メインコンテンツにスキップ

中国企業がボーナスのつかみ取りシステムを採用。15分以内に数えた分だけ持ち帰れる

記事の本文にスキップ

26件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit : Instagram @mothershipsg
Advertisement

 給料は銀行振り込みになって久しいし、電子化が進み「現金」に触らなくても経済活動が成立する社会になりつつある今日この頃。

 それでもやっぱり「札束」とか「現ナマ」とかいう言葉の持つ魅力はなかなか消えないようだ。だがもしボーナスが現金支給で、しかも目の前に札束を積み上げられ「時間内で数えられる分だけ持ってけ!」と言われたらどうする?

 中国のある企業が、旧正月前の総会で、目の前に積まれた札束の山から15分以内に数えられるだけの現金を、従業員にボーナスとして支給したそうだ。

指定された時間内に数えたお札が全部ボーナスに

 近年、経済成長にやや陰りが見え始めたともささやかれる中国だが、従業員に破格のボーナスを支給した企業が現れて話題になっている。

 2025年1月25日、河南省マインクレーン株式会社(河南省鉱山起重機有限公司)では旧正月の春節を前に、2024年度の年次総会を開催した。

 この会場には、大きな長いテーブルが用意されており、その上にはなんと6,000万元(約12億8800万円)もの現金が無造作に山積みにされていた。

 テーブルの両脇には従業員たちが興奮した面持ちで並んでいる。それも当然、このお金はこの日彼らに支給される、年末の特別ボーナスなのだ。

この画像を大きなサイズで見る

ルールは「15分で数えられたお金を全部もらえる」

 この日、この会場に集められたのは「第一線の従業員」たち。そして彼らは、テーブルの上に積まれた現金を、自分の手でつかみ取るのだ。

 ボーナスをゲットするための条件はただ一つ。

15分以内に数えられた分だけ、現金を持ち帰ることができる。ただし、1枚でも数え間違えると、1,000元(約21,450円)が差し引かれる

 つまり、ただお札をかき集めるのではなく、一枚一枚きちんと正確に数えなければならないのだ。

 1度に30人ずつ、従業員たちがテーブルの両側に並び、15分の間に数えられるだけのお札を数える。

 1枚でも多く欲しいのはやまやまだが、間違えると金額が引かれてしまうので、急ぎつつも慎重に数えなければならない。

この画像を大きなサイズで見る
image credit : Instagram @mothershipsg

 この破格のボーナスは、ネット上で賛否両論を巻き起こした。

  • うちの国では絶対に無理だね
  • 中国のボーナスはレベチだね
  • 何て素晴らしいボスなんだ
  • 自分の会社も同じだよ~ただし支給してくれたのはお金じゃなくって、山のような仕事だけどね
  • 中国の新年で、クリスマスのゲームみたいなものだね
  • リアル「イカゲーム」だな
  • これこそが僕の望む「ペーパーワーク」だよ!
    • デジタルワークなのに、いまだに「ペーパーワーク」って呼ぶのは面白いね
  • まるで鶏に餌をやっているみたいだな
  • で、この会社では今求人ある?
この画像を大きなサイズで見る
image credit : Instagram @mothershipsg

一番たくさん数えた人は約215万円をゲット

 伝えられるところによると、この日最高額を手にした従業員は、なんとこの15分間で10万元(約215万円)もの現金をゲットしたんだとか。

 数えるのが遅かった従業員でも、1万元(約24万4600円)以上のボーナスを全員が手にすることができたそうだ。すごい格差だけども。

 また、早めに実家に帰省したなどで、この日参加できなかった従業員には、事前にボーナスを支給しており、全従業員がきちんと受け取れるよう配慮されていたとのこと。

 中でも営業部門の従業員のボーナスは破格で、中には日本円で1億円を超える人も現れたらしい。

 2024年度の同社の総利益は2億6000万元(約55億8000万円)で、そのうち1臆7000万元(約3億6500万円)が、ボーナスという形で従業員に還元された。

 この日ボーナスを受け取った従業員の顔には、笑顔があふれていたという。きっとみんな、良いお正月を迎えられたことだろう。

References: Video: Chinese firm gives employees 15 minutes to grab bonus from table full of cash / 河南矿山豪掷1亿多元发年终奖,不是虚假摆拍就无可厚非

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 26件

コメントを書く

  1. 後ろの人は参加できないし
    数えてる人なんてほとんどいない

    バブル弾けてどん底の中国はこんな動画で中国活況を捏造するしかないのが哀れだ

    • +6
  2. そういやお年玉の金額で現金(硬貨)のつかみ取りで片手で掴んだ分だけ得られるというのをやってる所があると聞いたな

    • +2
  3. バブル時代の日本みたいだ 自分は体感してないけど当時の日本もなかなか狂った事してた話をきくね

    まあ普通に支給してほしいけど…

    • +16
  4. バブルが崩壊する寸前に特有の乱痴気騒ぎを連想させる

    • +22
  5. 日本のバブル期のテレビの視聴者参加番組みたいじゃな

    • +5
  6. 特別ボーナス用かなにかでお祭り騒ぎイベントなら分かるけど
    通常のボーナスがこんな支給方法だったら絶対嫌だな。

    • +13
  7. 間違えても2万円ならとりあえずいくらでも確保したほうが得なんでは

    • +8
  8. 税金の天引きとか、社会保険料差っ引かれるとか中国ってあんの?
    この方法だとひょっとして全部自己申告?面倒くさい。

    • +4
    1. 中国の社会保険料、一応事業主負担分もあるけど
      アメリカもそうだけど高待遇従業員にボンっとお金出すところって
      手厚い保障を受けるには従業員自らが手配しなきゃいけない部分が多かったような…?
      俺、そういうの面倒だから手取り程々でも会社が福利厚生用意してくれた方が嬉しい

      • +5
  9. 景気いいんですわアピール?
    春節はどこにも行かず、300円ほどの朝食を食べて、家族のために残業入れて働く人がたくさんいますってニュースをさっき観たばかり。

    • +4
  10. バキュームカー(もちろん新車。中古は嫌)で全部吸ってしまって
    後はすたこらさっさという卑怯技を駆使したい

    • -3
  11. 乾燥肌に優しくない!
    最高額の人の札束のボリュームを見るに1000元札を使ったのかな
    色々な額面が混ざっていたら意地悪過ぎるか

    • 評価
  12. なんか下品なイベント
    そりゃ俺だってボーナスは多ければ多いほど嬉しいけど、会社が鯉に餌やって集まってくるのを眺めて悦に入っているようで不快だ。

    • +11
  13. 人事評価どうなってるんでしょうか。長い目で真面目に働く人がいなくなりそう。

    • +5
  14. 拝金主義の国らしいイベントだと感じる

    • +3
  15. まあバブル時代の日本も似たようなことはしてた
    実際広い会場に社員集めて札束ばら撒くとかやってるとこはあった

    • +6
  16. イヤな経営陣
    それに現金の信頼性が無い中国札では不安w

    • +1
  17. バブル弾けてから大崩壊するまでの間がこんな退廃的で焦燥感ありつつも楽しげな雰囲気だったように思う。
    バブルあるある聞かされて唇ぷるぷるしてたから、雰囲気は知ってる氷河期世代。

    • +1
  18. 『カイジ』の鉄骨渡りのように、経営陣は影で笑って見ているんだろうな。

    • 評価
  19. まあこういうのが発展途上国っぽいとこなのよな……
    実際発展途上国と主張して、UPUの優遇措置をいまだに受けてるしなあ

    • +1
  20. 上の人たちは自動的に大金振り込まれるのに、彼らは必死に札を数える仕事をしないと手に入らない
    可哀そうすぎる

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。