.  日本の制度の中にいて日本の制度から見ればアメリカがおかしいと思うわけですが、アメリカ人の多くはそうは思ってないから今の状態なのですね。 現状に異を唱えて通称オバマケアと呼ばれる保険制度も骨抜きにされたのは多くの人が支持する人の合計が小さな政府で全員が保険に入る必要はないという考えだからですね。 スペインの医療費が無料であることは知りませんでしたが、アメリカの裏庭であるキューバも医療費は無料ですがアメリカと仲が悪いのでいろいろ大変みたいです。 いずれせよ多数決で決められるくらい多くの人がおかしいと思わないとアメリカのいろんな制度は変わらないんですね。 医療関係しかり、銃しかり…… 

      • +3
  3. そんなに高いんだ~と思ってググってみたら、盲腸の手術で1日入院したら225万円とか。
    いや~、なんでアメリカ人はこんなに医療費高いのに文句言わないんだろうね。

    • +11
    1. 自己責任論に全員ヤラレちゃってるからだよ貧困層までもが自己責任論を肯定するレベルで
      不思議なことに…あるいは不思議じゃないかもしれないが、生活苦が蔓延るほど自己責任論が幅を利かせるようになる
      日本でもコロナ禍での孤立孤独や倒産で自己責任論が大いに広まったよね…この良くないミームは早急に復旧せねばならんね

      • +13
      1. 貧しいのは自分のせい、病気になるのも自分のせい…ということ?
        逆に最近目にするアメリカの富裕層は、上手く行かないことはみんな回りのせいにしてるような気がする。そんな富裕層を見ているアメリカのパンピーは自分の境遇を甘んじて受け入れ、富裕層を責めないなんて…人間出来てるというか、諦めているというか…。
        アメリカは自由の国だから、自由には責任が伴うってことなのかな。なんか生きづらそうな国だなぁ。
        まぁ、ここは日本人でよかった。

        • +5
        1. あいつが上手くいってないのはあいつ自身のせいって言い合ってるうちにお互いに本当にそうなんだと思い込んでしまった感じかな 相互に洗脳し合ったというか
          コロナ禍でも誰かを救えなかった無力感や誰かに救ってもらえなかった理不尽感を無理やり合理化した結果として自己責任論が広まったと思う
          アイツを救えなかったのはアイツがバカで自滅したからでワタシのせいじゃない、自分だって他人を救う余裕などないのだから他人が自分を救ってくれることなどあるはずがない、救ってくれないなら救ってやる必要などない、そうやって言い訳してるうちに本当にそうなってしまった

          • +3
          1. だからなのかな。
            アメリカの映画はだいたい誰か犠牲になる人がいて、助けるヒーローがいて、傷だらけになるけど最後はハグしてキスしておうちに帰るのよね。
            そういう救ってくれるヒーローを欲して、自分もヒーローに憧れてたり。
            ……なんか、仲間や家族がいてもアメリカ人って実は孤独な人が多いのかな。

            • +3
    2. 昔のカラパイアで、バイクで事故って3日の入院費の請求額が2千万円ってのがなかったっけ?
      破産者の理由の1位が医療費だったはず

      • +5
  4. マイケルムーアの映画「シッコ」(2007年)から何も変わってないんだなぁ

    • +7
    1. 自分も観たよ。
      アメリカ人が隣国へ行って医薬品の安さに涙を流してたよね。

      • +5
  5. 記事とは直接関係ないが、旅行でスペインに行って向こうで病院送りになった知り合いが2人いる。そのせいでスペインは事故に遭うところと、いつの間にか思ってたわ。

    • +1
  6. >イギリスでは手術も入院も無料だよ

    それはすごい事だけど、以前聞いた話では英では地域でかかりつけ医が決まっていて、その先生が許可しないと専門医にかかれないらしく、何度も断られた人が何とか説得して専門医に診てもらったら、命拾いをしたような重病だったそうだ。
    (もしかしたら安易な紹介で、かかりつけ医にペナルティが課せられるのかも)

    今もその制度か分からないけど、紹介状がなくてもお金さえ払えば、大学病院でアメリカほど高額にならずに見てもらえる日本はありがたいと思う

    • +6
  7. アメリカがおかしい?

    なんでそんなことを日本人に言われにゃならんのだ?
    日本の保険は破綻しているくせに

    • -13

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