この画像を大きなサイズで見る鳥が卵を温め続けた結果、孵化してヒナが生まれる。ごく一般的なことだが、このニワトリのお母さんが孵化させたのは、なんとクジャクだった!
途中で絶対気が付いたとは思うんだけど、ニワトリ母さんは、スクスクと成長し、自分よりも巨大化したクジャクのことを大切に育てている。
クジャクの方はというと、刷り込み効果(インプリンティング)もあって、ニワトリ母さんを慕ってそのそばを離れようとしない。自分はニワトリだと思い込んでおり、母さんの懐の中に大きな体をグイグイ押し込んで甘えるのだ。
クジャクの母親が放棄した卵をニワトリに託したところ…
ある農場で放し飼いにされているクジャクが卵を産んだ。ところがクジャクの母さんは先に孵化したヒナたちを連れ、卵を1個残して巣を放棄してしまった。
これじゃ卵がかわいそうと考えた農場主はあるアイデアを思い付いた。抱卵中のニワトリのスーザンの巣に残されたクジャクの卵を入れたのだ。
母性本能に溢れたスーザンは、この卵に違和感を感じることなく温め始めた。
するとどうでしょう!見事卵は孵化し、かわいいヒナが誕生したのだ。
この画像を大きなサイズで見るニワトリを母と慕うクジャク、我が子同然に育てるニワトリ
動物、特に鳥類は、生まれてから最初に見た動く対象を親と認識する「刷り込み(インプリンティング)と呼ばれる特性を持っている。
ピウィと名付けられたクジャクのヒナは、ニワトリのスーザンを本当の母親として慕った。
一方スーザンも、生まれてきた他の子と色も形も全く違うピウィを我が子同然に育て始めた。
甘えん坊のピウィは、スーザンの羽毛に包まれるのが大好きで、常に羽の下にもぐろうとする。スーザンはそれを快く受け入れる。
この画像を大きなサイズで見るニワトリの子として育つクジャクの子
スーザンはピウィを普通のヒヨコと同じように育てた。最初に外へ連れ出し、餌の探し方を教え、ピウィに危険があれば体を張って全力で守った。
夜になると、他のヒナたちと一緒に暖めて眠らせた。
母としてのスーザンの行動は完璧だった。本当はニワトリじゃないことに気が付いていたかもしれないが、彼女はピウィの大きさや姿の違いを気にすることなく、ひたすら愛情を注いだ。
ピウィもまた、スーザンを本当の母親のように思い、ほかのニワトリのヒナたちと一緒に行動した。
この画像を大きなサイズで見る親離れできずに半年が経過、どんどん大きくなっていくピウィ
通常、ニワトリのヒナは2か月ほどで母親から離れて独り立ちする。
だが、ピウィは違った。半年がたち、体がスーザンより大きくなっても、スーザンの後をついて回り、一緒に寝る習慣も変わらなかった。
ピウィは他のクジャクたちを見ても興味を示さない。完全に自分をニワトリの一員だと思っているようだ。
この画像を大きなサイズで見るピウィはどんどん成長し、農場のどの鳥よりも立派な体となった。
だがピウィは自分の大きさにまるで自覚がなく、まだ小さな子供のようにふるまい、争いを避け、他のニワトリに餌を譲ったりした。
ピウィはスーザンがそばにいてくれたらそれだけで幸せなのだ。こんなに大きくなっちゃったけども。
この画像を大きなサイズで見る巨大化したピウィを突き放すことなく、そばに寄り添ってくれているスーザンも、甘えてくるピウィがかわいくてしかたがないのかもしれない。
ピウィは「ちょっと変わった子」かもしれないが、それでもスーザンにとっては愛すべき我が子なのだ。
以下のInstagramの動画は、クジャクたちがいるスペースにはいかず、ニワトリたちのスペースでスーザンと一緒に餌をつついているピウィの様子だ。
クジャクは6か月までが幼鳥期、6カ月~1年が若鳥期、2~3年で成鳥期となるが、ピウィさん、まだまだ大きくなりそうだな。
















托卵?と思ったが、、
ニワトリもクジャクも自分で餌を探すからなあ、、
これぞ誰も被害者のいない事件やな、、
鳥種を超えた母性愛。
きゃわいいと感涙が止まらない・・・!!!
スーザン母さんの羽にくるまって首だけ出してるピウィ、キュン死・・・!
>するとどうでしょう!
→パルモさんの文章ほんと好き(笑)毎回ほほえましいよ!
かわいい(かわいい
子供が刷り込みでサイズ感気にしないのは分かるけど
親も意外と気にしないんだよね
人間でも母ちゃんよりめちゃくちゃでっかくなる息子とかいるしそういう感覚なのかなって
カッコウに托卵された鳥も自分よりでかいヒナにエサ運び続けるもんな
卵の時点では見破られることがあるから
カッコウ側も托卵相手の卵に似た卵を産むよう進化してたりするけど
何故かヒナになると見破られなくなる不思議
卵を排除するのは適応的だけど、雛を排除する行動は学習の誤りのリスクのため非適応的であるという数理モデルはありますね。
Arnon Lotem (1993) Nature volume 362, pages 743–745
実証研究はあるのかないのかわからないです。
同種からしか得られない学びもあるだろうし
他のクジャクとなじめないのは少し心配だが
6カ月たてば変わってくるかな
ニワトリ母さんて子猫とか結構何でも温めてくれるイメージある
雌雄がわからないけど、もしオスだったら他の雌鶏にむかってきれいな尾羽をびろーんてやるようになるかな?
いちおう、動画では「彼女」って言ってるね。
ありがとうございます。 雌鶏に向かって求愛行動をするクジャクというトンチキな風景を想像しましたが、一安心……なのかな。
縄張り意識が強く鳴き声が五月蠅いので鶏の警備員になれそうね
宇宙規模の視点で見たら誤差だからオッケー
不思議なのは、動画の解説の「通常ニワトリは約2ヶ月過ぎでヒナを巣から追い出すのに、
スーザンは後をついて回るピウィーとくっついているし、隣で寝る」。
やっぱ特別な縁なのかな。
独り立ちの時期が違うのが良かったね
みにくいアヒルの子の冒頭部分みたい
いつまでたってもトサカが出てこないしニワトリ的には
まだヒナなのかな?て感じになってるのかな
鶏は本当に優しい。そして思ってるより賢い。
メスは子供達に食べ物を分けてたり、土を掘り返すところを見せて餌の取り方を教えたりするし、オスはメスに美味しいものをプレゼントしたり外敵から守ったりしてくれるし。
いろいろ飼ってみて、犬猫と変わらないよ。
ビーガンにはなれないし、富裕層でもないが、他にぜいたくしないで平飼いの肉や卵を買ってる。(魚が多くて肉は週2なんで)
せめて生きてる間は劣悪な環境でない事を祈って。